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158 新作

百五十八



アルカイト王国の首都、ルナティックレイク。その中央でどっしりと構える城の門前に、ガルーダはそっとワゴンを下ろした。


「今日も、ご苦労じゃったな」


 ひらりとワゴンから舞い降りたミラは、そう労いの言葉をかけながらガルーダを送還する。そして、随分久しぶりだなと王城に目を向けた次の瞬間、その表情を凍りつかせた。


「これはどういう状況じゃ……?」


 見ると城門から王城までの道に、兵達が並んでいたのだ。楽団も配置された見事なまでの歓迎式である。

 前に王城を訪れた際、ソロモンの悪戯心で盛大に歓迎された事のあるミラ。あの日と同じような状況であるが、果たしてソロモンが同じ手を使うだろうか。

 となればもしや、国賓でも来る予定なのか。いつも通り門の正面に下りてしまったミラは、そう考えたあと即座に場所を移そうとした。その時である。


「お帰りなさいませ、ミラ様。お待ちしておりました。さぁ、こちらへ」


 式典用だろうか、見栄えの良い槍を持ち鎧を纏った騎士が、ミラに向かって一礼した。同時にミラは、この歓迎式が自分のためのものなのだと気付かされる。


(何を考えておるのか……)


 楽団の演奏が鳴り響く中、ミラは苦笑を浮かべつつも騎士に促されるまま、歓迎式のアーチをくぐり入城していった。

 そうして案内されるままミラが辿り着いたのは、謁見室であった。玉座にはソロモン。その左右前方には、近衛騎士団の団長レイナードと、参謀のヨアヒムが控えている。

 あの日の再現、といいたいところだが、一つ大きく違う点があった。謁見室の端に身なりの整った、貴族達が並んでいたのだ。

 いつか見た時よりも更に仰々しい雰囲気に満ちた謁見室の真ん中に連れてこられたミラは、状況を理解出来ず内心で慌てふためき、これを仕組んだ張本人だろうソロモンをこっそりと睨む。するとその視線を真っ先に感じ取ったのか、レイナードが睨み返す。

 そんなくだらないやり取りがあった直後、ソロモンの隣に控えるスレイマンが口を開いた。


「ミラ殿。特使として長期の任務、ご苦労様でした。成果の報告は後ほど伺うとして、先方からお預かりした協定書を、ここへ」


 これまた仰々しい口調でスレイマンが言うと、ミラの傍に一人の衛兵が歩み寄り一礼した。

 協定書。一瞬何の事かと呆けたミラだったが、すぐさまイーバテス商会のウラシスから預かった封書だと気付き、衛兵に手渡した。

 衛兵は一歩下がり、もう一度一礼したあと、ソロモンの方に向き直り一歩二歩と進む。そして今度はレイナードに封書が受け渡される。


(なんとも、面倒なやりとりじゃのぅ)


 ミラはようやくソロモンの手に渡った封書を、ぼんやりと見つめる。そのやりとりは見る限り、確かに王の威厳を感じさせるものであった。王という立場ともなれば、こういうのも必要な手順なのだろう。


「確かに受け取った。これにより我が国とローズライン公国は強く結びついた。貿易も盛んになる事だろう」


 封書を確認したソロモンは、堂々とした態度で立ち上がり、力強い口調でそう言った。それはまるで、ここにいる皆に聞かせるかのように。

 そして更にソロモンは「ミラ。此度は大儀であった」と、どこか作ったような声で続ける。それを聞いたミラは同時にその意を理解し、僅かに口端を吊り上げるとコートを両手で翻してからその場に跪き、胸元に右手を当てた。


「この身は、アルカイト王国のために」


 それは忠誠を示すポーズの一つであり、これまで礼儀がなってないと騒いでいたレイナードすら絶句するほど実に堂に入ったものであった。

 その直後、レイナードとヨアヒムを除く者達がソロモンの前に跪き、「アルカイト王国のために」と、ミラに続き復唱した。

 こうして、唐突に連れてこられた仰々しい謁見を、ミラはどうにか乗り切った。ちなみに先程のミラの口上は、ゲーム時代にソロモンと二人で良くやっていた、王様ゴッコの一つである。時と場所も関係なく、何でもいいのでソロモンが「此度は大儀であった」というと、口上を述べて跪く。そんなゴッコ遊びだ。ちなみにミラ側から仕掛けるバージョンもあるが、それはまたいつか。




「長旅で疲れているだろう。湯に浸かって来ると良い」


 そんな言葉で謁見室から送り出されたミラは、大浴場に向かっていた。ミラにしてみると勝手知ったる王城なので案内などは必要ないのだが、形式という事で侍女が一人付けられている。


