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高校生活を楽しんでたら成績が優秀すぎて軍隊の将校にさせられていた件について。  作者: 水鳥川倫理


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10/12

第10話、颯に対する移動命令。

今日は日曜日なので普段6時になる起床ラッパは鳴らなかったので7時くらいに目覚めた。

目覚めるとまず軍服に着替えて髪をセットして、身だしなみを整えて防衛省の食堂へと向かった。


食堂に着くとバイキング方式の朝食になっていたため、

鮭やスクランブルエッグ、ウィンナー、白米に味噌汁をお盆に乗せて

空いている席に座った。


そして、手を合わせて「いただきます!」と言って食べた。

(もうじきこの食堂や大学、そして、日本とも副官の澪ともお別れか。

向こうでもしっかりとやっていけるのかが不安だ。)


と思いながら、食堂のご飯をゆっくりと噛みしめながら食べていた。

食べ終わると食器を返却口に持っていき自分の部屋に戻った。


自分の部屋に戻って、ゆっくりと過ごそう思いコーヒーを淹れた。

そして、椅子に座り、タブレットで情報を得ながらコーヒーを飲んでいると、

澪から一つのメールが入っていた。


メールを確認すると、

(おはようございます。澪です。昨日話した通り、今日は鮫嶋大佐のところに行って今後の予定や上海での着任の内容を確認しなければなりません。今日の朝の9時に鮫嶋大佐のところへ伺いますとメールを送信してあるので、8時半ころに颯さんのところへ向かいに行きます。そして、今後のためにも一緒に行きましょう!よろしくお願いします。)

と来ていた。


すると颯は、澪に

(了解しました!一緒に着いてきてくれるということなので安心していけます!

本当にありがとう!)

と返信をした。


返信を終えるとまた再びコーヒーを飲みながらタブレットを見て情報を得ていた。


そんなことをしていると気づいた時には澪が来る8時半となっていた。

そして、ノックする音が部屋中に響き渡り、

「失礼します!」

といつものように元気な明るい声で澪が部屋に入ってきた。


部屋に入るとそのまま颯のそばに行き、一回深呼吸をしてから

かしこまった感じで

「颯さん!短い間でしたけど、ありがとうございました!

これを受け取ってください!」

と何かを差し出してきた。


いきなりの出来事で唖然としていたが、

「ありがとう!澪!」

と言って受け取った。

中身を見ると手紙とお高そうなブレスレットが入っていた。


それを見た颯はさらに驚いてしまった。

「澪!本当にありがとう!いいの?こんなにお高そうなブレスレットをもらって!」

とあまりにも嬉しくて喜んでいたのは束の間。


時間が30秒、1分と過ぎていくとプレゼントをもらった嬉しさと

別れを惜しむ悲しさが混ざった涙が零れ落ちてしまった。


「あれ?なんで泣いているのだろう。澪からもらってこんなにも嬉しいのに、」

と颯はたくさんの涙を流しながら泣いていた。


それを見た澪は、

「颯さんが喜んでくれて私は嬉しいです!向こうでも頑張ってくださいね!

ずっと、ずっと応援してますから!」

と颯の頭を撫でながら澪自身も寂しさのあまりに泣いていた。


お互い泣き止むと、颯は澪からもらったブレスレットを左手首に着けた。

颯は澪に「手紙は一人の時にじっくり読むよ!」

と言って澪と少しばかり雑談を始めた。


気づいた時には、8時45分になっており二人で急いで鮫嶋大佐のところへと向かった。


鮫嶋大佐の執務室の前の扉に着くと、澪がノックをした。

鮫嶋大佐の低い野太い声で

「入れ!」と言われたので、

二人で「「失礼します!!」」

と言って入った。


二人で隣同士の席に座ると、鮫嶋大佐が話し始めた。

「早速だが、本題に入ります。

まず、颯くん慣れない環境で短い間だったけど君には中国の上海で、軍事作戦の立案の仕事についてもらうことに決定した。本当に申し訳ないけども、上層部が直々に決定したことだ。頑張ってこの日本の状況を打開してくれ。」

と言われると颯は、「はい!」と元気よく返事をした。


「そして、飛鳥馬大尉。君には再び颯くんの副官に着任することが決定した。

上海でも颯くんのサポートを頼む。話は以上だ。また何か質問があったら連絡してくれ。

そして、今から一週間後には上海で仕事をしてもらうようになるからそれまでに引っ越しの準備や身辺整理をしておくようにでは、解散!」

と低い大きな声で、解散と言われたので

「「ありがとうございます!!」」

と言って席を二人で立ち上がり、ドアの前に行くと二人で

「「失礼しました!!」」と言って部屋を後にした。


二人が部屋を出ると鮫嶋大佐はにこやかに席を立ちあがり、

窓を開けて、空を見上げながら

「「二人ともお幸せに!君たちがお付き合いするのは時間の問題だと軍の中で噂になっているよ!

