情報屋天狗と自称街の自警団情報屋の会話
閲覧ありがとうございます。誤字はステータスです。
午後9時。
「はあ…。はぁ…。着いた…。よりによってこんな忙しい時に呼び出しを食らうなんて…。」
都会の栄えたところの外れにある廃墟ビル。
「来ましたか…。遅いですよ…?非戦闘員なのに戦いに巻きこれた自称街の自警団の情報集めさん。」
そいつはニヤリと笑い俺の方を見る。
「時間ピッタリだろうが!それにお前も非戦闘員みたいなもんじゃないか!鴉天狗!」
俺は最近、情報のやり取りをするようになった鴉天狗に呼ばれていた。俺は深呼吸をして心を落ち着かせ話し出す。
「てかお前から呼ぶなんて珍しいな。どうした?」
「いやー。あなたがとても暇そう・だ・か・らお話し相手になってあげようかと思って〜。」
そう近づき身体をあてに来る。
「あぁ!そうですか!そうですか!」
俺は咄嗟に身体を振り払う。こいつスタイルいいしであんまり直視出来ん…。
「はぁん…。ひどーい…。」
「うるせぇな!」
俺はそいつに怒鳴る。
すると天狗は胸ポケットからタバコを取り出す。そして俺の方に視線をやり合図をしてくる。
「・・・。あー。わかったよ。」
俺は天狗に近ずきライターで火をつける。
すると天狗はある事に気づく。
「あれ?私のあげたライターじゃない?どうして?」
「あぁ…。実は最近あった戦いで拳銃で撃たれた事あって…。その際にライターが弾の貫通を防いでくれて…。助かった。」
「…。そうゆう事ね…。」
すると天狗は俺に抱きついてきた。
「ぬぉ…!」
俺は埋もれた。
「良かった…。無事で…。」
そこから数秒…。抱きつかれた。
「あの…。離れてくれませんか?」
「あら…。ごめんね。」
そう言って天狗は離れた。
俺は振り返る。
「あら?どうしたの?」
「今お前と話をするほど状況が良くない。俺は帰られせてもらう。」
「私がそんな大変な時にタバコの火をつけさせて抱きついて帰らせるわけないじゃない…。」
「何?お前情報持ってるの?」
俺はUターンをして天狗に近づく。
「近い近い!まぁ1回離れて!」
天狗は1呼吸起き栄えてる方の街を見る。
「最近良からぬ者が街に入ってきてる…と情報が入りました。」
「…!?人数は…!容姿は。いつ。あと色々だ!」
「5人…。容姿は不明。あなた達が戦っていた時…。」
「!?気づかなかったのか…。そういえば松木も出張ってたから結界は貼られていなかった…。その時にか…。」
「いいえ…。結界は貼られていました。」
「え?どうゆう…?」
「松木さん話そんなに甘い人じゃない…。少なくともあなたより。」
「余計なこと言うな!」
「結界は張ってありました!」
「…。張ってあった…。ならどうして結界の破り中に入れた?松木さんや!俺たちに気づかれないように!」
「裏切り者がいるかもしれない…。としか…。」
1番ありそうで1番考えたくなかった事…。言いやがった。
「そうか…。その情報感謝する。」
「ふふふ…。感謝されるのは嬉しいわ。」
「どうだ?街に出て飯にでも…?」
「…。いいや…。断るわ。それにあなたはやる事ができたでしょ?」
「…。確かに…。まぁ。情報のお礼はまた後日…。」
すると天狗は首を傾げ考えて口を開いた。
「ならタバコある?」
咄嗟に言われた。
「タバコ持ってない!」
「20歳過ぎてますよね!?」
びっくりされた。
「過ぎてても吸わねーんだよ!」
「なら…。」
すると鴉天狗は胸元からタバコを出し咥え火をつける。
ふぅーー…。
なんか凄い綺麗だ…。都会の夜景と彼女の姿はとても美しく…。
俺がそれを見て見惚れていると吸い途中のタバコを口に入れてきた。
「はいこれ。初めてね。」
「…。」
「たまに私のタバコに火をつけに来てよ。」
「…。あぁ…。呼ばれたら来るよ。次はタバコも持ってきて…。」
すると鴉天狗は夜空に姿を消した。
(お守り代わりに持たせといて正解だったわね…。それにしても元気そうで良かった…。)
そう天狗は顔を歪ませる。
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