表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
嘘日記~あかり~  作者: 燈(あかり)
11/31

11【キノコの家住宅街に住む絵師】



 建築にむいているキノコでできた住宅街の一室。


 そこには薬酒が必要な絵師さんがいて、届けに行った。


 床や壁なんかも絵の具で彩られている。


 とにかく絵を描くのが好きで、雑食、ってやつらしい。


「これ、どう思う?」


 下絵をノートにメモしてあったらしく、それを見た私は素直に綺麗だと言った。


「こんなん好き?」


 別のページをめくられて、好みだと思ったので「素敵」と言った。


 そしたらそのページをやぶいて、「あげる」と渡された。


「え、あ、ありがとう」


「うん」



 その日はそのあとオオカミさんとの誕生日のお祝いがあった。


 なので絵を部屋に飾るかどうかまじまじと思案したのはその翌日。


 ふと紙の裏を見てみて、重要と言う文字と電話番号らしきものがメモしてある。


 ためしに検索をかけてみると、それは児童園のもの。


 絵師さんが児童園出身だと以前に話は聞いていた。


 今日はのんびり自宅でごろごろ休もうかと思ったけど、絵を返しに行くことに。



「律儀やなぁ」


 現在電話を持ち合わせていない絵師さんは、感心していた。


「何かの事件やったら巻き込まれてるよ。今時、リアルやて」


「・・・そうなんですかね?」


「あんたさん可愛い系だから、重々に気ぃつけえな」



 二十二歳の一人暮らしの男の住処にほいほい出入り・・・


 端から見ると軽い女に見えるのかしら?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