276 購入
二百七十六
正体不明の曰く付きだと思っていたソファーに、実は家具精霊が宿っていた。大逆転なその事実に、店主は興奮覚めやらぬ様子だ。
「して、店主よ。もう一度訊くが、このソファーを売ってくれるか?」
ソファーに頬ずりまで始めた店主に向かって、ミラは改めるようにしてそう問うた。すると店主は、我に返ったとばかりに顔を上げ照れたように笑うと、次には満面の笑みで「もちろんです!」と答えた。
「そうかそうか。余りの溺愛振りに、手放したくないなどと言い出すのではと思うたぞ」
冗談めかしながらも、半分は本気でそう感じていたミラ。対して店主は、少しだけその気持ちはあったと告白する。けれど、「精霊女王様にならば、安心してお譲り出来ます」と、とても真摯な眼差しで続ける。
「それは嬉しい限りじゃな。して……如何ほどじゃろうか?」
幾らかの言葉を交わした後、ミラは遂にそれを口にした。
正体不明の恐ろしい何かではなく、家具精霊が宿っていた。この事実は、きっと今後の骨董市場に大きな影響を与える事になるだろう。そしてこの事が周知された時、厄介もの扱いされてきたそれら全ての価値が、それこそ天と地ほどにひっくり返るはずだ。
つまるところいま目の前にあるソファーは、精霊女王ミラの鑑定を得て、莫大な価値を持つアンティークに生まれ変わったのである。家具精霊の詳細な話が骨董界隈に浸透したところで、精霊女王のお墨付きと売り文句でもつけて店に並べれば、『喫茶クラフトベル骨董店』において、歴史に残るような売り上げが見込める事だろう。
ミラが精霊が宿っていると告げた事で、ソファーの潜在価値が跳ね上がった。商売人ならば、ミラの行いは完全に愚策中の愚策であると言うだろう。相手が価値に気付いていないのなら、何も告げずに安値で買い叩く事こそ、お得な買い方であったと。
しかしミラはそうしなかった。家具精霊の存在を店主に教えた事。そこには家具精霊を現状から救うためという意味もあったからだ。きっとアンティークをこよなく愛する店主から、その界隈にこの情報は広まっていくだろうと。
必要なのは、店主に家具精霊の存在を認知させる事。ただそれは、買い叩いてからでも構わなかった。そうすればミラは得しながら家具精霊も救えた。
だがミラがそれをしなかったのは、アンティークを愛する店主を、最高に喜ばせたかったからである。そして何より、ミラは商売人などではなく、また精霊を愛する者であったからだ。
きっと安価で買い叩かれた後に、そのようなネタばらしをされたなら、複雑な気持ちになった事だろう。
骨董を扱っている以上、店主もそれに近い事は幾度となく経験しているはずだ。しかし今回は、問題児が一躍英雄になるような大躍進だった。心の底から喜ぶべきその瞬間に、複雑な感情は無用である。
高額を提示されたら、それはそれ。商売なのだから当たり前だ。一時期、魔封石を売って稼いでいたミラは、そう理解を示しながらも、内心では手の届く範囲の価格である事を祈る。
「でしたら……」
如何ほどかというミラの言葉を受けて、喜色に染まっていた店主の顔に真剣みが差す。そして店主はソファーとミラを交互にみやると、少しばかり思案した後、ミラに真っすぐと向き直る。
「百万リフで、如何でしょうか?」
真面目な眼差しのまま、店主は柔らかな微笑みを浮かべてソファーの価格を提示した。
百万リフ。ミラにとってそれは、かなりの高額であった。また、二人掛けのソファーとしても、高いと言わざるを得ない値段だ。
しかし、である。アンティークとして、精霊が宿った家具として見た場合、百万は高いといえるだろうか。しかも鑑定士の師匠を二人も呼んでおり、経費も相当にかかっている。
それらを踏まえて、ミラは直感していた。これは相当に良心的な値段であると。日々、市場調査として様々な店を巡っているミラは、現在の主な相場は、ほどほどに把握済みだった。
