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高校生活を楽しんでたら成績が優秀すぎて軍隊の将校にさせられていた件について。  作者: 水鳥川倫理


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11/12

第11話、颯の地元に帰る計画立案。

翌朝になり、朝6時になる起床ラッパで目覚めた。

目覚めると、まずベッドを整えて服を軍服に着替えた。

できるだけ頑張ってしわが無いように服装を整えて顔を洗いにトイレに行った。


顔を洗い終えると自分の部屋に戻って、コーヒーを飲みながら

もうじき上海で軍事作戦の立案の仕事をしなければならないので戦術や戦略の本を読んでいた。


そこには、大昔の紀元前の時代から近代戦争の2034年2月に開戦の第二次大東亜戦争などの敵や味方の戦術が乗っていた。


この本は様々な戦術や戦略が数多く載っており学ぶことがあまりにも多いため大切な場所をノートにメモを書いたり、付箋を貼ったりして勉強していた。

それらの本を熟読していると軍大学の授業が始まる8時半となっていたが、

今日から一週間は授業に出ても出なくてもどちらでもいいらしい。と澪から聞いた。


理由は、上海に着任する準備をしなくてはならないからだ。

なので颯は、授業に出ずに自ら図書室に行き、本を見つけ出してきて勉強をしている。

退屈な授業より自ら学びたいものを学ぶ。それが颯にとっての我流である。


そのような勉強をしていると10時が過ぎており少し休憩をしようと思い、

コーヒーを淹れてタブレットを開いた。


すると、自分は勉強していたため、気づいていなかったが、澪からメールが入っていた。

内容を確認すると、

(私も引っ越しの準備が完了しましたので、いつでも颯さんの地元に行くことができます!できれば、引っ越しの予定が明日の9時の予定なのでそれが終わったら行きたいと考えています!)

と来ていたので、颯は、

(了解!それではそうしよう!

また何かあったら連絡するよ!それか俺の部屋に来て明日のこと話す?)

と返信をした。


(澪が自分の家族と会うことになったけど大丈夫かなぁ?

家の家族と澪仲良くできるかな?まぁ、きっと大丈夫だろう!)

と少し考え事をしていると澪からの返信がすぐに来た。

(では、今から颯さんの部屋に伺います!少しの間待っていてください!)

と来ていたので、颯は、

(了解!)

と返信した。

そして、10分後に澪が颯の部屋をノックして入ってきた。

澪が部屋に入ってくると颯は、

ニヤニヤしながら嬉しそうに澪に近づいて澪の手を両手で包み込むかのように握り

「ねぇ!澪!俺の地元に帰った時に澪とどこかお出かけしたい!どこか行きたい場所ある?」


とまるで子供みたいなおねだりの仕方をしていた。されに対し澪は、

「いいですけど、どこ行きましょうか?

前に話したか覚えていませんが、私長野出身でしかも小さい時にどこにも連れて行ってもらっていないので、名古屋の方は詳しくないのでよくわからないです。」

と不安気になりながらそう答えると颯は、


「じゃ!俺が頑張って色々な場所教えるよ!名古屋は色々な物があって楽しいよ!それか名古屋から少し離れて違う場所行ってみる?」

そう澪に返答すると、澪は、少し悩んだ末明るい声で、

「私、実は京都に行ってみたいとずっと前から思っていたんです!

良ければ颯さんのご家族と一緒でいいので京都に行きませんか?

