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1年で歯を3本抜いてわかったこと  作者: 牧田紗矢乃
2本目 ~2017年秋・左下水平埋伏歯~
12/23

抜歯翌日からの食事について

 病院から帰宅後。

 口の中、特に頬の内側が腫れていて、歯を噛み合わせようとすると頬の内側を噛んでしまうので常に口は半開き。固形物も噛むことができず、朝食は買い置きしていたゼリーを食べることにしました。

 (こんな状態になったのはこの時だけで、同様の手術を受けた3本目の時は柔らかいものなら噛めました。なので前日の水風船っぽい状態になったことが影響してるのかも?)


 果肉入りのフルーツゼリーを買っていたのですが、これが大きな間違い。ゼリー部分だけなら舌で潰して飲み込むことができましたが、果肉はそうもいきません。普段なら嬉しいはずの果物が邪魔で仕方ない! という事態に陥りました。


 抜歯後はジュースを固めたようなタイプのゼリーの方がいい。

 これは大きな発見です。


 お昼ご飯には母親が雑炊を作ってくれました。

 が、これがカニ雑炊の素みたいなものを使っていてかやく(?)が入ってるんですよね。その上卵でとじてあって……。普段なら嬉しいのですがこの時ばかりは具が邪魔で仕方なかった。


 お米自体は水分を多めにしてあるものなら飲み込めることが判明したのでお湯を足して米とお湯1:1くらいのものを少しずつ飲みました。

 かなり時間をかけて昼食を摂りましたが、一人用の土鍋の半分? 1/3? を食べた所でギブアップ。お腹は空いてるのに食べるのがしんどいという状況になりました。食事にここまで体力を使うとは……。


 食事の後は口以外は元気だったので普通にテレビを見たりパソコンやスマホをいじって過ごしました。


 夕食はおかゆ。昼と同じでおかゆよりさらに水を多くして米の入ったお湯のような状態にしてやっと飲み込める感じです。実は、この食事が数日間ひたすら続きます。

 味に飽きてくるのですが、具を入れると食べられなくなる。ということでめんつゆを入れてみたり、海苔の佃煮を乗せてみたりとささやかな味変をしながら凌ぎました。


 他にも食べられたのは豆腐など舌で潰せる柔らかいもの。そして、ひき肉でした。

 麻婆茄子のひき肉を食べた時の感動といったら。数日ぶりに肉を食べられたとこがとっても嬉しかったです。ただし、噛めないので一粒(?)ずつ口の中で転がして味わってから飲み込むという食べ方です。


 逆に食べられなかったのは麺類。

 くたくたになるまで煮たにゅう麺なら食べられるか? と思い用意してもらいましたが、舌で押し切ることはできなくて飲み込めない、ということで断念しました。


 仕事の時はウィダーのようなパウチタイプのゼリーを2つくらい持って行きました。あれだと飲みきれなくても蓋が閉められるので安心ですし。

 なかなか思うように食事が摂れていなかったので、鉄分とかビタミンの入ったものを選んで買うようにしていました。


 かなり制限が多くて大変でしたが、これを書いていて思ったことが。

 少し手間はかかりますが、みじん切りにすれば食べられなくもなかったかも……?(今さら過ぎて検証のしようがない……。申し訳ない)

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