表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
65/84

第65話~え?そんなかかるの?~

2人に休みを言った翌日

俺は1人で店を対応したが昼までに何とか切り上げ俺はその足である人のところに向かった。


どこかと言うと何だかんだお世話になっている武器屋のメルゲスさんの所に向かい、家の増築をしたいので腕の良い大工さんを知らないかと相談してみたら、

何とメルゲスさんの弟でこの街で大工をしているとの事だった。

ただメルゲスさんが言うには少しこだわりが強く、一見さんは基本お断りでまた紹介がないと仕事は引き受けないらしいのだが、俺はここで色々買ってくれてるし何よりもSランク冒険者で問題もないだろうから紹介状を書いてくれるとの事だ。ありがたや~。


早速メルゲスさんに紹介状を書いてもらい俺は教えてもらった弟さんのお店に向かった。

しっかりした建物で扉の上には鎚とミノのエンブレムが拵えていた。

俺は中に入ったのだが受付には誰もいない


「すいませぇ~ん」


というと奥から「おぉ~」と1人のドワーフが出てきた。

腰に鎚やミノ等工具を携えた筋骨隆々の顔はメルゲスさんにどことなく似ているかな?


「お前さんこんな所に来て何の用だ?」

「あ、あの~実は家の増築をお願いしたくて、これメルゲスさんからの紹介状です。」


俺はメルゲスさんの紹介状を渡した。


「兄者からの紹介なら無下には出来んな、んで家の増築と言ったな話してみろ」


メルゲスさんの弟さん(キルゲスさんと言うらしい)に事情を説明をし増築が出来ないかと相談した。


「なるほどなよく分かった。他ならぬ兄者の頼みだしSランク冒険者の家をやるなら箔がつくってもんよ!とりあえず明日見に行ってやるから出来るかどうかはその後だな!」


どうやらキルゲスさんはやってくれるみたいで安心した。

これで増築はなんとかなりそうだし明日もお休みにして見てもらって工事する日や期間を教えてもらえればその期間休みにしちゃえば何とかなるだろもしかしたら長くなるかもしれないしその間はイメラ達にはしっかり休んでもらおう。


その後家に帰った俺は皆が帰るのを待って今回の増築する件について話をした。

つばさやリノンは賛成で、ネフリティスさんは「これで2人部屋になれる…」とか言っているが勿論無視だ。

イメラとミナスは終始困惑していたが、つばさが「一緒にすんでるんやから遠慮するな」と言って納得させてくれた。

中身はアライグマだがたまには良い事言うんだよなつばさは。


後は皆増築にあたり何か希望があるかと聞いたら


つばさ「部屋を広くしたい」多分いけるかも。

リノン「可能であればキッチンを広く」いつも料理を作ってくれるしそこは配慮してあげないとな。

ネフリティスさん「旦那様と2人部屋を…」うん、却下!

イメラとミナス「これ以上はないです!」


と皆それぞれ希望出したがイメラ達は本当にないみたいで、それでもないかと無理矢理絞り出したら部屋の中に植物を置きたいとの事だ。

何でもエルフは精霊と共に生きる者も多く特に風や植物の精霊とは会話をしたりするみたいでその精霊達の宿り木になるような植物を欲しいとの事だった。

どんな植物かと聞いたら森の中にあるものなら何でもいいが、自分達で確認したいらしいので明日は休みにするし探しに行っても良いよ?と言うととても喜んでいたよ


俺は…特にないかな

こうゆう時に何も出ないんだよね

何か興味がなくて、もう少し新しい趣味でも見つけようかな…。


翌日この日はお休みにしたから皆で朝食を食べ、まったりしてる時にリノンがやって来て「キルゲスさんという人が来ました」と言ったので、もう来てくれたのかと思いリノンと一緒に一階に降りた。


「よ!来たぜ!」

「キルゲスさん!もう来てくれたんですね!」

「おぉ頼まれたからにはすぐ来ねぇとな!それと今日は俺の弟子2人も一緒に来てるがまぁ気にしないでくれ」


キルゲスさんがそう言うので後ろを見ると同じドワーフともう1人人間かと思ったが頭の上に耳があったり尻尾もあるからいわゆる獣人?かな?かなりがっしりした身体だけど初めて見たな。


