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第8話~え?何でいるの?~

目の前にいたのは俺をこの世界に送った猫背女神ことユノリス様だった。(一応様をつけておこう)


「な、なんでここに?」

「たまに様子を見ると言ったでしょ?」


言ってたけどまさか来るとは思わないでしょう… 


「ってか、女神様が簡単に出てきて大丈夫なんですか?」

「私達神々は時々地上の様子をこっそり見に来たにしてるから大丈夫よ」


いや、あんた今全然こっそり見に来てないでしょう…


何でもこの世界の状況が危機的なことになっていないか女神をはじめ色々な神様達が地上に降りては確認しているらしい。


「そういえば最初俺を呼んだとき世界を救えって言ってましたけどあれは大丈夫なんですか?」

「ああ、あれね!創造神様には物凄く怒られたけど今いるこの世界の人間にスキルを与えて調整することになったわ」


創造神様に物凄く怒られたって絶対ダメなやつでしょ…

しかもこの世界の人間にスキルを与えてって与えられた人たまったものじゃないな

俺も似たような立場だから同情するわ…

ってかこの猫背女神本当に女神として大丈夫なのか?


「ちょっと!今この女神大丈夫かな?とか思ったでしょ?」


ギクッ!何でこっちの考えてることが分かるんだ?まさかこっちの考えてることがわかるのか…


「別に私が女神だからってあなたの思考が読める訳じゃないわよ?ただあなたの顔の動きとかを見て分かるだけよ」


そっちの方が余計怖いんだけど…


「ま、そんなことはどうでもいいわ、ところで私があげたスキルは役に立ってるみたいね、随分活躍してるじゃない!」

「活躍してるじゃない!じゃないですよ!このスキルのせいで俺はずっととんでもない目にばっかあってるんですよ!」

「とんでもない目とは失礼ね!私が作り上げた傑作スキルの1つだって言うのに!」


へ?私が作った?

何かさらっととんでもない事を言わなかったかこの猫背女神様。


「この世界に存在してるスキルは全部私が作ったものよ?あなたが他に持っているアイテムボックスや言語理解もね。特に弱点感知は能力としては有能なんだけど、あまりにも有能すぎて条件や代償をつけたのよ。これでも私は技能や技術の神なのよ」


この猫背女神様は技能や技術を司っていてこの世界の平和のために多くのスキルを作りこの世界の人々は何かしらのスキルを1つ生まれた時に持っているようだ。

それが生活用か戦闘用かはランダムで、そのスキルを使い続けて極めたり、修行次第で新たなスキルに目覚める事もあるみたい。

そうやって人々が成長して魔物と戦ったりしてこの世界のバランスを保ってるみたいだ。

そして俺みたいに異世界から来た人間に特別なスキルを与えてこの世界に新たな技術や文化を広めてより良い世界にと考えて送っている。

但しこの世界に送られる人間は何かしらで命を落とすであろう人物を選び送っているらしい。


俺ではなく本当に送られるはずだった本物の「池中葵衣」っていう少女も事故に巻き込まれる所で異世界に送る予定だったが、猫背女神(様つけるのやめよ)の手違いで俺が送られてきてしまったという事らしい。

…うん、俺完全にこの女神のせいでここにいるよね。

何してくれてんだよ本当にとんでもない女神だな。

そうジト目で見ていると


「何て目で見ているの?言っとくけど私は神々の中でも上位に位置するのよ!もっと私を敬いなさい?」


マジかよ、上位に位置する女神だったのかよ。なら尚更たち悪いわ…この猫背女神…

こりゃ部下の人(神?)達も大変だろうな…


「まぁとにかく今日はこれで帰るけど今後もあなたの所へやってくるから今度から私の身体をメンテナンスしなさいよ!いいわね!」


メンテナンスしろって、完全に私利私欲に走ってるやんけこの猫背女神…

出来るなら余り関わりたくないけど無理だろうな一応女神だし…


「ちょっと逃げようとしても無駄だからね?私はあなたがどこにいるかすぐにわかるんだから」

「どこにいるかわかるって、滅茶苦茶たち悪いじゃないですか」

「うるさいわね私はあなたにスキルあげたんだからその分のお礼はちゃんとしなさい」

「スキルもらえたのは良いとしてお礼もなにも、そもそも俺がこの世界に来たのはあなたのせいじゃないですか」

「うるさいわね!いつまでも過去の事を言ってるんじゃないわよとにかく次はちゃんと身体をやってよね!」

「えぇ…」

「それに女神と話せるなんて普通はないのよ?今は時間が止まってるから誰にも気づかれず話せてるんだから!」


マジかよさらっととんでもない事やってるよこの人

「ったく今度は頼むわよじゃあね!」


行っちゃったよ…

そして猫背女神がいなくなったタイミングでお城の人がやって来て食事の準備が出来たと知らせてくれた。

とうとう王様と食事をすることになるんだが、この後の食事で何故王様が「広背筋」という言葉が出たのか分かることになる。

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