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22【ラブラブって言うより、ブラの話】
本棚の樹のある秘密の場所の持ち主さんから貰った本。
それを読み終わって、ノア君に会い行く途中、小雨が降った。
降水確率は80%だったから、傘を持っていた。
すると、コンビニに買い物帰りのノアちゃんと遭遇。
Yシャツに水色系に見えるタイトジーンズに、ショートブーツ。
「傘の中に入っていいよ」
「わぁお、助かった」
膨らんでいる胸の先が雨で透けている。
「さっき女性で男に戻ったから、こんなに早く女性化来るなんて思わなかった・・・」
そう言って傘の中に入ると、相合い傘も初めてだ、と嬉しそうにぼやくノアちゃん。
「燈ちゃん・・・」
「なに?」
「ブラを貸してくれ」
「いやよ」
「じゃあブラを・・・見せてくれ!!」
「なんでそんなに素直であって好かれるのっ?」
「ん?誰に?」
「私によっ」
「わー、ラッキー。神様Thank you~♪」
「・・・何か隠してるでしょう?妙に陽気にふるまってる」
「ん?・・・うーん・・・うん。少し、そこらへん散歩したい」
ノアちゃんは、危ないじじぃに追跡される件で、双子の「アノ」を名乗ってるらしい。
女性の時は、逃げるしかないとも言われた・・・危ないじじぃ変態らしい。




