7 ★使いたい言葉1☞【とつおいつ】
こんにちは 日向です。
「小説で使いたい言葉」シリーズ第一回
をお送りいたします。
こちらのシリーズは、使いたいけど、難しい言葉なの?使っていいの?意味を知っている人はどれくらいいるの?
そんな疑問のある言葉や漢字を紹介していくコーナーです。
といってもそれほど読者様がいらっしゃるわけではありませんが、為になると嬉しいです。
【とつおいつ】
意味☞「考え方まとまらず、あるいは定まらず、あれこれと悩む様」
∴∴例文∴∴
ようやく会議が終わりに近づいたころ、代表の佐藤が重い口を開いた。
そこからとび出たのは、ああしたい、こうしたい、でもあれがこれで、それで……と不明瞭な言葉ばかり。そして、最終的にどうすればよいのか、という結論の段階で口を噤んだ。
おいおい。というため息が部屋に広がる中、会議の司会をつとめる大崎も、誰にも気づかれないように心の中でため息をつく。
佐藤が代表としてまとめようとしてくれていることはわかるのだが、最後の最後にあれこれと案を出したり反対したりされると、決まるものも決まらない。
夕方5時の鐘がなる。
いつのまにか、会議のメンバー全員が考えが定まらない状態になってしまっていた。
佐藤のとつおいつ考える性格が影響した結果としか思えず、大崎はとうとうため息を吐き出した。
代表なら代表として、もう少しうまくまとめてもらえないものだろうか。
大崎は頬杖をついて時計を眺めるのだった。
∴∴∴∴∴
どうでしょうか。
使い方あってるかなぁ。
印象としては、悩む、迷うの類語として使用できるのではないかと思います。
とくにイメージとしては、うじうじとしている、という印象を受けました。
【取りつ置きつ】という言葉の変化系とも言います。
※取りつ置きつ☞商品などを手に取っては置いてと繰り返すこと。
この【とつおいつ】という言葉はですが、以前読んだ本に何度か出てきた言葉でした。
おそらく著者の癖なんだろうなと思っております。
それ以降よく私は現実で使ってしまいます。
「とつおいつすんなよー」
「とつおいつする癖あるから」
など。
しかし、知人に尋ねたところ、どういう意味?と聞かれてしまいました。
そこでようやく知らない人が多い言葉なのだと気づいたわけです。
これ、小説に使っていいのかなぁ。
どう思われますか?
間違っている点などありましたら、ご指摘お願いいたします。
それでは、次回をお待ち下さい。