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1年で歯を3本抜いてわかったこと  作者: 牧田紗矢乃
序章 ~2016年春・思えばこれが始まりだった~
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初めての大学病院

 大学病院は平日の午前中しか診療をやっていないということで、仕事は有給休暇を取って病院に向かいました。

 心配していた認定試験ですが、職場の方には事前に病院に行くことを説明して受診日と重ならないようにしてもらいました。社内で行われる認定試験ということで柔軟に対応してもらえて本当に良かったです。


 広い病院の中を指示されるがままに動き回って検査を受け、実際に先生と会って話すことができたのは2時間が経とうかという頃でした。

 軽い問診があり、レントゲン写真を見せてもらいながら告げられたのは


「特に問題ありません」


 の一言。

 私としても内心「でしょうね」の一言しか浮かびませんでした。




 というのも、かかりつけの歯医者で大学病院行きを宣告されてから、実際に大学病院で診察を受けるまで約2週間の時間がかかりました。

 その間にバキッと音がして関節のずれが治る感覚があったのです。

 その直後から口の開きにくさは改善し、違和感も徐々に薄れていきました。


 しかし、予約は入ってしまっている。大学病院で診察を受けなければ通常の治療はできないとかかりつけの病院から告げられている。

 そのため、私は仕方なく大学病院に行ったのでした。


 大きな問題もなかったとわかり、そこからしばらくはかかりつけの歯医者で虫歯治療や歯石除去などの処置を受けることになったのでした。




 その日かかった治療費:3,720円

 その日かかった薬代 :830円


 画像診断レントゲンがその2/3を占めていました。また、初診料も一般の病院と比べて少し高めではありましたが、想像していたよりは安く収まった印象です。

 かかりつけの歯医者と大差ない感じ。


 この時はまだ、再度口腔外科に訪れる日が来るなど想像もしていなかったのです。

 未だに顎がバキンと鳴ったりしますが、日常生活に支障が出なければ顎関節症の治療は必要ないとのことでした。治療は人工関節を入れたりする手術になるみたいだから、このまま悪化せずにいてもらいたいものです。

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