表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
665/673

664 ミラの苦悩

六百六十四



 精霊王の加護がバージョンアップしてから、一月と半。夏も真っ盛りといった季節に突入し、南の島だ夏祭りだアイドルペットコンテスト本戦だと多くのイベントにも事欠かなかった日々が過ぎ去っていった。

 その間ミラは多くのイベントを楽しみつつも、ひたすら精霊王の加護の研究を続けていた。そして既に幾つもの可能性を見出し、その追求に夢中になっている。


「ふーむ、どうしたものじゃろうな」


 とはいえ本格的に実験するとなると、これがなかなかに面倒だ。特に今は決戦に向けての調整がメインとあってか、研究傾向は戦闘重視。

 時に天災にも及ぶ精霊の力を存分に操ろうとなったら、そこら辺で実験など出来ないのだ。しかも既にソロモンからどんな理由であれ、精霊王の加護に関係する実験は国内禁止と申し渡されている。

 ほんのちょっと試しただけで王城の実験場を吹き飛ばしてしまったのが、その理由だろう。

 よって一週間ほど前にダンジョン内で試したが、こちらも結果として冒険者総合組合より厳重注意されたため、もうその手も使えない。

 ならばとヴァルハラにてアルフィナ達の訓練に交ざり実験したが、これもまた各所に甚大な被害をもたらしてしまう結果となった。今はまだ研究と実験段階であるため、制御も不完全ゆえの大災害だ。

 アルフィナ達を含め第一ヴァルハラのヴァルキリー達は、主様のためならばと言ってはくれている。だが流石のミラも、これ以上迷惑はかけられないと身を引いた形だ。

 第一ヴァルハラは今、訓練と合わせて復旧作業で大忙しである。


「まさかここでこんな問題にぶち当たるとはのぅ……」


 かの日之本委員会には天災級にも対応する実験場もあるが、いったいどうした事か。九賢者は名指しで使用禁止にされていた。当然、今は冒険者のミラだからなどという言い訳も通じない。

 圧倒的な実験場不足だ。なぜこんな事にと項垂れるミラは、それでも諦めずにどこかいい場所はないかと考える。

 たとえば、オリアト砂漠。周りに砂しかない場所だ。人がいない奥地にまで入り込めば、十分に実験が出来るのではないか。またはアース大陸西部にある荒野はどうだ。あの場所にだって何もない広大な土地がある。


「周りにこれだけ何もなければ、多少の事があっても……あっても……むぅ……んー……」


 そうして色々と都合の良さそうな場所をリストアップしていくミラだったが、同時に嫌な言葉が脳裏を過ぎる。

 国際問題だ。不安定だからこそ実験が必要なわけだが不安定だからこそ、どの程度の影響が及ぶかもまた未知数。しかも莫大な精霊力を扱うとあって、流れ流れて周辺に影響が何て事もある。

 多少であろうと被害は被害。そしてミラの実験が原因だなんて知られれば、もっと面倒な事になる。


『のぅ、精霊王殿や。何かこうリーズレイン殿の管理下にいい感じの場所があったりしないじゃろうか?』


 色々と考えに考えた末、もはやどうにも思いつかないという結論に至ったミラは最終手段に手を出した。

 始祖精霊の力というのは、本来、私利私欲のために利用していいものではない。しかも圧倒的な力を秘めたものであるため、それに頼る事に慣れてしまったら堕落の道に一直線だ。

 ゆえに自分の力で出来る限りはと考えているミラだが、流石にここまで八方塞がりではいい案も出てこず、リーズレインの可能性に頼った。

 するとどうだ。


『それについてだが、我も少し思い付いた場所があってな。今、その確認をしているところだ。少し待っていてくれるか』


 精霊王から、そんな言葉が返って来たではないか。ミラが困っているのを察してか、なんと精霊王も実験場に出来そうな場所を考えてくれていたらしい。


『なんと! うむ、わかった!』


 精霊王が思い付いた場所という事もあって、より期待感が高まった。いったいどんな場所だろうか。どれだけの規模の実験が出来るのだろうか。

 ミラは最小から最大スケールまでの実験予定を確認しながら、精霊王からの返答を楽しみに待った。






 精霊王が思い付いたという、実験場となり得る可能性のある場所。それが利用可能かどうかを確認すると言ってから、暫くしたところだ。


『おお、どんな実験でも出来るのじゃな!? そんな場所があるとは。素晴らしいのぅ! 理想的じゃのぅ!』


 精霊王から立ち入りが許可されたという言葉が届いた。そこでなら何をしてもいいようだ。

 これに喜んだミラは直ぐに身支度を整えながら、それはいったいどこにあるのか、どうやって行けばいいのかと続ける。


『まあまあ、まずは落ち着くんだ。言っては何だが少しばかり特殊な場所でな。まず先に、その場所についての歴史と注意事項を伝えておこう──』


 今すぐ実験だと逸るミラに落ち着くよう促す精霊王は、それからゆっくりと実験場候補地について語った。

 精霊王が言うに、その場所はリーズレインではなく三神が管理している場所だった。

 そしてその場所自体は地上にない。だが神域にあるわけでもない。ではどこにあるのかといえば、それはこことは異なる地。多くの神々によって創造された『小さな世界』だそうだ。


