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第8話、澪との初デート2

京葉線のアナウンスが掛かり、舞浜駅に到着した。

改札を出ると、二人ともしっかりと手を繋ぎながら

真っ先にゲートの方へと向かい先に並んでいた人の後の列に並び、

開園時間の9時まで待つことにした。

その間に二人ともディ〇ニーのことよくわからないので、今のうちに調べておこうかと思い各々のスマホを開いて調べ始めた。


調べているとデジタルの園内マップが出てきたので颯は澪と共有して、

「こことかここも回りたいね!」と初々しいカップルのような会話をしていた。


そのような会話をしているともう開園時間となっており、ゲートが開いていた。

ゲートが開いて人の列の沿っていくとまず、手荷物検査をした。


検査を受ける直前に澪は、

「いつものなら銃の携帯は必須ですが、今日は持ってこなくて正解ですね!

それに持ってきていたら軍法会議に掛けられてもおかしくないですからね!」

と颯の手を澪の近くまで引いて耳元で囁いた。


それを聞いた颯は、澪は当たり前のことを言っているだけのはずなのに

なぜか一つ一つの言動が可愛く聞こえて仕方なく、顔を赤くしたまま全然話が入ってこなかった。


それに見かねてか澪は、

「全く、颯さん!話を聞いてください!」

と小さい子供が親に対して駄々をこねるような感じで言うものだから

可愛くて可愛くて仕方がなかったが、ふと我に返り

(これは、澪を楽しませ、本当の意味での笑顔を与えるためのデート)

だということを思い出し、

「ごめん!話を聞いてなかった」

とまず澪に謝り、

「確かに銃を持ってきていたらやばかったね!」

と言うと澪は、

「そんなに今日の私は可愛いですか?

