表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
28/48

第28話:倉庫の精霊と曰く付きのテント

駄目ですね…更新速度がまるであがりません…。夏休みですが来年は受験生ですし、ちょっと速度アップはキツいですが頑張りますので応援宜しくお願いします

「えっと。取り敢えず今日はここで我慢して下さいね♪」


「下さいね♪ じゃない!! ううっ、実は次回になったら家が直っているというギャグならではの展開に期待していたのにっ!!!」


そんな都合の良い事あるわけないっと。あ、雫です♪ 大家さんとちょっとノリで破壊しちゃった家の代わりに倉庫の精霊さんには私の部屋に来てもらってます。ちなみに反省はしてませんよ? だって楽しかったですから。ちなみに倉庫の精霊さんの名前はそのままです、玲ちゃんがそう呼んでるんだからそうなんです


「うーん、そんなに私の部屋が気に入りませんか? でも、大家さんの所は逆に辛いですよ? ……まさか玲ちゃんの所が良かったなんて言うんじゃないですよね………殺しますよ?」


「い、いや、あの玲とか言う者の所が良かったわけではない!! 殺気を出すのは止めろ!!!」


ふん、玲ちゃん親衛隊が排除する前に私が排除します。ミュウちゃんみたいなのは事故として仕方なく受け入れましたが、これ以上玲ちゃんの所に人が増えて欲しくありません。ブラコンの姉的立場の私としては玲ちゃんに彼女が出来ても出来なくても複雑ではありますが、やっぱり出来ないに越した事はありません。その内私が貰えば良い事ですからね


「ただ妾が申しておるのは部屋の装飾で…こんなにごちゃごちゃしててよく人が住める…」


「うるさいですね、そのしゃべり方止めてください。玲ちゃんにうつったら死刑ですよ」


「なっ、わ、妾のしゃべり方くらい妾が…」


「駄目です、玲ちゃんに悪い影響がでます。作者の更新スピードが遅くなります。標準語で話しなさい」


「ぬ、ぬぅ…」


まったく、松竹梅に住むならそれくらいして貰わないと。私も外国行ってた時の鈍り全部直されたしね


「し、しかしな、標準語等話した事が…」


「そうねー。と、いうより一般常識も欠けていそうだし」


仕方ないなー。少しテストをして見ますか


ドサッ


「これが何か分かる?」


「む…何じゃその人形は…見た事もない」


「はぁ…やっぱり知らないのね。ミュウちゃんなんかちゃんと知ってたのに…。これはね、今大人気の『鬼畜幼女七菜子8歳』の等身大モデルよ。そうね、これ一体に百万は軽く飛ぶわ」


「こ、これに百万…金か宝石でも入っておるのか…?」


「宣伝用に5体作られただけなの、常識よ、常識。ちゃんと覚えておきなさい」


えっと次は…


「雫、夜分にごめんねー。ちょっと聞きたい事が……」


「ああ、神楽ちゃんどうしたの?」


また窓から入って、困った子ねー。玄関のドロボウ排除装置の効果が見れないじゃないの


「いや、さっき爆発があったから……ってお客さん?」


「違うわよ、この人…って人じゃないけどね。松竹梅の新入りで私と相部屋の倉庫の妖精さん」


「む、初めまして」


「…………」


あらあら、神楽ちゃんあんまり機嫌良さそうじゃないわね。今不機嫌になったのかも知れないけど。


「新入りって…大丈夫なの? 我等が母に悪影響なんてないわよね?」


「もう、心配性ね神楽ちゃん。大丈夫よ直させるから、一般常識も今教えているわ」


「い、一般常識って…また変な知識教えてるんじゃないでしょうね? 私の時なんか、雫が一般常識だっていうから普通にその知識を友達に披露したらドン引きされたわよ」


「ああ、それは一般常識でなく神楽ちゃんにドン引きしたのよ、安心しなさい」


「何も安心出来ないわよ…」


神楽ちゃん本気で信じてたんだ。可愛いなぁ、玲ちゃん程じゃないけど


「ちなみにあの爆発はなんだったのよ。またここの大家さんが暴れたの?」


「神楽ちゃんはあの人を化け物か何かと勘違いしてるわね。大差ないけど」


「雫も大概酷いわよね。一応ここの住人でしょ?」


「ここの神は玲ちゃんだから玲ちゃんだけ敬っとけばいいの」


大家さんは結局なにもしないしね。


「あ、あの…」


「あれ、どうしたの倉庫レスさん」


「…レスさせたのは何処のどいつじゃ…」


「口調を直せって一回言っても分かりませんかねー?」


「む、無茶苦茶じゃ!! と、とにかく、妾は外で寝る事にするよ。ここでは眠れそうにない」


「驚いた、貴方レス願望でもあるの?」


「そんな物はない!!」


どっちなんだろうなー。でも外でなんて流石に可哀相だし……あ、そうだ確かここら辺に昔の名残が…。


「はい、これ」


「ん、なんじゃこれは?」


「テントと寝袋です」


「なんで都合よくそんな物があるのじゃ?」


「昔、大家さんから玲ちゃんを取り上げて拉致った時に野宿で使ったんです」


「……あやつも不憫よの…」


玲ちゃんは完璧被害者ですからね。でも玲ちゃん独り占めの時間は素晴らしかったですよ。まだ幼かった玲ちゃんをカイロにしながら過ごした一夜は大切な思い出です


「では、妾は外で寝るぞ」


「いってらっしゃい。狼に気を付けてね」


「……出るのか…?」


「昔に玲ちゃんを拉致った時には6匹の集団で出ましたよ。玲ちゃんが眠そうな声で邪魔って言ったので一人残らず病院送りにしましたけどね」


「そ、それはそれは御愁傷様で…」


神楽ちゃんだって同じような事してたのに何ですかその眼は、ちなみに狼ってのは比喩ですよ


「まぁ松竹梅の敷地内なら大丈夫ですよ」


「ああ、分かった…」


バタンッ


「家の前でテントをはって住むなんてまるでギャルゲーのヒロインね」


「何ていうか…またあくの強いのが増えたなぁ……はぁ……」


「なんで溜息付くんですか神楽ちゃん、楽しくて良いじゃないですか」


まぁ、最近増え過ぎてる感はありますが、そこは我慢しましょう。大人ですからお酒は飲めませんけど

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