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第62話~え?絶対嫌ですよ!~

皆様

新年明けましておめでとうございます。

今年も「異世界に来た整体師は実は最強!?」

をよろしくお願いいたします。


2022年最初のお話しをどうぞ

Aランク冒険者アオイ


どこからともなく現れ武の道を極める為冒険者となり、己の拳のみを武器とし今まで相手にした魔物は数知れず全て一撃の元に屠る。


曰くその男の前ではドラゴンですら一撃で沈められる。

曰くその男の歩いた後にはただ屍が広がる。

誰が呼んだか人は彼をこう呼んだ


「破壊僧」


これが今冒険者ギルドに広まっている俺の噂である。



うん、色々違うよね!?

え、なに武の道を極める為って?!

俺極めようとした事なんて1度もないよ?

というか俺武闘家じゃなくて整体師だからね!?

何でそんな風になっちゃってるの?

あのトロルを倒しちゃったから?


俺はヘイルダンさんに何とかしてもらおうと冒険者ギルドに行った。

が、それがまずかった!


ギルドに入るや否や全員が俺の顔を見て静まり返る

受付に向かって歩くとどこからともなく

「破壊僧だ…」「あれがAランクの…」

「そんなに強いのか?」「あぁ、俺が聞いた話じゃ…」


皆こそこそ言ってるようだけど耳が良くなったのかわからないけど丸聞こえですからね、、


はぁとにかく急いで何とかしてもらわないと

俺は受付嬢さんにヘイルダンさんを呼んでもらいすぐ来てくれたのですぐさま部屋に案内してもらった。


「アオイさんどうしたんですか?そんなに慌てて?」

「どうしたもこうしたもないですよ…何なんですか「破壊僧」って、、この間の依頼を受けた後弟子にしてほしいっていう人が殺到して大変だったんですからね!」

「ん?あぁ、あの異名ですか?いいですよねまさしくアオイさんにピッタリの名前じゃないですか。」

「ピッタリって…一体どこがですか?そもそも俺は整体師なんですからそんな異名がついたら患者さんが来なくなっちゃうじゃないですか!」

「んぅそうは言ってもアオイさん今までファングベアやオプスキュリテにパイアとか強い魔物を倒してますし、この間なんて大勢の前でトロルを一撃で倒してるじゃないですか、しかも拳で?それで破壊僧って呼ばないで欲しいって言うのはちょっと無理なんじゃないですか?」


ぐっ…

それを言われると何も言い返せない、

確かに端から見たら強い魔物を倒してるように見えるけど俺はそんな事を望んでないだが、この後のヘイルダンさんの言葉に俺は絶句する。


「あ、言い忘れましたけどアオイさん以外にもつばささんにも異名がついてますよ?」


は?つばさにも?


「つばささんは確か戦女神という異名ですね戦っている姿は美しく女神そのものと言われてましたよ」


おい冒険者達よあれを女神と言うのか?

あれのどこが女神だというんだ!

あれは確かに見た目は綺麗かもしれないが中身はおっさんアライグマの戦闘狂だぞ!?

それを女神と言うのか!

というか戦ってる姿が美しいのか?この世界の美的センスはどうなっているんだ!?

あれか?戦う女性は美しいみたいなやつか?だが俺をよそにヘイルダンさんからさらに爆弾が投下される。


「それとネフリティスさんもですね「舞姫」という異名がついてましたよ?魔法を操る様が舞のようだったみたいで」


…何だろう、つばさよりは納得できるかな?

ネフリティスさんは竜人族のお姫様だし名前としてもピッタリだよ、性格がちょっとアレだけど


「リノンさんは異名はついていませんが実力がつけばそのうちつくんじゃないですかね」


やめてください。俺の最後の砦であるリノンまで謎の異名つけさせないでください。

あの子には純粋でいてもらいたいので…


俺だけの問題かと思ったらまさか2人にまでついていたなんて、これではますます人が寄りつかなくなってしまう、


「あ、後つばささんBランクに上がることになりましたから!」


は?Bランク?


「え?ちょっと待ってください。つばさがBですか?」

「はい、今までリノンさんと一緒に色々依頼を達成していてポイントが溜まってましたしこの間の魔物の討伐でしっかり実力を示してくれてたので文句なくBランクですね。」


マジかあの討伐依頼でBランクに上がるなんて…何かますます戦闘狂になりそうな気がするな…


「ハハハもう色々言われて頭が追いつかないですね…」


俺はもう苦笑いするしかなかった。だが…


「確かにそうですよね。前にも言いましたが普通は簡単には上がらないので凄いことです。だからアオイさんにもこれからを期待しているんですけどね」


ん?それはどういう意味だ?


「え?ヘイルダンさん?えっと、それはどういう意味ですか?」

「ん?あぁ今回の討伐依頼でアオイさんもSランクに上がる予定ですよ?」


はぁぁ!?Sランク?

何を言っているの?


「えぇぇ!?ちょっと待ってください!え?Sランク?」

「はい、実はアオイさんの実力に懐疑的な人が少なからずいたんですよ。こんな短期間でランクが上がるなんて普通はあり得ないと。実力なんかないんじゃないかと言われていたのですが、今回の討伐で充分に実力を見せてくれたので逆に文句をいう人がいなくなってしまいましてね。それにトロルを一撃で倒す人間がSランクじゃないのはおかしいだろと多数の声が上がりましたので」


嫌だよ絶対に嫌ですよ!

何で好きこのんでSランクにならなきゃいけないんだよ!

Sランクじゃないのはおかしいって知ったこっちゃないよこっちは!


俺はヘイルダンさんに断ろうとしたが、いやいや、でもと物凄く説得されてきた。

Sランクになった時の特典だとかメリットをプレゼンしてきたけど俺は絶対に断るぞ!

Sランクになった日にはもう平凡な生活が出来なくなってしまう!

俺は何がなんでも絶対に断るからな!!

今年も読んでいただきありがとうございます(^^)

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