気持ちを届けること
私は気に入った作品、最後まで読んだ作品には、必ず感想やレビューなどを書くことにしています。
評価は……それほどつけていませんが(苦笑)。
ですが、時間がないときに感想代わりにつけるときがあります。
というのも、こちらの小説家になろうで、日々、素敵な作品に出会えています。
その感謝を込めて、ちょっとずつではありますが、気持ちを伝えようと思っています。
それが、作者さまの心に届いているかどうか、私にはよくわかりません。
ただ、出会ったこと、それに感謝していること、楽しかったこと。
それらをちょっとでも感じていただければと思うのです。
なので、必然的に私の感想やレビューはそれの準じたものとなります。
誤字とかは、覚えている範囲でお伝えしますが、それ以上は書きませんし。
私の伝えたいのは、「楽しかったことの感謝」ですから、それに比重をかけることはありません。
ここには、たくさんの方が集ってきます。
凄まじい情報量に基づいた素晴らしい小説。
勢いに任せたけれども、ノリのいい小説。
人々を引き付けてやまない小説。
いろいろな小説が読める場所です。
素晴らしい物語にも出会えますが、たまには……うーんと唸ってしまうような作品に出会うこともあるかもしれません。
かといって、その小説に文句を言うのは、お門違いですよね。
なら、その作者を成長させるために、アドバイスをしようと考えるのも、一つの方法かもしれません。
でも……その前に、ちょっと考えて欲しいのです。
ぜひとも、そういうアドバイスを送る際は、書き込む前に、別のテキストエディターなどで作成し保存し、翌日、もう一度、読んでいただきたい。
その際は、必ず「相手の立場になって」読んでいただきたい。
そして、再度、もう一度、作品を読んで、作者のページや感想欄などをチェックしていただきたい。
作者はそれを欲しているでしょうか?
私が言わせて貰うと、98パーセントは、「NO」だと思います。
作者が欲しいのは、感想です。
読んでどう思ったか。
もっと言うと、「とっても楽しかったです!」「応援しています!」
自分を応援してくれるものが欲しいはずです。
もちろん、批評や酷評もたまには……そうエッセンスのようにあるのであれば、いいかもしれません。
その方がリアルな現実というものを感じられるかもしれませんね。
ですが。
あなたは、それを貰って嬉しいですか?
そして、伝えることの難しさを知ってください。
文章で気持ちを伝えるのは難しいです。
時には誤解を生んでしまうときもあります。
画面の前には誰もいません。
ですが、ネットを通じて、作者という「生身の相手」がいること。
その方が、感想を貰って、どう思うのか。
私は笑って欲しいから、喜んで欲しいから、文章を書いています。
必要であれば、批評とかもするときもありますが、必要なければ、そんな面倒な(笑)ことはしません。
本当に伝わっているかわかりませんが。
少しでも伝わることを願って。