(うーむ……。侍女に世話をされるというのは男の夢じゃが、なんでじゃろうな。ここの侍女といると落ち着かぬ……)


 アルカイト城の侍女筆頭としてミラの脳裏には、リリィの存在が根深く残っていた。今回、ミラの世話をするという事で同行している侍女の名は、タバサ。黒髪でセミロングの、落ち着きがある清楚な印象の女性だ。

 ミラに向けられる視線もリリィのそれとは違い優しく、どこか母性すらみられる。

 しかしミラは、油断なくタバサの動きを追っていた。ミラは覚えていたのだ。何かにつけて侍女達に囲まれた時、彼女がいつもリリィの傍にいた事を。

 なんだかんだと、城の侍女達にはいいようにされてきたミラ。しかし、タバサも含め彼女達はリリィほどではなかった。

 けれどどうした事かミラは今、タバサに得も言われぬ気配を感じていた。リリィに匹敵する何かがあると。

 そうして警戒しながら長い廊下を進む事暫く、大浴場の脱衣所に足を踏み入れたミラは、そこで待ち構えていたリリィ本人と対面して……諦めた。




「ではミラ様。お身体を綺麗にしましょう」


「ミラ様。御髪の手入れをさせていただきますね」


 瞬く間に服を剥ぎ取られたミラは、リリィとタバサに連行されるまま大浴場に入れられ、言われるままに全身を泡まみれにされていた。

 ミラは知っている。リリィを前にしては、何もかもが無意味なのだと。ミラは知っていた。リリィは、いつの間にか目の前にいる者だと。

 タバサの気配に気を取られ過ぎた結果が今である。とはいえ、警戒したところで逃れられないというのもリリィの恐ろしいところであり、ミラは既に達観した表情で無抵抗に徹していた。それが一番、早く終わるからだ。



 そうして、物言わぬ柔肌の地蔵と化したミラ。そんなミラを徹底的に世話するリリィは、徐々にその目を欲望に染め始めていた。


「ああ、なんて愛らしいのでしょう……。食べてしまいたい」


 恍惚とした表情をしたリリィが、誰にも聞こえぬような声で呟く。

 内面に色々と問題は抱えており信じられないかもしれないが、表面上は侍女達の鑑と言っても過言ではないリリィ。ゆえに、欲望へ身を落としつつもその手は最適に動き、強過ぎず弱過ぎず、ミラの肌を心地よく洗っていく。

 そしてたちまち仕事……至福の時は進み、リリィの手がミラの敏感な部分にさしかかろうとした瞬間であった。


「いけません、リリィさん!」


 ミラの臀部を丹念に撫で洗いしていたタバサが途端に小声で叫び、あのリリィの手を制したのだ。至福の一時を邪魔されたとして、リリィは鋭くタバサを睨みつけた。


「そのような手付きで触れてしまっては、ミラ様に気付かれてしまいます!」


 リリィの視線は万象すら射殺せるのではというほどに禍々しいものであったが、タバサはそれを真っ向から受け返し、尚も小声で叫びリリィの手を指し示す。

 見ればリリィの指先は、乙女を襲う触手もかくやというほどに怪しく蠢いていた。


「これは私とした事が……。ありがとう、タバサさん。九死に一生を得ました」


 どこぞの病の患者の如く、意思とは無関係に、いや、意思に直結して暴れる手を押さえ込みながら、リリィは言う。すると次第にリリィを支配していた欲望の色は奥深くにまで封じられ、その目は普段? の色を取り戻していた。


「ではリリィさん。いただきましょう」


「ええ、そうしましょう。タバサさん」


 冷静さを取り戻したリリィはタバサという協力者と共に、至福の時間を堪能したのである。




 そうこうして完膚なきまでにお世話されたミラは、続き脱衣所で下着を穿かされるという羞恥にも耐え切ると、いっそ清清しい表情を浮かべ次を待っていた。

 そんなミラに差し出されたのは、見覚えの無い服であった。


「さぁ、ミラ様。こちらをお召しになってください。この日のために新しく仕立てさせていただきました、魔導ローブセットツヴァイでございます!」


 そう言ってリリィが高らかと棚から取り出したのは、これまでとはまた違うコンセプトでデザインされた、侍女一同渾身の新作だった。ワンピースにコートという組み合わせはそのままに、シンプルでスタイリッシュなこれまでの衣装のイメージも継承しながら、キュートでコケティッシュな魔法少女らしい要素がところどころに散りばめられた夏仕様の一品だ。


