24【「ノア」の才能ーオリジナル歌詞一部抜粋ー
今回作中に出てくる歌詞は、「アイズ・オン・ミー」と言う実在する英語の歌を作者が一部和訳したものであり、その和訳はオリジナルです。
歌う時は いつも ひとり
小さなバー あなたが見てる
あなたの両の目に 私が映る日を
私はまだ 望んでいるかも
夢追い人は希望に進む
ほほをつねって あなたは笑った
手を伸ばせば 抱きしめて 欲しい
あなたの 花が咲く頃 なのかな
――*――
ノア君が外国語の歌を翻訳して、夜に歌うことになったらしい。
どうも、どうせなら女性化した日にそれなりの衣装を着たいとのこと。
丸々1本、音ハメ翻訳をまず燈ちゃんに聞いてほしい、ってノアちゃんが言った。
うなずくと、綺麗な声を歌ってくれた。
とっても素敵だと言ったら、照れくさそうにはにかんだ。
「もしかして、これが才能なんじゃないの?」
「・・・ええっ?何言ってるの??じゃあ他にも訳したいな・・・あ、来る」
その時、男性化が始まって声や胸元が顕著に変わったノア君が
「そろそろ唇を吸いたい」と言い出した。
「古風な言い方ね」
「俺って案外と古風なひとかも?」
「どこからが浮気?」
「ううん。付き合い始めってそっちから言ったよね?」
「うん。言ったよ?」
「キスしてもいい?」
「うーん・・・君ならいいかも」
唇にキスをされて、腰に手が回った。
外猫のアンジーが「それ以上を我の目の前でするんじゃにゃー」と言った。
家に呼ばれたからって、奥手な私にはそんなことまだ早いからナイス、アンジー。