『そしてその場所は、当時にこう呼ばれていた。「神々の実験場」とな』


 魔物を統べる神に対抗するため、そして決戦に備えるため、遥か昔から有効な手段を見出すために多くの実験を繰り返していたとの事だ。

 三神も含む神々に天使と悪魔、そして精霊達。あらゆる力と知恵を結集して解決策を模索した。

 その際に多くの研究と実験が行われたわけだが、当然それにも失敗はつきものだ。けれど諦める事無く可能性を追求していた結果、特大の失敗作が出来上がってしまったという。

 それは魔物を統べる神の因子を解析し、そのパターンを再現する事で、かのものが操る手勢をこちら側に引き込めないかという研究と実験を行った時だ。

 ようやく完成した改造魔獣だったが、結局のところ誰の命令も受け付けなかった。


『しかもそれだけでは終わらない。誤算は、その実験用の魔法が因子に反応して停止出来なくなってしまった事だ。そして暴走し始めた魔法は誰の手にも負えなくなった。よって神々が創り出した別次元に、実験場として利用していたその大地ごと転送し、周辺へ影響が伝播するのを防いだというわけだ』


 そのままにしていたら、影響を受けた大陸中の魔物や魔獣が、どのような変化を起こしていたのかと、精霊王は苦笑しながら話を終えた。

 どうやら『神々の実験場』と呼ばれるそこは今、その実験の結果である魔物や魔獣が闊歩する魔境となっているそうだ。

 ただ、だからこそ実験用の標的には事欠かず、周りへの影響も考慮する必要がない最適の実験場でもあるというわけだ。


『いやはや、そんなとんでもない場所があったとはのぅ……。しかしこういうのもあれじゃが精霊王殿達でも、はた迷惑な実験をしておるのじゃな!』


 流石は実験被害と対応策のスケールが違うと、ミラは自分達の事を棚に上げてにまにまと笑う。そして、こんなお偉いさん方でもこれほどの失敗をしでかすのだから、やはり実験というのはそのくらいのリスクあってのものなのだと、これまでの自分を肯定して更に笑った。





「──で、最高の実験場があったから行ってくる……っと」


 理想の実験場が見つかったという事で、あくせくと実験に必要なものを揃えて準備を整えたミラ。そしてお出かけ中のマリアナに、ちょっと素敵な実験場が見つかったので出かけてくるという旨の書置きを認めていたところだった。


「最高の実験場? ねぇ、ちょっと。そこんところ詳しく聞かせてほしいんだけど!?」


 窓からふわりと入り込んできた朱雀のピー助が、そんな言葉と共に駆けてきたのだ。

 ピー助は、首に空のカゴを掛けている。いつものように、マリアナが作ったおやつをねだりにきたのだろう。だが、その際にたまたまミラが口に出していた『最高の実験場』という言葉を耳にして興味を惹かれたというわけだ。実に絶妙なタイミングである。


「これ、どこ? どこにあったの!?」


 数瞬の後にカグラ本体がピー助と入れ替わると、ミラの書置きを見て『最高の実験場』に繋がる文言を確認し更に迫ってきた。

 その様子から、カグラもまた同じように大規模な術式の実験が出来る場所を求めているとみて間違いなさそうだ。彼女の顔には尋問官の如き気迫と期待の色が滲んでいた。


『などとカグラが言うておるのじゃが、やはり、そう簡単に連れて行ったりは出来んじゃろう?』


 何といっても三神が管理しているという、神々の実験場だ。どう考えても簡単に立ち入られるような場所ではない。今回だって、きっと精霊王が色々言ってくれたからこそ特別に許可が出たはずだ。

