身近な死
初投稿だ~~
投稿周期は決めてません。・・・・・がんばる。
漆黒の空の中に、星が満開に咲いている。
鋭く身体を打ちつける風、こちらに向かって鳴いてくる黒猫。この世界のすべてがおれをきらっている。今は、そうとしか思えなかった。
そういえば、死んだ人って星になるんだっけ。じゃあ、父さんもそこにいるかもな。
そんな、嘘としか思えないような考えが頭の中によぎっていく。嘘とわかっていても信じたい自分がいる。認めたくない自分がいる。そんなことをかんがえていると頬になみだがつったていく自分がいる。
今日、父が死んだ。
母も祖父も祖母もいない自分を、15年も育ててくれた父がだ。事故死だった。車にはねられたというのに父の顔はとてもきれいなままだった。とても死んだとはおもえない顔だった。
それからというもの、とても生きていくことが大変だった。高校にはいっていない。今は、日々の生活費をなんとかするためにバイトをしている。とても苦しく、悲しい生活だと我ながら思う。それでも、たのしみはあった。中学の時の友達がときどき遊びに来てくれるのだ。その時間が、今一番楽しい時間だと思う。
こんな小さな楽しみのおかげで今生きていると実感できる。
「余命、3か月です。」
そんな言葉が耳に響き渡った。
なぜこんなに、おれの周りには「死」にかかわることが頻繁におとずれるのだろうか。不思議だ。まるで自分の身に起きていることではないみたいに現実逃避をしていた。そう、自然に。
時間をおいて、おれの心はやと落ち着いてきた。いや、落ち着いてなどいない。こんな状況で落ち着く奴なんて、ほとんどいないと思う。
はぁ~ 俺も死ぬのか。
もうすぐ、父と同じところに行くのか。そう思うと怖くない。みたいな言葉をきいたことがある。実際、自分も本当に死ぬとなると、怖いなんてとても小さく見えるほど怖い。感情を一瞬わすれかけるほだった。
いつか結婚して、こどもは3人つくって、幸せな家庭を築いていこうって思っていたのにな。
家への帰り道は重い足取りだった。
家に着くとおれはベットに飛び込んだ。長い間動かない。カチ、カチと時計の音が部屋にひびきわたる。
静まり返った部屋。
「・・・・・」
「・・・・・ぃ・」
「・・・・・・・るい・・・・」
優しく誰かがおれの名前を読んだ気がした。
顔を上げ周囲を確認したが誰もいない。
何か聞こえた気がしたけど気のせいか。きっとショックすぎてあたまがおかしくなっているのだろうな。
そんなことを考えながら目を閉じ、ふかいねむりにおちていった。
ふぅ~




