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201 謎の戦利品

二百一




 マキナガーディアンとの決着がついた。そう誰もが思ったその時だ。不意に残骸が崩れ落ち、その中より一つの影が、のそりと這い出てきたのである。

 途端に緊張が走り、クリスティナも含め皆が警戒と共に構えた。

 見るとそれは、機械仕掛けの何かだった。徘徊者でもなく、守護者でもなく、武装を持たず装甲も少ない人形。だが一つ、他とは大きな違いがある。それには不出来だがしかと動く顔があったのだ。

 その顔にある目が見開かれ、ぐるりと周囲を一瞥する。そして僅かの後、その口が、ゆっくりと開かれた。


『クロキツキガノボルトキ、ヤミハオトズレル。ワガ、シコウノ、ガーディアンヲ、トウメツシ、シレンヲノリコエタユウシャタチヨ。ワレラガチカラ、ウケツグニアタイスルト、ハンダンシタ。コレヲモチ、キタルベキシンリャクシャトノタタカイニ、ソナエヨ』


 その声はまるで、壊れたスピーカーから聞こえてくるかのようであった。そして人形は、その言葉を言い終えると、一つの四角い金属板を差し出す。

 丁度その正面にいたクリスティナは戸惑い、どうするべきか答えを求めるようにミラのいる方向に振り返った。




『黒き月が昇る時、闇は訪れる。我が、至高のガーディアンを討滅し、試練を乗り越えた勇者達よ。我らが力、受け継ぐに値すると判断した。これを持ち、来るべき侵略者との戦いに備えよ』


 アルフィナより、人形の発した言葉を聞いていたミラは、その内容と、これまでになかったイベントに驚きながらも、『力を受け継ぐ』という部分に対して特に興味を惹かれていた。

 黒き月、闇、侵略者。これが何を意味するのかは今のところ不明だが、きっと人形が持つ金属板にヒントくらいはあるはずだ。


『言葉が真実ならば、怪しいものではないじゃろう』


 スレイマンに届ければ、何かしら気付いてくれるはず。そんな気持ちでミラはクリスティナに、受け取るよう指示を出す。ただ、いざという時のため慎重に、という点も忘れずに。




「えっと、失礼しまーす……」


 ミラの指示を受けたクリスティナは、どこかおっかなびっくりとした様子で手を伸ばし、人形が差し出す金属板を受け取った。

 と、その直後だ。人形はまるで、役目を果たし終えたとばかりに、突如として崩れ落ち金属の残骸となったのだ。

 派手な金属音が鳴り響くと同時、クリスティナはびくりと背筋を震わせ、思わず金属板を取り落としそうになる。


「うわぁ、びっくりしたぁ、びっくりしたぁ」


 どうにか最小限の動きで金属板を掴み直したクリスティナは、驚いてなどいないとばかりに平静を装う。全員の注目が集まる今、情けない姿をさらすわけにはいかないのだ。今更だが。

 そうして金属板をミラに届けようと振り向いた時、クリスティナはその先に佇むアルフィナの視線を受けて、「ひぃっ!」と小さく悲鳴を上げた。アルフィナの目は語っていた。『その程度で驚くなど、修練が足りていない証拠です』と。更にその周辺、アルフィナの雰囲気を感じ取ったからか、次女以下の姉達は同情の篭った視線をクリスティナに向けている。

 マキナガーディアンに見事な止めを刺したクリスティナだが、そんな栄光もどこへやら、帰還後の特別修練が確約された瞬間であった。




「ふーむ、さっぱりわからぬ。これは何なのじゃろうな」


 大軍勢を送還した後、ミラはクリスティナより受け取った金属板を何度もひっくり返しながら興味深く調べていた。


「文字というより、図形だな。あんなイベントも初めてだし、どうなってるんだろうな」


 ソウルハウルもまたミラの横から顔を覗かせ、金属板を観察する。

 金属板は、真っ黒だった。重さは見た目ほどではなく、むしろ驚くほど軽い。そしてその表面は、隙間なく図形で埋め尽くされていた。


「何かの設計図のように見え、なくもないかのぅ……」


 ふとそのようにも見える金属板を手に、唸り続けるミラ。人形が言うには、この図形が表すものが、『我らが力』なのだろう。我ら。つまりは、この古代地下都市を造った者達、という意味にも思える。


