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夕闇と馴染んでゆく

作者: 檸檬
掲載日:2025/11/19

風の夕暮れに ゆったりと音楽を聴きながら


洗濯物を畳む時間もゆったりと流れる


冷たい風に夕闇は一枚一枚濃くなってゆく


明るい照明から小さなランプだけにする


自分の影は大きく映る部屋の白い壁


静かな場所でわたしは小さく灯され


自分の想いは大きくなる


欠点ばかりが目立ってしまうふたりだね、と


そんなことをいいながらほうじ茶でも飲みましょうか


伝えなきゃ、また、嬉しかったこと悲しかったこと


台所はあらゆる五感を使うから


些細な痛みも暮らしに馴染ませてゆける場所


台所に立って、どんな風に仕上がるのだろうと、

想うだけでもいい時間だ


豚汁の美味しい季節になってきたね


根菜を沢山入れたら音も歯ごたえも楽しいね


土の中にいた野菜達だ、なんだか親近感を覚える


そういえばあのひとの即興料理はいつも噛めば噛むほど色んな味が深まって、実は食べながら知らぬ間に泣いていたりする


お陰様で最近貧血や立ち眩みはないくらい


鉄のフライパンを使ったり


南部鉄器の急須だったりするのかな


ほうじ茶の香ばしさが紅く滲んでゆく


夕闇深まってゆく まだ、風 冷え切らない温度が伝わってくる







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