そしてミラが知る、精霊関連の品といえば精霊武具だが、それは最安値でも五百万リフは超える代物だ。武具と家具、原初と人工など、細かい部分は色々と違うが、人が精霊に抱く気持ち、精霊に対する想いというのは、共通するものがあった。ゆえに、百万リフは破格の安さといえる。
ただ、何よりもミラがそれを確信したのは、店主の表情であった。先程、一階で常連と思しき客と話していた時の店主が浮かべていた笑顔と、今は随分と雰囲気が違ったのだ。
きっと一階での笑顔は営業スマイルだったのだろう。対して今の笑顔は、あれこれと歴史などを説明しながらアンティークを紹介していた時と同じだ。それはまるで、彼が愛するアンティークの幸せを願うかのような、そんな表情にも見えるものだった。
「ふむ、良いのか?」
ミラは、あえてそう問い返した。今回の事は店として、大きく稼ぐ好機であるはずだ。それをみすみす見逃しても構わないのかと。
すると店主は静かに、だが堂々と頷いて「構いません」と口にした。
「このソファーを疑心暗鬼から救い出してくださった事、また、他にも疑われたままの品々に希望を与えてくださった事。精霊女王様には、既に多くを頂いておりますから」
朗らかな表情を浮かべた店主は、まるで我が子を慈しむかのように、ソファーの背もたれをそっと撫でる。そして「精霊女王様のお役に立てるなら、仕入れ値で十分です」と力強く言ってのけた。
どうやら、このアンティークのソファーは百万リフで仕入れたようだ。となれば、販売価格はそれ以上。更に家具精霊という付加価値も上乗せされるのだから、市場価格は相当になるだろう。しかし店主は、それで構わないと、堂に入った態度を崩す事はなかった。
「わかった。それで頂こう!」
店主がそれでいいと言い切るのなら、最早何も言う事はない。ミラは思いの他、良い買い物が出来たと喜んで、その値段に同意した。
「ありがとうございます! では、売買契約書と鑑定書をお持ちいたしますので、あちらでお待ちください」
少々、感情が先行してしまっているのか、どことなくはしゃいだ様子の店主だが、努めるようにして二階の奥にあるスペースを指し示した。見るとそこには、テーブルと椅子が置かれている。どうやら契約などの事務的な手続きをするための場所のようだ。
「うむ、わかった」
ミラがそう答えて直ぐ、店主は「では、急ぎ戻ります」と告げて、風の様に去っていった。
(また今度、魔動石を買い取ってもらわねばな)
店主の後ろ姿を見送ったミラは、これで手持ちがほぼ尽きたと苦笑する。そして次は幾ら分を売ろうかと考えながら、奥のスペースに向けて歩き出した。
店主が厳選した品々が揃う二階は、まだまだ多くのアンティークで賑わっている。ミラは途中途中で足を止めては、それらの歴史に触れ、骨董が秘めたロマンに思いを馳せた。
そうして更に進んでいったところで、ミラはそれを見た。見栄え良く並べられたアンティークの向こう側、壁が見えるそこに掛けられた多くの絵画を。
大中小と様々なサイズが揃うそれらの絵画は、どれも素晴らしく、今にも動き出すのではというほどに生き生きと描かれている。また、見た限りでは、どれもが同じ筆使いに見える事から、全てが同一作者の作品であると思われた。
「……これもまた、店主の趣味なのじゃろうか……」
そこに並ぶ絵画を見つめながら、ミラは僅かに苦笑を浮かべる。同じタッチで描かれた絵画。その作者も好きだったのだろうか、それら全ては少女が題材にされていた。
芸術性の高い見事な技巧で描かれた少女達。これが様々な絵画の中に一枚二枚だったなら、見栄えも良かっただろう。しかし、同種のみでこれだけの数が集まると、その空間は少し異質なものに見えてしまうものだ。