まぁ言いたいことは後で聞きますからとりあえずディ〇ニーを楽しみましょ!」

といとも簡単に男を落とせそうなあざと可愛く言ってくるので

颯は少しデレながら

「はい!よろしくお願いします!///」

と言った。


そして、二人とも手荷物検査が終わると、次に入場ゲートへと向かった。

入場ゲートへと着くと

普通ならそこでチケットについているQRコードを入場ゲートで読み込むのが普通だが、

一応、颯と澪は軍人なので、電子軍人手帳を係員に見せるとなんと無料で通ることができる。

それが、この世界での軍人に対する福利厚生とも言える。


そのことを知らずに颯は、澪の分と一緒にディ〇ニーのペアチケットを購入しようとスマホを触っていた時に、澪がそっと颯に

「じつは、我々は一応軍人なので軍人を証明できる電子軍人手帳があれば

どこへでも無料で行けるし、しかもVIP待遇が受けられます。このことは先に行っとくべきでしたね、」

と真剣に落ち着いて言ってきたので、颯は、

「え?まじすか、」

と思わず言ってしまった。


そして、そのことを理解した颯は、澪の手を引いて、係員のいる入場ゲートへと行き

二人で電子軍人手帳を見せて入場ゲートを通過した。


「「よっしゃー!念願のディ〇ニー!!!!!」」

とメインエントランスで二人とも喜び合った。

そして、荷物をコインロッカーに預けて早速園内へと入っていった。


まず初めに二人で話し合った結果、美女と野〇”魔〇のものがたり”をやりに行こうと思い、

二人で仲良く手を繋ぎながら「ディ〇ニー楽しもうね!」などと会話しながら向かった。

そこに着くと、もうすでに行列ができていて10分待ちになっていたので、

電子軍人手帳を見せてVIP待遇を受けようかと颯は思ったのだが、

「「これくらいの待ち時間だったら使う必要ないね」」ということになり

10分間仲良く待った。

ここでは、回転するライドに乗り、ディ〇ニー映画『美女と野〇』のストーリーに沿って、音楽とともにいくつもの名シーンを巡る感じのところである。

二人とも初々しいカップルのような感じで「「なんか緊張するね!」」

などと話しているともうアトラクションに乗り込む番になったので、

一緒に乗り込んでアトラクションを体験した。


そして、乗り終わると二人とも

「「結構楽しかったね!」」

と言い、それに続いて澪は、

「本当に映画の世界に入り込んだような感じだったからめっちゃ楽しかった!」

と澪が楽しそうに笑顔で感想を話してきたので、

颯も、「あまりこの物語はわからないけどこのアトラクションは楽しかったね!」

と言って二人の距離はさらに近くなった。


そして、二人でまた話し合い、次にスター・ツアーズをやりに

二人で先ほど体験した美女と野〇のアトラクションについて語りながら向かった。

ここでは、3D映像となった「ス〇ー・ウォーズ」の世界でおなじみの人気キャラクターと一緒に、迫力と臨場感で溢れる宇宙旅行を楽しむことができるアトラクションである。

ここでは、30分待ちになっていたので、ここで初めて颯と澪は電子軍人手帳を見せて

VIP待遇を受けて真っ先に二人でアトラクションに乗りに行った。

アトラクションに乗る前に二人で

「「なんかVIP待遇をうけると罪悪感があるねと」」

と話した。そして、3D眼鏡を一緒に取ってアトラクションを体験した。


体験を終え外へ出ると二人で

「「迫力がすごかったね!!」」

と感想を語り合っていた。


そして、もうだいぶ園内の中も歩いたのでお昼にしようと思い、

颯が澪に「そろそろお昼にしない?」

と提案した。

すると澪は、「朝ご飯も全然食べていなかったので、そろそろお昼にしましょうか!」

というと二人でどこが良さそうか調べて話し合いの結果

セ〇ターストリート・コー〇ーハウスへと行くことになった。


そして店に入り、二人でベイ〇ックスの形をしたご飯にシチューがかけられたシチューライスプレートを注文した。

夢の国なので少し値段がお高かったが、楽しいデートのためならためらいはなかった。


そして、二人とも朝ご飯を全然食べていなかったのでお腹がペコペコだったの料理が来ると

早速二人で手を合わせて「「いただきます!!!!」」

と言って食べた。


デートということもあって二人とも物凄くおいしそうに食べ、あっという間に完食していた。

食べ終わると30分ほど談笑しながら食休みをした。


30分が経つと颯が「そろそろ行こっか」と言って

澪の手を引いて先ほど談笑中に決めたス〇ラッシュ・マ〇ンテンに乗ることになった。


颯と澪は慣れない環境のせいなのかもう既に疲れ果てくたくたの状態なので、

これでアトラクションに乗るのは最後にしようと話し合っていた。


そして、ス〇ラッシュ・マ〇ンテンに乗り場へと向かった。


そこでは、二時間待ちという大混雑していたが、二人で話し合って

「「まぁ今回は仕方がないね。」」

ということになり、ここでも先ほどのアトラクション同様に

電子軍人手帳を使ってVIP待遇を受け、真っ先にアトラクションに乗り場へと向かった。


乗り場に着くと颯が澪に小声で

「実は絶叫系が苦手で、そのなんていうか、その、」

とおどおどしながら戸惑っていると、澪は、

「じゃあ、ずっと手を繋いだままいるので頑張りましょ!」

と励ましてくれた。


そして、二人で手を繋いだまま丸太型のボートの一番後ろの席に乗った。

その間、颯はよほど怖いのかずっと

「怖いよー怖いよー」と澪と手を繋いだまま言っていた。


それに対して、澪は、

「大丈夫ですよ!私が手を繋いでいますから!」

明るくあざとい優しい声で言ってきたので、

颯は、「頑張りますか!」

と言って体験をした。


このアトラクションに乗っている最中に颯は、澪に

「澪は絶叫系は怖くないの?」

とあまりにも自分が怖がっているので思わず聞いてしまった。


それに対し、澪は、

「私は全然大丈夫です!むしろ好きなくらいです!」

と答えてきたので颯は

「まじか、」

と言ってしまった。


しかも、このアトラクションでは、何回も落下するポイントがあるので、

その場所が来るたびに颯は、「キャーーー」

と手が震えながら発狂していた。


それに対し、澪は、「颯さん面白いですね!」

と手を繋いでいる左手とは逆の右手で颯の服を少し引っ張りながら笑っていた。


そして、アトラクションを乗り終えると、颯は少し腰を曲げ膝に手をつきぜえぜえと息切れしていた。

澪は、颯の頭を手で優しく包み、撫でながら

「大丈夫ですか?颯さん?今日のところはあと14時からパレードを見たら帰りましょ!」

と優しいまるで天使のような声で言うと

颯は、頑張って起き上がり、そして、澪に

「パレードを見終わったらもう一つだけ行きたい場所がある。そこだけは絶対に行きたい。

一緒に来てくれますか?」

と少し恥ずかしそうに言った。


すると澪は、「颯さんの頼みと合ったらどこへでも行きますよ!」

とこちらも恥ずかしそうに言っていた。


そして、14時になりパレードが始まった。

どうも!お久しぶりです!水鳥川倫理です!

第8話をご愛読いただきありがとうございます!

こんな中途半端な終わり方で申し訳ないのですが、続きは第9話で書きたいと思います!

今後とも応援よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あと読者の皆さまブックマーク、評価、感想、いいねをよろしくお願いします!

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