「城には優秀な学者連中が揃っているんだろ? そいつらに任せりゃいいさ。それより俺は、用事を済ませてくるからな」


 ソウルハウルは興味を失った、というよりも、それ以上に優先する事があるからか、《キャッスルゴーレム》を解除すると早々に最深部へ向かって歩き出す。


「ふむ……それもそうじゃな」


 既にちんぷんかんぷんなため、これ以上悩んでもわかりそうにない。金属板の件は素直にソロモンに預ける事にして、ミラもまた、今一番重要な事に目を向けた。


「ところで、本当に戦利品は全てわしのもので良いのじゃな? 後になって寄越せと言うてもダメじゃからな!?」


 マキナガーディアンの残骸に駆け寄りながら、ミラはソウルハウルに再確認する。昨日の約束は、しっかりと履行するかどうかを。


「言わない言わない。全部持ってけ」


 ソウルハウルは、そんなミラの必死さに少しだけ苦笑しながら、全く意にも介さず残骸の脇を素通りしていった。


「そうかそうか」


 ミラはソウルハウルの背中を見送りながら満足そうに呟くと、いよいよとばかりにマキナガーディアンのドロップ品を漁り始める。

 とはいえ、巨大だったマキナガーディアンが崩れ落ちた残骸だ。相当な量と、重さであった。


「……送還する前に、頼むべきじゃったな……」


 ふと、アイゼンファルドに仕分けておいてもらえばよかったと思い返すミラ。だが戦利品のために残骸の山を仕分けるなど初の試みだ。完全に失念していたと反省するミラ。

 残骸の山は、流石に一人でどうにかなるものでもない。なのでミラは、早速作業員達を召喚する。

【召喚術:ガーディアンアッシュ】

【召喚術:ガルム】

【召喚術:ロッツエレファス】

 魔法陣より現れてミラの前に並ぶ、力のありそうな者達。灰色の大熊ガーディアンアッシュに、三メートルほどの体躯を誇るガルム、そして、その二体を更に上回る存在感を放つ、白い巨象ロッツエレファスだ。


「ロッツは、久しぶりになるのぅ。元気そうで何よりじゃ」


 体長七メートルは超える巨体を見上げながら、ミラはその長い鼻に触れる。するとロッツエレファスもまた、久しぶりだと挨拶するように、ミラに長い鼻を巻きつけながら優しく鳴いた。

 白い巨象、ロッツエレファス。彼は楽園を守護する聖獣である。かつて、その楽園が悪の手に落ちた際、ミラは楽園を取り戻す事に尽力した。ロッツエレファスは、その時の恩義を返すべく、召喚の契約を交わしたのだ。それはもう随分と前の事だが、今なお、ロッツエレファスはその恩義を忘れていないようだった。


「さて、頼みたい事は、ここにある残骸なのじゃがな──」


 いざマキナガーディアンの残骸に向かい合ったミラは、召喚した三体にその仕分けを頼むのだった。




「皆、ご苦労じゃった。やはり力持ちじゃのぅ。いやはや助かったぞ」


 作業時間は二十分弱。多少大雑把ではあるものの、それだけの時間で巨大なマキナガーディアンの残骸は見事部位ごとに仕分けられていた。これ以上は、目的のドロップ品を傷つけてしまう恐れがあるため、この先は手作業だ。とはいえ装甲は全て剥ぎ取られ、後は人の力だけで問題ないほどに解体されている。