「まあ……人それぞれじゃからな」
ミラは、やけにはつらつとしていた店主の様子を思い出しながらも、どうにかそれを振り払い、アンティークを愛する店主の像をイメージの中心に据えて、それ以上は考えない事にするのだった。
テーブルと椅子が置かれたスペースの周りにも、小物のアンティークが置かれていた。それらを見て回り始め、暫くした頃、慌ただし気な足音と共に店主が戻ってくる。
「いやはや、お待たせいたしました」
随分と急いで準備したのだろうか、息の上がった店主は額の汗をハンカチで拭う。その手には書類一式、そして背には先ほどのソファーがあった。
「では、売買の手続きを始めましょう」
「うむ」
ミラが椅子に座るのを待ってから腰を下ろした店主は、そのまま素早く書類一式をテーブルの上に広げた。そしてミラは店主に言われるがまま、保証書や鑑定書などの確認を一通り済ませる。
「では、百万リフと、こちらの内容を確認の後、同意のサインをお願いします」
そう言って店主は、トレーと同意書を二枚差し出した。「わかった」と答えたミラは用意しておいた金貨二十枚、百万リフをトレーに置くと、同意書の脇に添えてあった万年筆を手に取り、同意書に視線を落とす。
ごちゃごちゃとした契約内容が書かれた同意書。そこには要約すると、購入後の破損の場合、返品などは一切受け付けられない事。ただし、商品自体に不備があった場合はその限りではない事。一週間を超過すると、不備であろうと受け付けられない。当店で購入した商品に限り、一度のみ無料で修繕を受け付ける。といったような事が書かれていた。
「こことここで良いのか?」
特に内容に問題はなさそうだ。しっかりと確認したミラは、下の方にある二つの空白を指し示しながら問う。
「はい、そことそこです」
そう答えた店主は、ミラが二か所にサインしたのを確認すると、もう一枚にもお願いしますと続けた。
「これで良いな」
「ありがとうございます。では最後に、こちらとこちらとこちらに捺印か拇印をお願いします」
ミラがサインを書き終えて万年筆を置くと、次に店主は朱肉を差し出した。ミラはそれに従い、拇印を捺した。二枚の同意書のサインの上からで二つの契印と、二枚を跨ぐようにして一つの割印だ。内一枚が客側の控えという事で、ミラは受け取った保証書や鑑定書とまとめてそのままアイテムボックスにしまった。
「これで手続きは完了です。本日、この時より、こちらは精霊女王様のものでございます!」
堅苦しい事務作業が終わったとばかりに朗らかな表情を浮かべた店主は、実に嬉しそうに笑った。そして「良かったなぁ、本当に良かったなぁ」とソファーに向かって語り掛ける。その様子はまるで、嫁ぐ愛娘を見送る親のようだ。
「ところで精霊女王様。一つお願いをしてもよろしいでしょうか」
喜ぶ最中、店主がふと改まるようにしてミラへ振り向いた。その表情は、実に真剣な色を帯びており、声色にもまた落ち着きながらも緊迫感が含まれていた。
「ふむ、お願いとな? 何じゃ?」
アンティークをこよなく愛する店主の事だ、手入れやら何やらについてだろうか。そう思ったミラだったが、店主が口にしたお願いは、ミラの予想外であり、それでいて予想出来たかもしれない内容だった。
「是非、記念写真を!」
テーブルに置いてあった書類一式と、もう片方。大きな箱から写真機を取り出した店主は、期待をいっぱいに湛えた瞳をミラに向ける。
「記念写真のぅ……」
先程目にした絵画をきっかけに、店主の隠れた性癖に勘付き始めていたミラは、ここにきて初めて疑いの眼差しを店主に向ける。アンティークについては、とても真摯で疑う余地などなかった店主。しかし、記念写真はどうだろうか。
「精霊女王様が来店されて、そちらのソファーをお買い上げくださった証拠として残したいのです!」