 ゆえにミラは、カグラの問いを突っぱねる決定的な言葉を得ようと精霊王にそれを伝えた。


『いや、問題ないぞ。相応に危険な場所ではあるが、ミラ殿やその仲間達ならば大丈夫だろう』


 三神に余程信頼されているようだ。返ってきた答えはミラとその関係者なら問題なく、強ければオッケーといったものだった。


「いや、これはじゃな……そう、あれじゃよ。前に学園の生徒から頼まれていたものでのぅ。色々な術を試せる場所を見つけられたというような感じでのぅ。うむ」


 折角の理想的な実験場だ。一人でゆっくり落ち着いて実験したいと考えていたミラは、その場の思い付きで、たいしたものではないように装った言い訳を口にしていた。


「なーに言ってんの? 学生レベルなら学園内に試せるところなんて幾らでもあるでしょ? はぐらかすにしても、それはいくら何でも無理があり過ぎるんじゃないかなぁ?」


 当然ながら即座に嘘だとバレた。鼻で笑ったカグラは、むしろ誤魔化そうとしたミラの態度で、ますます期待を膨らませたようだ。同じものを求めている同士だからもあってか、最高の実験場という言葉にミラの理想のみならず自身の理想も重なっていると察している様子だった。

 だからこそ、ミラが逃げられないように捕まえるまでの行動も素早く加減もない。


「それで、どこ? どんな場所? 一人だけしか利用出来ないとかあるの? 行くための条件とかあるの? 来年に決戦を控えたこんな時期なんだからさ。こういう時は、より協力し合っていくべきだと思うのよね。おじいちゃんもさ、そこはわかるでしょ? ね?」


 あっという間にソファーに押し倒され、そのまましっかり抑え込まれたミラは、それを求めるカグラに耳元で囁かれる。説得しているようでいて、どことなく脅迫めいた色も滲むカグラの声。

 常に理想の実験場を求めている九賢者だからこそ、そこには冗談も嘘も通じない念のようなものが秘められていた。

 と、そうしてカグラに追いつめられていた時だ──。


「えっ……これは……」


 ここでマリアナが帰ってきたではないか。そしてソファーに押し倒されているミラと押し倒しているカグラを前にした彼女は、これはどういう状況なのかと立ち竦んだ。


(……! これは、この状況はまずい! こんなの傍から見ればアレでコレな感じになってしまうじゃろうに!)


「これは、その……じゃな──!」


 浮気現場を抑えられた旦那の如く、その顔に焦りを浮かべたミラは瞬時に誤解されないための言い訳を脳裏に並べて、どれが最適解かと必死に選ぶ。

 ただ状況は、誤解されないようにというミラの懸念とは別の方向へと向かっていった。


「ミラ様、また何かカグラ様を怒らせる事をしたのですか? もう、いけませんよ。──あ、カグラ様。何をしたのかは存じませんが、ミラ様が申し訳ございませんでした」


 一見しただけならソファーに二人で重なっているという、どうにも扇情的に見える状況だった。

 けれどマリアナの行動は、実に落ち着いたものだ。買い物してきたカゴをテーブルに置き、サイドバッグからルナを出しつつミラ達を見やる。そして二人を前にしながら呆れたように笑い溜息を零す。

 こんなところでミラとカグラがいちゃ付いているわけがないという確信と信頼。そして同時にミラが何かをしでかす可能性の高さなども考慮した結果、マリアナの目にはミラがカグラに何かで詰め寄られているようにしか見えていなかったようだ。


「あー、あ、うむ……」


「そう、ちょっと聞いてよマリアナさん!」


 あれれ、何かおかしいなと疑問顔のまま固まるミラ。カグラはといえば、これは頼もしい協力者が現れたとすぐさまマリアナに駆け寄っていき、ミラが何か誤魔化しているのだと直訴した。


「──そのような場所があるのでしたら、カグラ様にもお教えしてもよいのではないでしょうか」


 形勢は一瞬で決した。カグラの一方的な主張であったにもかかわらず、マリアナはそれを全面的に受け入れたのだ。そして、どうしてそんな意地悪をするのかとでもいうかのような純粋な目でミラを見るのである。


「ぐぬぅ……」


 実際のところ、一人で落ち着いて実験したかったというのが半分。残りはカグラが一緒だと面倒そうといったものや、厄介な問題が起きそうといった懸念からくるものだ。


「私がダメな理由があるのなら、すぱっとそれを言えばいいのに。あんな中途半端な言い訳するって事は、そういうわけでもないって事でしょ? それなら、ほら。教えてくれてもいいじゃない」


 更にカグラは、拒否する正当な理由もないと見抜いていた。どうしてもダメな理由があれば、一番にそれを言えばいいだけだ。けれどミラは直ぐに嘘だとわかる言い訳を口にしていた。だからこそカグラは、そこを容赦なく突いてくる。