 三体を大いに労ってから送還したミラは、いよいよとばかりにお宝眠る残骸の山に飛び込んでいった。


「まずは、やはりあれじゃろうな!」


 初めに探すアイテムを決めていたミラは、それを求めて胴体部分の残骸を漁る。余計な金属片を放り投げ、部品やパーツも投げ捨てて探す事暫く、ミラは赤く輝くそれを遂に見つける。


「おお……ありおった。本当にありおったぞ!」


 ミラは、人の頭ほどある真っ赤な宝珠を天に掲げ叫んだ。それはマキナガーディアンの必殺技、エンシェントレイの核になっていた結晶体だ。その名は、『アポロンの瞳』。レジェンド級の中でも特に上位の一品であり、ミラはおろか、九賢者の誰も見た事がないというほどに激悪のドロップ率を誇る希少品である。

 それを手にした事がある者は、かつての最上位プレイヤーの中でも極々一部。アトランティス王国の王と、ニルヴァーナ皇国の将軍の二人のみだ。

 そんな希少品を今、ミラは手にしていた。


「これがあの噂に聞く、『アポロンの瞳』か! ふむ……こいつ、どうしてくれようかのぅ!」


 素材として分類される『アポロンの瞳』は、武具や術具、果ては兵器までと、その活用法が多岐に渡って存在する。そして当然というべきか、どのように活用しても、それが絶大な性能となるのは決定事項だ。ミラの手持ちには、この『アポロンの瞳』を上回る素材を利用した品は一つもない。よって、今よりもパワーアップ出来るのは確実。なので、ミラが興奮するのも仕方がない事だろう。


「さて、まだまだこれからじゃ!」


 ミラは『アポロンの瞳』を大切にアイテムボックスへ収納すると、次のドロップ品を目指して再び残骸漁りを始めた。完全に欲に塗れたその目は、だからこそお宝を見逃さない。

 マキナガーディアンのドロップアイテムについての情報は、既にミラの頭に入っていた。

 まず、マキナガーディアンの動力部を保護する金属板『イージスプレート』。強度も相当だが、何より属性に対して圧倒的な耐性を持つ一品だ。これを加工した大盾は、聖騎士の最終装備の一つに数えられるほどである。聖騎士垂涎の品だが、あいにくと盾を捨てたソロモンは未所持だった。

 次にミラが発掘したものは、その『イージスプレート』に保護された動力部『アンチマテリアル水晶機関』。黒い小箱のそれは、開ける事が出来ず中がわからない事に加え、古代テクノロジーの結晶のようで、見た目通りのブラックボックスとなっている。ゆえに、それを機関として活用する方法はなく、かつてプレイヤー達は、これに爆発物を合わせ兵器として利用した。その威力は、総力を結集した九賢者に迫るほどで、戦略兵器として人気だったりする。

 ミラは、まだまだ戦利品を見つけていく。今度は、マキナガーディアンの頭部。頭脳にあたる部分だ。


「おお、なんと、これだけ入っておるとは!」


 頭部のパーツを取り除いたミラは、そこに詰まった沢山の球体結晶を見て、喜びの声を上げた。

 それは『ニューロンクリスタル』というもので、術具の素材として利用出来る他、特に術士用の装備との相性がすこぶる良く、ミラが召喚術復興のためにとクレオスに預けた装備品にも使われていたりする代物だ。

 マキナガーディアンを討伐した際、たいてい一つは入手出来る程度のドロップ率だが、それが今、ミラの目の前に五個並んでいた。


「まさか五個とはのぅ。これは嬉しい誤算じゃ!」


 ミラは『ニューロンクリスタル』を全て回収すると、更に頭部の別の個所を弄り始める。そうして取り外したのは、マキナガーディアンの目にあたる部分だ。

 それは、あれだけの戦闘があったにもかかわらず一切傷ついていない、透明なガラス板だった。直径五十センチ、厚さ一センチはあるそのガラス板だが、実は『クリアマテライト合金板』というアイテム名であり、金属製だったりする。