どうしたものかとミラが渋っていたところ、その様子を察した店主は妙案を思い付いたとばかりに表情を輝かせ、矢継ぎ早にそう口にした。そして更に、勢いのまま言い訳……説明を続ける。
店主曰く、今日は、骨董界の歴史に残るターニングポイントになるという。今まで対処法のない曰く付きとされ、骨董界隈で嫌われ続けていたアンティーク達。それが今後は一転して、脚光を浴びる事になるはずだと。
「全てとは言いません。きっと教会で封印された中には、本当に危険な状態のものもあったでしょう。けれど、それ以上に、精霊が宿っているものが勘違いで封じられていると、私は思います。それら全てが、今日のこの日を境に、精霊女王様のお言葉により救われるのです。これを記念とせず、何を記念とするのでしょうか!」
感極まったとばかりに盛り上がる店主。その言葉は、アンティークへの愛で溢れていた。
「まあ、お主がそう言うならそうなのじゃろうなぁ……」
骨董界隈については、まったくわからないミラは、随分と大袈裟な事だと苦笑する。ただ、封印されている精霊が救われるというのは、ミラにとっても嬉しいと思える事だった。
かといって、記念写真など必要だろうか。ミラは、アンティーク好きの陰に隠れている店主の性癖を看破してやろうと目を凝らす。本当に、記念だけが目的なのかと。
するとその目を、まだ渋っているのだとみた店主は、「実は、一つ懸念があるのです」と前置きして、更なる理由を次々に並べていった。
店主は言う。これまで対処法の無い曰く付きとされてきたアンティーク達ゆえに、その悪い印象は根深いと。
高名な術士ですら気付かなかった精霊。その存在を信じさせて悪い印象までも払拭するには、相応の説得力を伴う理由が必要となり、その説得力が精霊女王という名には秘められているとの事だ。
かといって、ただただ『精霊女王様が、そう仰っていた』などと語ったところで、それを真に受ける者が果たしてどれだけいるだろうか。中には、厄介な代物を高値で処分するための方便だ、などと言い出す輩も出てくるだろう。そう店主は、深刻そうに話す。
「そこで、記念写真なのですよ。こちらの売買契約書だけでは、偽造だなんて疑われるのがオチです。けれど、ソファーに座る精霊女王様ご本人の写真が、そこに添えられていたらどうでしょう!」
感情いっぱいに語る店主は大袈裟な身振り手振りも交えて、必死でミラの説得に努める。するとどうだろう、その内容自体に、それなりの説得力があったためか、少しずつミラの疑いの眼差しは和らぎ始めていた。
それを好機と睨んだ店主は、更に言葉を続けていく。
「かの精霊王様と繋がりのある精霊女王様が、これまで対処法の無い曰く付きとされていたアンティークを見て、精霊が宿っていると証言した。不可思議な気配は、人を見守っていた精霊のものだと精霊女王様が仰った。しかもこの度、このソファーをお買い上げいただきました。実はこちらのソファーですが、先程お話した通り色々ありまして、こちらの業界では結構有名になっております。そんなソファーと共に精霊女王様のお姿が写っている記念写真があれば、これ以上ないほどの証明になるでしょう!」
そこまで一気に言い切った店主は、興奮覚めやらぬといった表情でミラに迫る。その必死さは他でも余り見ないほどのものであり、ミラは若干気圧された。とはいえ、店主が話した事もまた一理あるものだ。何だかんだで有名になってきているミラ。その噂の大本でもある精霊王というネームバリューは、確かに精霊関係において絶大な説得力を発揮するだろう。
「なるほどのぅ……」
記念写真を撮れば、店主の言う通り、曰く付きとして扱われているアンティークと精霊を、謂れのない罪から確実に解放出来るのではないか。
