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序章 ~池田屋事件当日~
ー京の街が燃えている。
背中に固い感触があると思ったところで、彼は自分が壁にもたれていることに気がついた。
ーあれからどれだけの時間が過ぎたのか…けど、血を流しすぎて動くこともままならないな…。
徐々に意識が薄れていく…
死にかけの彼のもとに誰かが近づいていく。この男は彼が先程まで戦っていた人物なのだろう。
男が彼に近づき、刀を掲げ、そしてー
「死ね」
短い言葉と共に刀が降り下ろされ、彼はー沖田総司は
「俺は…まだ…こんなところで死ねない!! 死んでたまるかぁぁぁ!!」
刀を懐からだし、男に向かって振ってーそして…そして…
僕は以前から新撰組が好きで、今回この話を作ろうと思いました。
歴史と話がずれてきますが、そこも含めて彼らの物語を楽しんでください。