「しかし、不思議なものじゃのぅ……」


 叩いてみると、確かに甲高い金属音が響く。透明な金属があるなど流石はファンタジーの世界だと感心しながら、ミラは両目分、二枚の『クリアマテライト合金板』を回収した。

 続けてミラが取り外したのは、その内側、目の主要部となる凸レンズだ。大きさは掌程度で非常に集光性の高いレンズであるものの、ミラが知るゲーム時代では、レンズとしての用途はほぼなかった。だがそのレンズに使われている素材『エーテマイト』は、とても多様な武具術具に利用出来る優れものである。

 ミラはこのレンズもまた、二枚とも回収する。


「ぬふふ……現段階でも当時の価格で、既に総額十億以上じゃ。正に宝の山じゃな!」


 マキナガーディアンの固有ドロップアイテムは、残り四種。ミラは、それらも全て回収するべく、マキナガーディアンの残骸を更に漁っていった。

 そうしてかき集めたアイテムは、頭部と胴体を繋ぐ導線『ニューリンク魔導体』。胴体部分の底に使われていた『炭化マテライト装甲板』。そして『大暴れ』の際に大爆発を引き起こしていた仕掛けであろう『高振動発火結晶』と、レーザーマシンガンの銃身にあった『リフレクトプリズム』だ。

 これで遂に、マキナガーディアンのドロップアイテム全十種コンプリートである。


「大規模レイドボスのドロップ総取りが出来るとは……まったく、笑いが止まらぬ」


 ミラは回収した全ドロップアイテムを思い返しながら、にやりと笑う。大規模レイドのボスドロップといえば、それはもう最上位プレイヤーがこぞって求める希少品ばかりである。ゆえに、その分配でもめる事も多く、取り扱いが難しい代物だ。しかも当時は、そこにドロップ率などという仕組みもあり、倒せば欲しい物が直ぐに手に入るというわけでもなかった。

 それが今、全てが確定ドロップで、しかも総取りだ。ゲーム時代では出来なかった、そして考えられなかった事である。ただ、本当に命がけという最大にして究極の問題もあったが。

 とにもかくにも、それらを乗り越えたミラは、盛大に散らばったマキナガーディアンの残骸を見つめながら、もう取り残しはないかと入念に確認していた。こういうところは結構な貧乏性のようだ。


「しかし問題は、加工じゃな」


 手に入れた素材は、そのどれもが希少品ばかりである。ゆえに、それを加工するのもまた最高クラスの職人でなければ、手に余る代物だった。果たして、アルカイト王国にいる職人に扱えるかどうか。扱えたとして、最高の性能を引き出せるかどうか。

 中には複数の職人の手を経て真価を発揮する素材もある。なのでトップクラスの職人を何人も見つけなければ、今回の大豊作を活かしきる事は出来ないだろう。


(先は長そうじゃな……)


 苦労は多い。けれど、それが叶った時、これまでを遥かに超える品々を手にする事が出来るだろう。ミラは、ほくそ笑みつつ、その時を想像しながら、今一度見逃した素材はないか目を走らせる。


「ぬ……?」


 と、そうしていたところでミラは目敏く、残骸の中に埋もれた他とは色合いの違う何かを見つけた。取り逃しだろうかと、ミラはその傍に駆け寄る。そして上の残骸を取り除き、それを拾い上げた。


「本……? いや、これは日記か?」


 ミラが手にしたそれは、手帳ほどの冊子だった。いや、正確には冊子のようなもの、だ。表面の一部を残し、大半が既に形を保っているのも不思議なほどに劣化し、一部は焼け焦げ灰になっている。そしてやはりというか、それはミラが手にした少しの後、崩れて塵となり散っていった。ミラの手に残ったものは、焼けていなかった僅かな一部のみだ。


(なぜ、このようなものがマキナガーディアンの残骸の中にあったのじゃろう……。というより、これは一体誰の持ち物じゃ?)