もちろん!名古屋にも行きますけど!」

と少し我儘が混じった澪の発言に可愛さのあまりに、戸惑ってしまったが、


澪のことを考えてそうすることにした。

そうと決まったところで颯は早速家族に電話を掛けた。

しばらく鳴らしていると颯の母親が電話に出た。

「もしもし!母さん?颯です!」



と電話で話し始めると電話の向こうで母親が泣いていた。

それもそのはず本来なら高校2年生として高校に通っているはずの颯が、軍隊に招集されてから

1回も連絡をしてなかったから母親は寂しいがあまりに泣いていた。

そして、泣き止むと、落ち着いた優しい声で


「どうしたの?颯!軍人としての調子はどう?母さんはあなたが軍隊に行ってから毎日寂しくて寂しくて大変な思いをしていたのよ。そして、今回はどんな電話?」

と不安げな感じで質問してきた。その問いに対し颯は、


「調子はぼちぼちだよ!これで俺さ!移動になったから一度家族に会っておきたくて連絡したんだ」

と答えた。すると、電話の向こうで母親が物凄く驚いていた。


「え?一体どこに行くの?さすがに国内だよね?」

とあまりにも驚きすぎて動揺しながら話していた。

そのあまりにも動揺していることを感じ取った颯は、あまり言いたくはなかったが、渋々話し始めた。


「あまり言いたくはないのだけど。実は、中国の上海に移動になった。詳しくは帰ってから話すよ。」

と正直に話した。それを聞いた母親はさらに驚いていた。


母親は「上海なんて、危ないところでしょ!それでも行くの?」

と少し焦った様子で返答していた。それに対し颯は、


「大丈夫だよ!そこは今、日本軍が統治しているし、あとそこでの仕事は作戦の立案だから前線には行かずにすむから大丈夫!あんまり心配しないで!」

と母親を元気付けるつもりで返答した。

すると、嫌々ながらも母親は上海に行くことを了承し、次に本題の名古屋に帰る話題になった。


「じゃあ颯!いつ帰ってきて何する予定なの?」

と母親は安心した様子で颯に聞いてきた。

すると。颯は、

「そうね、明日の新幹線で名古屋に副官を連れて帰ろうと思う。できれば俺の副官の澪も一緒に泊めてほしい。あと、学校に挨拶にしに行ったり、京都へお出かけしたいからよろしく頼む。」

と母親にお願いした。すると、母親は再び驚いた。

「颯に副官?それはすごいねぇ。じゃあその副官も泊めていいから満喫しなさいよ!じゃあまた、明日名古屋に来た時に話しましょう!」

と母親が言い終わると電話は終了した。


電話が終了すると、颯は、澪に、

「じゃあ!明日引っ越しの業者に荷物預けたら早速新幹線に乗って名古屋に行こう!」

とまるで小さい子供を連れてお出かけするお父さんみたいに元気よく言うと、


澪は、「そうですね!さっさと荷物預けたら名古屋に行きますか!なんかこういう颯さんて、可愛いですねw」と彼女が彼氏をからかうかのように笑っていた。

すると、颯は、「だって久しぶりに家族に会えるのだからテンション高いよ!あと、澪にも紹介するから楽しみにしていてね!」と言うと澪は、


「じゃお言葉に甘えて楽しみにしています!」

と可愛げに言った。


すると、もうあっと言う間にお昼の時間になっていたので、仲睦まじ気に二人で食堂へと行った。

食堂に着くと、またしてもバイキング方式だったので、

お盆の上にお皿を乗せて各々好きな食べ物を食べたいだけ取った。


颯は、ミニハンバーグや生姜焼き、からあげ、肉団子、など見るからに茶色の食べ物ばかり取っていた。一方で澪は、野菜サラダや白身魚の煮つけ、納豆に味噌汁にご飯といったいかにも健康的な食べ物を取っていた。


そして、お互いに席に着くと、二人そろって

「「いただきます!!」」

と言って食べた。


澪が健康的な食べ物を食べている一方で颯は、見るからに終わっている食生活をしているのでそれに見かねた澪が、「颯さんの食べ物茶色の物ばっかですねw」

と不覚にも笑ってしまった。


すると、颯は、澪の食べているものを見て、「すげー健康的な食生活をしているねw」

とこちらも笑っていた。


それだけお互いのことを気にしているので本当に他から見たらまるで付き合い始めたカップルのような会話をしていて、二人の空間だけがまるで別世界化のような感じの食堂になっていた。


二人とも食べ終わると、仲良さよさそうに二人で颯の部屋へと戻っていった。


部屋に戻ると、食後のコーヒーを淹れて二人とも軍から支給されたタブレットを開き、名古屋や澪が行きたがっている京都の観光地をコーヒーを飲みながら調べていた。


すると、澪は、

「名古屋については、名古屋港水族館、熱田神宮、名古屋城に行ってみたいです!

京都は、祇園・東山に行って次の日嵐山に行きたいですね!颯さんはどう思います?」

と聞くと、颯は、

「そうだね!できるだけ回れるように計画を立ててみるよ!まぁおそらく初日と二日目が名古屋だとしたら3日、4日目は京都になってそしたらもう上海に行かなくてはならないから、忙しいかもしれないけど計画立ててみる!」

と言って澪のためにも今日中に計画を立てようと頑張ろうとしていた。

すると澪は、「いや、私が計画立てますよ!前回のディ〇ニーの時に計画を立ててもらっているのでそのお返しとして今回は私にやらせてください!」

と言って颯も少し疲れていたので今回は澪が計画を立てることになった。


そうと決まると澪は早速計画を立てに

「それでは、私は、部屋に戻って計画を立ててきます!」

と言って部屋を出て行った。



少しして颯は、(大丈夫かなぁ、澪、名古屋にあまり詳しくないって言っていたけれど、まぁ澪が行きたい場所を最優先に考えてくれていたら嬉しいかな!)

と少し不安ではあったが、澪に任せることにした。



そして、明日の朝になり、いよいよ引っ越しが始まり、二人で名古屋の颯の実家に帰る!

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