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らくがき

らくがき⑥~これからのこと考~

作者: 山本大介

 いや~参りました。私の会社が休業して一か月が経とうとしています。

 おかげ様で穴熊生活が続いております。運動不足にストレスで体重増、中年なのににきびが出来ました。血圧もちょい高めだし、いいとこないなあ。


 時間があるおかげで、小説や文は書けています(出来はともかく)。また、なろうみなさんの作品も読ませていただいております。

 是日々、精進(笑)ですね。


 今回は私の仕事と状況について考えていきます。休業再開もあと少しと思いますので(期待を込めつつ)。

 別作品の中で述べていますが、私の職業は船頭です。

 福岡県柳川市で川下りの船頭をさせていただいています。それから小説家を夢見る中年でもあります(苦笑)。

 現在、私達の会社は休業中です。と、らくがきで何度も述べていますね。


 ここからはいち船頭(ようやく一年目)の考えと展望を書いていきます。出来るだけ冷静かつ常識的になるよう心がけます。


 ご存じの通り(知らないかな?)柳川川下りには多くの観光客のみなさんが来ていただいております。

コロナ渦前は多くの外国のお客様が見えられていました。

 正直な所、日本のお客様、外国のお客様の割合は7対3、ひょっとしたら、それ以上かもしれません。

 川下りいや柳川の観光は外国のお客様あっての所がありました(他の観光地もそうでしょうが)。


 政府の観光推進政策により、数年で観光業は急激に伸びたそうです。そして今年行われるはずだった東京五輪にてその政策は大きく花開くはずだったのですが、ご覧の通りです。


 誰もがまさかの事態、予期せぬこととなってしまったのです。

 コロナが言われた当初は一過性のものだろうと、私達は楽観視していました。

 しかし、一日一日と日を追うごとに状況は悪化していきます。


 豪華客船で対岸の火事ではないことを知り、志村けんさんの死でウィルスの恐ろしさに気づかされ、それからも、ものすごい速さで感染者が増えていきました。あたり前だった世界が変わってしまったのです。

 そして緊急事態宣言。川下りは休業となります。


 かなり本題から横道に逸れてしまいました。

 ウィルスの恐ろしさ反面、経済活動も行わなければ、未来はありません。勿論、観光業も。


 現在、福岡県は感染者の数はかなり少なくなっています。ひょっとしたら早い内の宣言解除もあるのではと思ったりします。

 しかしながら、川下りは観光業、不要不急の外出と言われれば、不要不急となってしまいます。そう最先鋒ですね。


実は文を書く前には、五月中頃の川下りの再開ありそうだなと思っていたのですが、考えている内に自信がなくなってきました。

しかし六月から再開は間違いないと確信しています。そうしないと大変です。福岡の現状(このまま行けば)を合わせれば出来るでしょう。そう信じたいです。


 柳川川下りは柳川観光のシンボルです。そう簡単に倒れることはないと思っています。

 ただ再開後、しばらくは厳しい状態が続くでしょう。


 海外のお客様が来ていただくのは、まだ先の話となると考えます。ワクチン等の安全性が確保されなければ、海外のお客様の復活はあり得ないでしょう。いつ賑わいは戻るんでしょうか。


 しばらくは、日本のお客様、在日のお客様に来ていただくことになると思います。

 しかし宣言明けで自粛ムード、おまけに梅雨(この時期、川下りのお客様は少ない)、それに経済の復活が最優先事項でしょうから、観光に目が向けられる余裕があるのか等々。と、どのくらいのお客様に来ていただけるんだろうと思ってしまいます。

 全盛期の三割(いかない)と考えると暗澹とした気持ちになります。船頭の人員に余剰が生まれ、そうなるとどうなるのだろうと(会社の裁量もありますが)考えてしまいます。


 来ていただく為、川下りの質やサービス向上は勿論ですが、こればかりは宣言が解除になって、蓋を開けてみなければ分かりません。どのくらいのお客様が来ていただけるのか、それに対応していく為にはどうしていったらいいのか。

 その時、川下り、会社、船頭やみんなはどうなっているのか不安ですね。


 結局は、私は船頭としてやるべき事をやるしかないのですが・・・。

 前を向いて、来るべき時に備えて、準備をしっかりとします。

 その日にきっと笑顔で笑っていられるように。

 少し、考え心がまとまりました。ありがとうございます。

 

 解除が明けて、少しずつ日常が戻ってきたら、もし良しければ川下りに来てください。


 心、元気に過ごしましょう。


                               20200512



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