このまま最後まで行って幸せになってくだされ!」」

と自分の執務室で呟いた。


一方で部屋を後にした二人は、

「「これからも、よろしくお願いします!!」」

と仲良さげな感じで話しながら颯の部屋に戻っていた。


部屋戻ると、颯は、

「俺はこれからどうすればいい?荷物の整理とか、引っ越しとか、もろもろの行動とか」

と澪に聞くと、

「そうですね、まずは荷物の整理についてはいるものといらないものを分けて段ボールに入れてそうすれば、あとは引っ越し業者が運んでくれると思います。ですが、早いうちにまとめて運んでくれないと向こうに着いてからは何もない状態でスタートになるので注意が必要ですね!

あと行動については、ご家族や元々通っていた高校の先生や今までお世話になった人に挨拶とかしてから一緒に飛行機に乗って上海に行きましょう!

大体そんな感じになりそうですがいいですか?」

と慣れた様子で話していた。


このことを聞いた颯は、

「そっか挨拶回りも必要だよね!あ、そうだ!」

と何かを思いついた颯は、澪に

「せっかくだし家に寄ってみない?そして、良かったら俺の通っていた学校に来てよ!」

と思い立って言ってみた。


すると澪は、少し迷っていたが、

「私も颯さんの副官のわけですのでご家族には一度会ってみたいですね!

あと学校は行ってもいいのでしたら行ってみたいですね!少し挨拶も兼ねてね!」

と澪が返事をしたので、

颯は、「いつ頃行きたい?出来たら上海に行く2~3日くらい前には行きたいけど」

と澪に聞いてみた。


すると澪は、

「まぁ、そのくらいが妥当ですね!その前に引っ越しの準備が終わればですけどね!」

と返した。


それに対し颯は、「よっしゃー!引っ越しの準備頑張るぞー!」

と言って早速引っ越しの準備に取り掛かった。

それを見た、澪は、「じゃあ、私は引っ越し業者の手配と自分の荷物の整理をしてきますね!」

と言って颯の部屋を出て行ってしまった。


そもそも颯はここにきてからわずか一週間なので颯の荷物自体はそこまでなかった。

3時間ほどで荷物を整理し終えたので、再びコーヒーを飲んでタブレットで情報を得ながらゆっくりとしていた。


荷物の整理を終えてから2時間くらいが経ったくらいで、澪が、また颯の部屋に戻ってきた。

すると澪は驚いた様子で「え!もう荷物の整理終わったのですか!」

と言ってきたので、颯は、

「まぁ、ここにきてまだ一週間だったから荷物が恐ろしいほど少なくて俺自身も驚いた!」

と仲睦まじい感じで話していた。


そして、澪が真剣な面持ちで、

「引っ越しの日程が2日後くらいになりそうだったので来てみたのですが、もう終わっていたので良かったです!あと引っ越しが終わって上海に行くまでの時間は颯さんの地元で過ごしますか?過ごすのでしたらそちらに持っていく荷物も用意しないとなって思っていますが、どうします?」


それを聞いた颯は、

「そうだね!澪が俺の地元にいて嫌じゃなかったら、しばらく向こうで過ごそうと思ってる!」

と言うと澪は、

「じゃあ、颯さんの地元に行くための荷物も用意しときます!あと、一応軍服もお忘れなく!」

と言ってまた、颯の部屋を出て行ってしまった。


そして、夕食の時間になったので、澪を誘おうと電話を掛けてみた。

2コール目で澪が、「もしもし、颯さん!どうしましたか?」と電話に出たので、

颯が、「一緒に夕飯でもどうかなーと誘いたいのだけど今空いてる?」

と誘ってみた。すると澪は、

「今引っ越しの準備をしていて忙しいけど、今ならいけます!丁度休憩がしたかったので!」

といつものように優しい声で返答してくれた。それに対し颯は、

「じゃあ、防衛省の食堂で待っているよー!」と返答した。

そして、澪は、「了解です!少し遅れそうですがすぐに行きます!では、失礼します!」

と言って電話を切った。


そして、颯は食堂へ向かい澪を待った。

しばらくたち澪が来ると一緒に食券を買った。今回は二人ともお揃いのオムライスを注文した。


そして、オムライスを受け取ると一緒にいつものように

「「いただきます!!」」と言って食べた。


朝ご飯は一緒に食べられなかったので、ここで少し雑談をしながら仲がよさそうな感じで食べた。

そして、食べ終わると澪は、

「私はこれで引っ越しの準備があるので失礼します!また、一緒に仕事をしましょうね!」

と元気よく手を振って澪は、自分の部屋へと戻っていった。


澪を見送った颯も自分の部屋へと戻った。

そして、防衛省の大浴場へと行きお風呂に入った。ついでにお風呂に入っている間に洗濯もした。


お風呂から出ると洗濯物を回収して部屋の戻って、

洗濯物を干し終えると、ベッドの上で少しタブレットでニュースを見て

(このベッド寝るのもいよいよ終わりかぁ)と思いながら寝た。

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