「まぁとりあえず外観から見てその後中を見させてもらうぜ」


キルゲスさんがそう言うので俺とリノンも一緒についていってどうゆう風にしてほしいか話をしながら家の中も見せながらこちらの希望を説明した。


2階のリビングのテーブルにキルゲスさん達に座ってもらおうと思ったが、

お弟子さん達は立ったままでと断られ椅子も数が足りないので俺とキルゲスさん、後何故かネフリティスさんが当たり前のように俺の隣に座ってきたが、深く考えないようにしよう。


ただここで1つ問題が起きた。

弟子の1人である獣人の(レブさんらしい)

がネフリティスさんを見た瞬間片膝をついて右手を胸に当ててきた。


突然の事で驚いたがどうやら獣人族にとって竜人族は至高の存在らしく生涯会う事のない方がほとんどみたいで会えただけで光栄な事らしい。


そんな事もあってかレブさんは涙を流しながら喜んで「親方!何としても作り上げましょう!」とか言ってくるから流石のキルゲスやもう1人のお弟子さんも引いてたよ。


とまぁ中々に場が混乱したけど落ち着いて改めて俺達の要望を伝えた。


まずは優先すべきは

・部屋を増やす

・キッチンいわゆる料理するスペースを広く

・可能であれば1階に道具など置ける倉庫を増やしたい。

・部屋が少しでも広くなればありがたいがこれは難しければ大丈夫


以上の4点を伝えた。

え?2人部屋?勿論却下です。

隣で悲しそうな顔をしている人がいるが気にしたら負けだ。


俺の話を聞いてキルゲスさんはしばし考えていたがおもむろに口を開く。

「用件は分かった。着工するなら明後日から出来なくはないが、お前さんの要望を叶えるならいっその事建て直した方がいいかもしれん」


キルゲスさん曰く

こちらの要望を全て叶えるとなると継ぎ足しみたいにすると却って家のバランスが不自然になり耐久性が弱くなる可能性もあるみたいで、それなら最初から作り直した方が遥かに安全で作りやすいみたいだ。だが、


その分費用は高くなるみたいで今ある家に継ぎ足しする形なら金貨2,000枚で建て直しするなら最低でも金貨4,000枚はかかるみたいだ。


金額が倍違う上にそれで最低でもだ。

場合によってはもう少しかかってしまう恐れもある。

今の俺の手持ちは約5,000枚ちょっと予算的にはいけるがその後の手持ちが寂しくなるのは辛いな。

今必要な経費は食費やイメラ達の給料や俺達の生活費そして店に必要な道具とかで最低でも金貨12、3枚はかかる。

そうなると仮に新しい家を建てた時にお金がないとなると生活がままならなくなる。


そうなったらどうするか?最悪魔物を倒して素材を売れば少しは足しになるだろうか?俺はキルゲスさんにある事を聞いてみた。


「あの、もし建て直すとしたらどのくらいかかりますか?」

「ん?そうだな、まず取り壊すが使えそうなものは再利用するし1階は倉庫をとりつけるだけならベースをそのままで増築はできると思うから最低でも3週間だな」


3週間それを早いと思うか遅いと思うか?

だが幸いにも1階部分が残るのであれば寝食は困らないはず最悪1階が出来上がるまでは宿屋で泊るが仕方がない。

イメラ達に留守を任せて依頼をこなして資金を稼げばいい。

俺の考えをつばさが察したのか「ええんやないか?」と言ってきた。

こうゆう時のつばさは話が早いから助かる。

リノンやネフリティスさんも分かってくれるだろうし俺は決めた。


「キルゲスさん建て直しの方向でお願いします」

「分かった。それならとびっきりの家を建ててやるから楽しみにしてな!」


とキルゲスさんは頼もしく言ってくれた。俺達は握手をし、とりあえず前払いで金貨4,000枚をアイテムボックスから出して渡した。

いきなり出されて少々驚いていたがそこはSランクだからなという事でそれで終わり。早速明後日から施工してくれるとの事で準備をするとの事で今日はこれで帰っていった。

1人だけすごく息巻いていたけどね…


さて明後日から当分休みだし久しぶりに冒険者稼業をやらないとか、

とりあえずつばさに依頼は任せず自分で確かめてからやろう。

ついでにヘイルダンさんにも言わないとだしね。



いつも読んでいただきありがとうございます(^^)

ご意見・ご感想お待ちしてます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