何よりも、そのような状況にある精霊達を放っては置けない。出来る事があるならばやるべきだ。もとよりそう思っていたミラは、店主の説得によって大きく記念写真を撮る方へと心を傾ける。
そして、そんなミラの心の変化を見逃さず察知したのか、店主はキラリと眼光鋭く輝かせ、大きな箱から写真機を取り出した。
「是非とも、これからの骨董界のために、記念写真をお願いします!」
深々と頭を下げる店主。その真摯な姿には疑いの余地などなく、アンティークを愛する優しさで満たされていた。
「うむ、わかった。撮ろうではないか」
店主の熱意に感化されたミラは疑いを振り払い、記念写真の撮影を引き受ける。何よりも、不遇な状況にある精霊のために。
「ありがとうございます!」
ミラの返事に喜んだ店主は、これから撮影のための準備をすると続けた。余程気合を入れて整えるつもりらしい。二時間ほどしたら、また店に来てくださいとの事である。
なお、モデル代もしっかり支払われるそうだ。
店主が撮影準備を終えるのを待つため一先ず外に出たミラは、精霊王達と話をしていた。その内容は、アンティークに宿った精霊の事についてだ。
古物に宿った精霊が、そのような目に遭っているとは。精霊王とマーテルは、そう寂しそうに言っていた。何でもかつて──今より数千年前、数は少ないながらも、それらの人工精霊に気付き、大切にしてくれる者達は確かにいたという。
けれど店主の話からして、今はそういった事がなさそうだとわかる。もしも誰かが精霊に気付いていたなら、これだけアンティークを愛する店主が、それを知らないはずがないからだ。
『その店主殿の話によると、教会の者ですらそれと気づかずに封印してしまっているというではないか。神威に近しい者ならば、微弱であろうとそれに近い存在である我々に気付く者もいるはずだが……現状からみるに、教会も随分と変わってしまっているようだな』
ミラと出会うまで、とても永い時を人の世から離れた場所で過ごしていた精霊王は、嘆くように、だがそれもまた仕方のない事だとばかりに呟いた。
『そうね、確かにあの頃とは、変わってしまっているわね。景色だけじゃなくて、人の様子も』
これまでミラの目を借りて、今の世を見てきていたマーテルは、そう口にしてから『なぜかしらね』と続けた。そんなマーテルの声は、普段の優しくてちょっととぼけたような印象ではなく、随分と落ち着いたものだった。
『さて、なぜだろうな』
そう答えた精霊王は、そのままの流れで『ミラ殿は、どう思う?』と問うてきた。
そもそも、こういった件について、精霊王とマーテルがわからないような事がわかるはずもない。突然話をふられてそう思ったミラだが、戸惑いながらも、『信心深い者が減ってきた、とかではないのかのぅ』と、直ぐに思い付いた事で返す。なお、その言葉には事実も根拠もなく、ただ現代での人の歴史から浮かぶ印象そのままだ。
神や精霊が確かに存在して、魔物や悪魔までいるこの世界における信仰は、きっと現代とは在り方の根本が違うだろう。けれど、深くかかわった事のないミラには、そのあたりは曖昧だ。
『ふむ、信仰心の低下か……。いや、となれば……あり得なくもない、か』
やはり精霊王の反応はいま一つだった。けれど、何か思い付いた事でもあった様子である。後で少し調べてみるかと呟いた精霊王。この件については、いつか何かが進展したら聞かせてくれるようだ。
先週、ほん怖やってたじゃないですか。
やっぱり、なんか見ちゃうですよね。
そしたらもう、しょっぱなからタイムリーな内容でしたよね。
そう、事故物件のお話でした……。
見つけた優良物件があんな感じだったらどうしようと、不安が……。
そういえば、お話の中でも語っていましたね。
誰かを挟むと、告知義務がなくなる云々と。実にブラックな不動産屋でしたねぇ。
知り合いの不動産屋さんは良い人なので、きっと大丈夫なはず……!