「こ、これはまた、気合が入っておるのぅ……」


 ここにきてまさかの新作登場で、動揺するミラ。間違いなく今の自分に似合うと直感しながらも、まだどこか踏み切れない気持ちが残っているからだ。

 だが、そんな気持ちなど無関係に、リリィとタバサの息の合った連携で否応無く着付けられていく。


「ささ、ミラ様。万歳してください。はい、ばんざーい」


「ミラ様。おみ足を失礼しますね」


 結局、今回も着せ替え人形と化したミラは、リリィとタバサの意のままに整えられていくのだった。



 新たな衣装に身を包んだミラは、当然といった様子のリリィとタバサに手を引かれ、侍女区画に連れ込まれていた。

 その途中、任務についてソロモンに早く報告しなければと主張したが、リリィはそれを無慈悲に一刀両断する。そのソロモン本人から、ミラは長旅で疲れているだろうから休ませたい。侍女達皆で世話してあげてほしい。そう仰せつかったのだと。

 ソロモン王から、直々の言葉。そんな最強の大義名分を掲げ、リリィとタバサは意気揚々と、無抵抗になったか弱きウサギを巣窟へ誘っていった。

 疲れた時は、甘いもの。侍女達が妄信する、そんな呪文に導かれるようにして、今ミラは食堂の一席に座っている。


「ああ、思っていた以上に可愛いです!」


「私達は、とうとう天使を作り上げてしまったのね」


 彼女達は、いつ仕事をしているのだろうか。新生ミラを見るために、食堂は侍女達でごった返していた。そして彼女等は口々に何かを喚く。中には、白く大きな板──レフ板のようなものを構える者と、一心不乱にカメラのシャッターを切る者の姿もあった。裏での密約でもあるのだろうか、我先にとひしめく侍女達も撮影者には協力的で、優先的に場を譲っている。

 余談だが、侍女達が使っているカメラは、ルミナリアから借りたものだ。侍女一同で嘆願したところ、快く貸与してもらえたのだという。

 と、食堂に来て早々に囲まれてしまったミラは、ティラミスを口にする度に騒ぐ侍女達を、心底諦めた様子で見つめていた。


(これさえなければ、良い娘達なのじゃがなぁ……)


 何だかんだと騒がしい侍女達だが、その根底には確かな優しさがある。欲望のみの行動なら灸を据えてやる事も出来ようが、好意が大半のためミラは強く出られないのだ。行き過ぎた好意というのも問題だが、そのあたりミラは甘いらしい。

 ただ一番の問題は、左右に控えるリリィとタバサであるから、といえなくもない。

 周りを囲む侍女達は、声はかけてくるものの、手が届く範囲までは踏み入ってこない。見て、愛でるのみだ。

 対してリリィとタバサは、何かにつけてミラの身体に触れていた。口元を拭いたり、襟を直したり、何かしら理由をつけミラのお世話を徹底する。

 後日聞いた話によると、侍女達の間で制限をつけたという事だった。今までどおり皆で囲んで揉みくちゃにしては、ミラが迷惑するだろうと。その辺りの線引きは侍女達で決めたという。試合方式で。

 その結果、リリィが優勝、タバサが準優勝となりミラの左右を固める役に収まったと、そんなイベントがあったそうだ。


「バカじゃろう……」


 その話を耳にしたミラは、ただ心底呆れた様子でそう呟いた。




 ソロモン王が、日々忙しなく書類を処理する執務室。ようやく侍女達から解放されたミラは、そこにある大きなソファーに突っ伏していた。


「暫く見んかったが、ここの侍女達は相変わらずじゃのぅ」


 むくりと起き上がったミラは、コートを脱いだあと、それをまじまじと見つめ苦笑する。職人すら唸らせるだろう、素晴らしい出来栄えの魔法少女風コートにワンピース。そして、あの熱量だ。当事者でなければ、随分と愉快だろう。ミラはそんな事を思いながら、机の書類を片付けているソロモンを一睨みする。


「そうでしょう。皆、優秀で助かってるよ」


 ソロモンは、どこかとぼけたように言って、にこりと笑う。半分は本気だが、もう半分はミラをおちょくっている顔であった。

 とはいえ、リリィ達のお陰で、なんだかんだと疲れが抜けた事は事実だ。給仕されたスイーツも素晴らしいものばかりで、満足のいくものだった。着せ替え人形の刑がなければ、基本完璧なのだ。