 マキナガーディアンのドロップアイテムか、などと考えながら、ミラは残った一部を詳しく調べる。すると、最初の一ページのみだけが、辛うじて残っている事に気付いた。

 紙は、経年劣化が著しく、そっと触れているにもかかわらず破れてしまいそうであった。ところどころ、削れてしまっている個所もある。しかし、そのような状態でも、どうにか読めそうな文字も残っていた。


『地※在住、日本支部※※※。西※※062年、※月※※※に、これ※記す。

 当初の予定通り、世界の海の座標※※の星、地点※※地下に、総合施設の※※を開始。完成予定は、※球時間で、※週間後。

 ただ、地上は観測した※※に※※とした状態であり、改変に相当な時間を※すると思われる。

 施設が完成の後、※※を始める。上手く※※してく※れば※※が、それ※※正に※のみぞ※※だ。改変の※※を祈りつつ、第二※※の準備も※※ておく。

 時※※、当分の間、※※する事は※※だろう。なので同期さ※※、早め※、様子を※※。

 住※※いては、他の※と同じ方法を※※予定だ。※※より回収した数種の※ンプ※を※※。※※に居住させ、その※※を見守る事とする。』


 焼け残った最初の一ページには、そのように書かれていた。

 それを読み終えたミラは、遠い目をしたまま、呆然と立ち尽くす。


(何やら、とんでもないものを見つけてしまった気がするのじゃが……。これは何じゃ? 開発者の日記、とかじゃろうか? だとしても、このようなものがあるなぞ、随分と意味深に思えてくるのぅ……。どうにもわからぬ事が多い)


 そこには、日本という一番分かり易い文字が書かれていた。明らかに、現代の日本の事だろう。そのようなものが、ここにあるとはどういう意味なのか。考え込んだミラは、ふと精霊王とマーテルにも尋ねてみた。この意味が、わかるかと。


『実に興味深い内容だ。けれど、見当もつかない。この場所自体、我がこの世に生まれるより過去から存在するからな。我も、ここがどういった場所で、どのような理由から造られたのか、詳しい事は知らぬのだよ。まったく愉快なものだ』


 世界の様々な事柄に精通している精霊王ですら、古代地下都市については、さほど詳しくはないという。だからだろうか、精霊王は更に増えた謎に興味津々のようだ。わからないのが、楽しいらしい。


『ごめんなさいね、私もちんぷんかんぷんよ。もしかすると、私達が生まれる前に関係したものなのかも』


 マーテルもまた、わからないようだ。精霊王やマーテルが生まれる前。その頃からあるという古代地下都市は、一体何なのだろうか。謎が増えるばかりである。


「ふむ、そうか……。ならば保留じゃな。これは持ち帰り案件としよう。っと、その前に……」


 聖杯作りで大陸中を巡っているソウルハウルならば、もしかしたら何か心当たりがあるかもしれない。

 そう思い立ったミラは、そこでふと、ソウルハウルの戻りが遅い事に気付いた。


「確か、ここでの目的は、白亜のオーブの欠片じゃったな。ふーむ、何か手間取る要素でもあったのじゃろうか」


 神命光輝の聖杯作製に必要な、白亜のオーブの欠片。この先にある白の間と呼ばれる場所には、古代地下都市の全てを制御するエネルギー源である白亜のオーブがある。必要なのはその欠片なのだが、思えば、それをどうやって採取するのだろうか。

 既に戦利品の回収を終えたミラは、気になるままに白の間へ向かい歩き出した。

先日、テレビでアナ雪やってましたね。あの大ブームから、もう3年も経っていた事にまず驚いたりしましたが、初めて見ました。アナ雪。

いやはや、あんなお話だったんですねぇ……。見る前までは、

雪の女王と呼ばれる魔王になった姉を、王子様と一緒に討伐するというような物語だと思っていました。

全然違いましたね……。しかも、王子様は……。


あと、事ある毎に歌い始めますよね。ただ、最初の内はあれでしたが、慣れてきた途中から違和感なく……。不思議なものです。


そして姉妹愛って、いいですよね。



見ながらふと思ったのですが、エルサってディズニー系最強な気がする……。

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