第一話 始まりの日
この物語はフィクションです。
俺の名前は坂本幸太《さかもとこうた》
ごく普通の高校1年生だった
奴らが来るまでは・・・
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「よう、幸太!」
こいつは幼馴染の鈴木泰治《すずきやすじ》。
小学生の頃からの親友だ。
「どうした?」
「知ってるか?今日転校生が来るんだって」
「転校生?」
その時から俺はなんか嫌な予感を感じていた。
「はーいみんな座って!」
「今日からこの高校に転校してきた子を紹介します。さぁ、入って自己紹介を。」
「藤崎美香《ふじさきみか》です。よろしくお願いします。」
俺は彼女に一目惚れをした。
すけとおるような肌、長くて黒い髪、きれいな瞳
「何か可愛くない?」
「うん・・・」
可愛いけど、俺には何か変なオーラを感じた。
学校の下校途中。
急に空が暗くなった。
「な、何だあれは」
無数の飛行物体が空を覆っていた。
その中から次々と謎の物体が降りてきた。
「きゃぁぁぁぁぁ!!」
向こうから叫び声が聞こえた。
次々と人が殺されていく。
そして一体の謎の物体が俺に気づいた。
殺される・・・そう思った。
だが、彼女は現れた。