初婚活しました!
ついに来ちまったよ・・・。
婚活パーティーに・・・。
緊張するぜ・・・。
こんな年甲斐もない若い格好しているからなおさら・・・。
だが、1つ問題があるとすれば・・・。
会場がまさかの"王宮"だった・・・。
なんで王宮なんだよ!!??
「よりにもよって俺の職場の本拠地じゃん!こんなのキャンディス団長に見られでもしたら・・・」
「私がどうかしましたか?」
(え!?きゃ、キャンディス団長!?)
なんでいるの!?
なんでいるの!?
なんでいるのおおおおおおおおおおお!?
「な、なぜ君がここに!?」
「え、あ、今日は休みで暇だったので・・・このパーティーに参加しました・・・」
「暇だったからって・・・このパーティーが何なのか分かってて言っているのか?」
「婚活パーティーですよね?」
「分かってんなら何で参加するんだ?君の歳ならまだ早すぎるんじゃ?」
「早いと言っていたらあっという間に歳を取ってしまいます!今からでも遅くありません!私も恋人が欲しいんです!」
なんて真剣な眼差しなんだ・・・
俺もこれくらいの年から今回初めていればよかったかもな・・・
(なんちゃって・・・本当はペント団長がこのパーティーに参加すると聞いてそれを狙って参加したのよね!これを機会に私もペント団長と恋仲に!!)
(さすがに他に知り合いはいねえよな・・・)
そんな心配をしつつ、俺の初婚活は幕を開けた。
ーーーーー
最初はフリートークと来た。
とは言え、何を話せばよいのか・・・
「え!?騎士団長なんですか!?」
「え、あ、はい・・・」
「素敵!」
あれ?意外に受けてる?
というか、この若作りスタイルには誰も何も言って来ないのは奇跡か?それとも気付いていないフリをされているのか?
とにかく今はトークだ!
「おいくつ何ですか?」
「に、28です・・・」
「なんだ、おっさんじゃん!その格好して痛々しくない・・・」
あっさり切り捨てやがった!
所詮28歳の中年には厳しい現実!!
「ペント団長、気にしないでください!私は少なくともあなたの味方ですよ!」
「ありがとよキャンディス、だが俺にばかり気を使わなくても良いから君は君で他の男の所に行ったら・・・」
「大丈夫です!それと、今日は団長じゃなくて、普通に呼んでくれませんか?」
「普通にとは?」
「普通に"キャンディス"と・・・」
い、いやあ、そんな馴れ馴れしくは・・・
俺の婚活・・・訳が分からなくなりそう・・・
「きゃああああああああああああ!!」
ん?
「おらあ!お前ら動くな!」
「な、なんだ!?」
いきなり銃火器を持った奴が会場に出入りしてきやがった。
どうしてだ!?
警備は万全なはず?
何がどうなってんだ!?