「普通にしてくれるだけで、よいのじゃがな……」


 ミラは、そんな我が儘を口にしてため息を漏らす。そんな呟きにソロモンが「あれが普通なんだけどね」と応えると、ミラはより一層深いため息を漏らした。



「それはそうと、あの出迎えはなんじゃ? その後の謁見もそうじゃ。ただの封書を渡すのに、あれだけ仰々しくする必要はあったのかのぅ」


 過ぎた事は仕方がない。新作の可愛らしいワンピース姿のミラは、ソファーにだらりと身体を預けたまま、突然の歓迎式と謁見について愚痴を零す。


「まあ、今後のためにね。君は、これがどういう書類か分かっているかい?」


 ソロモンは、ミラがウラシスから預かってきた封書を手にしながら、そう問うた。知らんと答えたミラが、「随分とごてごてした封書じゃな」と続けたところ、ソロモンは不敵に微笑み、ミラが運んできた書類がどういうものなのか、楽しそうに語り始めた。

 その書類は、アルカイト王国とローズライン公国の国交を正式に結び、本格的な交流を開始する、というような内容のものだそうだ。

 商人の国とも呼ばれるローズライン公国には、ここアース大陸だけでなく、ずっと西に位置するアーク大陸からの品も多く集まる。貿易で賑わうセントポリーで揚げられた積荷も、その大半がローズライン公国に運ばれてくるという。

 いってみれば、両大陸の交易の中心地だ。当然それだけ多くの金が動くため、ローズライン公国の利権を狙うもの、また交流を求めるものは多い。

 そんなローズライン公国は現在、三神国との同盟を公式に掲げている。プレイヤー最大の国家であるアトランティスですら大敗した三神国が背後にあるので、力づくは自殺と同義だ。

 となれば、残るは平和的な交流しかないのだが、公国側もその影響力は当然把握しているので、その選定がとんでもなく厳しい。ここ三十年で国交を結べた国は、一ヵ国だけであるというのだから、その難度が窺い知れるだろう。


「そのような裏事情があったとはのぅ。となると、それは相当に凄い事なのではないか?」


 政治云々には疎いミラだが、ローズライン公国が秘めた想像以上の力に驚くと同時、ようやくその価値に気付き、ソロモンの持つ封書を見た。


「お、分かったみたいだね。その通りだよ!」


 何を自慢しているのかミラが理解したからか、ソロモンは更に饒舌に語っていく。この国交がどれだけ凄いものなのかと。

 大陸は広い。ゆえにローズライン公国以外にも商業の集まる国は存在する。それでもなぜ、この国が一目おかれているのか。それは、過去から連綿と続く歴史と、その過程で見出され築かれ整えられてきた交易路があるからだそうだ。ローズラインに集まった品は、多くの商会の手によって、この路を通り大陸中に運ばれていく。

 各地を安全に結ぶ、特別な路。商業組合でも干渉を許されないそれが、ローズライン公国最大の武器である。

 そんな重要な交易路の全権を牛耳る者こそが大公。つまり、ミラが会った相手、ウラシス・テレス・イーバテスなのだ。


「君が届けてくれた書類の内容はね、国交の他、この交易路の自由利用を認めるってものなんだよ」


 アルカイト王国にとって、それは余程の利益になるのだろう。ソロモンはにやにやと笑みを湛えたまま、封書を掲げてみせる。


「ほぅ。それはなんとも、凄いのぅ」


 特別なものを使わせてもらえる。そういう約束をとりつけた。そのように簡潔に理解したミラ。


「えっと、余り分かってないよね。これの素晴らしい点は、本来は通行するのに相当な税がかかる交易路を、アルカイト王国の所属なら無料で使えるってところね」


 そこまで楽しげに説明したソロモンは、次の瞬間「これまでが表向きの内容」と口にして、ふっと深い笑みを浮かべた。そしてソロモンは続ける。もう一つ交わした、裏の盟約について。

 その盟約とは、アルカイト王国が望む物資を優先的に格安で流すというものだそうだ。これは、次期大公として決まりかけていたメルヴィル商会を失墜させる事に成功した報酬代わりだという。


「メルヴィル商会については、五十鈴連盟の手柄な気がするのじゃがなぁ」


 メルヴィル商会を潰すために奮闘していたサソリとヘビ。二人の健闘を称えるような気持ちでミラが言うと、ソロモンは「越境法制官の人と教会の動き、凄く早かったでしょ?」とだけ口にして、口端を吊り上げた。


「小難しい事は、わしには分からぬ」


 ミラは、サソリとヘビの肩を持つ形で、その話を切り上げるのだった。

先日、ストリートビューで散歩していたんですよ。海外を気ままに散策です。

で、ですね。

驚く事に、そのまま遊園地にまで入る事が出来たんですよ!

すごいですね、ストリートビュー。まさかの遊園地散歩です。

そこで思ったんですよ。もしかして、USJのハリーポッターを堪能出来るのではないかと!



無理でした。

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五十鈴連盟のトップがアルカイト王国、ミラの同僚で九塔の管理者の1人なのだから、正体を明かしたら問題無いとか(笑)
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