「……まあ、一応先に危険な場所じゃという事は言うておくぞ──」


 これは逃れられない。そう察したミラは、仕方なしといった態度で神々の実験場について説明した。

 それこそ神話時代の場所である事。魔物を統べる神の因子を研究していた事で、かなり大変な状態になっている事。そこにいる魔物や魔獣は、今まで出会ったものとは違っている事。

 そういった詳細な部分についても伝えていった。


「そういう事なら、むしろ皆で行った方がよさそうじゃない?」


 概要を把握したカグラの最初の反応は、そんな場所にソロで行く方が危なそうといったものだった。

 実際のところ神々の実験場には、それこそレイド級の魔獣だって存在しているだろう。ミラ一人だけでは対応しきれないような事態に陥る場合だって十分にある。

 だからこそのカグラの言葉だが、そこに多少の意識の相違があった。


「わしだけならば、どんな状況からでも脱出出来るのでな。いざという時が来ても、とっとと退散すればいいだけじゃ。しかし、お主も一緒となったらそれも難しいからのぅ」


 自衛手段において、ミラには誰よりも勝る最強の一手が存在している。それは、空絶の指環による絶対防御と転移だ。

 何よりも強力なのは、その組み合わせである。たとえ何かの力で転移が封じられたとしても、空絶の指環の絶対防御がある。あらゆる全ての干渉を防ぐ空間を、内側に生み出すのだ。そしてその中はリーズレインが支配する領域となり転移も可能というわけだ。

 つまり今のミラは、どのような危機的状況下にあっても転移による離脱が可能であった。


「それならいっそ、もっと万全な状態でいけばいいだけでしょ。それじゃ、ちょっと声かけてみる!」


 強力な魔物や魔獣が相手となれば、何が起きるかわからない。だからこそとそれっぽい説明をしたミラに、ならばこそと返したカグラは、そんな言葉を口にするや否やソファーにどかりと腰を下ろして集中し始めた。

 どうやら《意識同調》を始めたようだ。

 危険であろうとも、神々の実験場を使いたいのだろう。こうやって行動を起こしたカグラを止めるのは、かなり困難である。しかもその行動力といったら即断即決。言葉を挟む隙すらなかった。

 一人でじっくりと考えていたが、こうなっては仕方がない。そう諦めたミラは、何ともなしにカグラを見やる。


「……ふむ、傍から見るとこういった感じなのじゃな」


 一見すると意識同調中は、かなり無防備に見えるものだ。完全に寛いだ姿のカグラを前にしながら、自身もその時はこのように見えるのだろうかと考えるミラ。

 その目の前で、これでもかと煽り顔を披露しても反応はない。ならばとペンを持ってきたが、それはマリアナの「どうなっても知りませんよ」という一言で取りやめた。


「──にゃほぅ!?」


 だが、挑発するように団員一号を目の前にぶら下げた直後だ。《意識同調》が途切れた様子は一切なかったのだが、次の瞬間には団員一号がカグラの胸に抱かれていた。

 恐ろしい本能だと戦慄したミラは、団員一号の犠牲を直ぐに忘れてルナと戯れた。











さて

今年最初の、スーパーなチートデイをどうしたものかという話ですが……


なんということでしょう!

スーパーを超えた超絶ウルトラチートデイがやってきたのです!!!!


それというのも、先日

藤ちょこ先生との会食がありまして。

編集さん二人と藤ちょこ先生で、とてつもないお店ですき焼きを食べてきました!!!


とっても贅沢なコース料理です!


楽しく話して、楽しく食べての素晴らしい食事会でした!



ただ……一つ……後悔が一つ!!!!

あの日

なぜ自分は、


去年に発売された藤ちょこ先生の画集第三弾『祝彩巡礼』を持っていかなかったのか!!

直筆サインをしてもらうチャンスだったのに……。


ぐぬぬぬぬぬ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
さすが人間最終兵器(リーサル・ウェポン)ミラさん、どこに行っても爪弾き。 そんなところにピッタリの隔離部屋が!実験場に最適だから九賢者ホイホイだよ! ……ほんとに迷惑プレイヤーを隔離するためのものじゃ…
まぁ九賢者レベルになると実験の失敗は小規模でも甚大な被害齎しそうですからねぇ。しかも想定外の失敗ってなると………。どんな実験しても良い実験場を求めるのは理解出来ますが、今回は訳アリですからねぇ。あまり…
団員1号••• あ〜、うん今回の意識同調の事もそうだけどカグラさんとは、今の肉体になってからも付き合いが長いからミラが聖霊王と相談してる様子も見慣れてるので誤魔化しは通じないでしょうねぇ。 騙せる…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