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Body Change  作者: 秋元智也
13/25

第十三話

今まさに、ベッドの上に追い詰められている俺の心境など、分かってくれる

訳はなく、ジリジリと後ずさる。


「お兄ちゃん、覚悟決めて、ね?」

「いやいや、おかしいいだろ!優香の身体なんだからな!」

「うん、知ってる、だから私がやってもいいって言ってるんだよ?」

「よくない!絶対おかしいって…」


近づいてくる自分の身体に焦りを感じながら達也を振り向く。


「悠人はこのままの関係を続けるのに賛成なのか?試すなら早い方が良くな

 いか?」

「達也…お前まで…」

「そんなに嫌か?」

「嫌に決まってるだろ?俺とSEXっておかしいだろ?それになんで俺が受け

 なんだよ!絶対痛いやつじゃん!達也も面白がってるだろ?」

「どっちでもいいんだけどね〜中身優香ちゃんだし…それって入れるのにち

 ょっと抵抗があるっていうか…。」

「さっさと終わらせれば、分かるよ!それにお兄ちゃんすぐに良くなるって」

「勝手に決めんな!つーかなんで達也もいるんだよ!おかしいだろ?恥ずか

 しいだろ!」

「まぁ何が起こるか分からないし、後始末の為かな?」

「ひでー言われようだな〜」

「かわりにお尻使っていいよ!」

「了解。中身が悠人な訳だし…いっか。」

「よくない!」


なんでそこで納得しちゃうんだよ!

当事者無視しないで!


「まぁまぁ、そんなに大きくないから平気だって」

「小さい言うな!それ俺の身体だから!」


優香の慰めにすらなっていない言葉にツッコミを入れると二人に取り押さえ

られた。

今は服も剥ぎ取られ、全裸で男二人に覗き込まれる形になっている。

はっきり言って怖い。


「先に後ろ解していい?初めてだと結構時間かかるから。」

「これ用意したけど使う?」


優香が当たり前のように出してきたエグいもの…アナル開発具だった。

ローションをたっぷり付けるとお尻の中に指が入ってくる。

ゴム手袋のせいか抵抗なく入ってきて中を刺激する。


「ひゃぁっ!…な…なにこれ…やだっ…ストップ、すとっぷだってー」


俺の声は虚しく中の指は壁を擦り蠢く。

仰向けのまま足を開かされた状態での姿勢は恥ずかしくて恥ずかしくて

どうにかなりそうだった。


「お兄ちゃんもう、感じてるの?」

「悠人は敏感だからな〜」


達也の指が出ていくとお尻の穴がきゅんとなる。

なんで、残念みたいに思ってんだよ、俺。

おかしいだろ?

それも束の間、エネマグラと言われる器具が後ろにあてがわれる。

それが入り切ると達也は優香と位置を交換して優香の指が濡れ出している

穴へと入ってくる。


「お兄ちゃん、もう濡れてるよ?お尻だけでイキそう?」

「なっ…わけねーだろ!ちゃんとゴムつけろよ!」

「まさか?つけないよ?実際にやってみないとね?」


そういうと乱暴に中に指を突き入れると勢いよく掻き回す。


「あぁっ!…やっ…乱暴にしない…でっ…おかしくなるっ…」

「いつもの様に感じてよ?私の指好きでしょ?」


達也が顔をしかめるが気にもせずに優香の動きが激しさを増す。

俺の今の身体は快楽に弱いせいかあっという間にイってしまった。

放心状態の俺をよそに達也の舌が耳に噛み付くと中をぺろりと舐

めた。

息を飲むと心臓が早鐘を打つ様にドキドキして落ち着かない。


なんで?

こいつはただの友人で…いや友人とホテルになんか来ないか…。

こいつは優香が好きで?俺じゃ…ない…。

いつもいう、好きってそういう事だよな…。

なんでだろう胸の中にあるモヤモヤが膨れ出す。


優しく触る手にどこか虚しく感じた。


「お兄ちゃん、うちらの舐めて?」


優香の言っている事を理解して身体を起こすと達也のを手に握り

込み、優香のモノを口に咥えた。

いつもの事。そう割り切れればいいけど、今日は達也の視線が痛い。

すぐにカチカチに勃起させると達也の半勃ちのにしゃぶりつく。


「すげぇながめ…」

「お兄ちゃん、舐め方エロいよね?アイスでも舐めてるみたい…」


なんとでも言え!

こっちだってやりたいわけじゃないんだ。

そう、やりたい訳じゃない…達也のを吸い上げながら視線をあげると

目があった。

気まずい…すっごく気まずいのに下半身がきゅんきゅんする。

これって抱かれる側だろうか?

それだけのせいなのか?


「もう、これでいいだろ?」

「うん…お礼もね…チュッ!」


達也から初めてキスされた気がする。顔が熱くなってきて見ていられな

かった。


俺は寝かされると足を広げて自分自身を受け入れる。

そんなに大きくないのに中に入ってくるとそれなりに大きく感じる。

中に何度も打ちつけられ生暖かいモノが太ももを伝う。

中が痙攣しているのが分かる。

繋がったままの姿勢で達也が腰に触れると尻を揉みしだく。

尻の中に入ったモノが思い出したかのように主張しだす。

何度か出したり入れたりを繰り返すと一気に引き抜かれた。


「もういいよな?俺…もう限界…」

「まっ…待って。優香が入ったまま…ひぃっ!」


優香の腕に抱きしめられ起き上がるとお尻にピタリと温かい

ものが当たる。

いうまでもなく、俺のより大きいソレが尻の中に入ろうとし

ていた。


「壊れちゃうって…入れるかな逆だろ?いやどっちもはちょ

 っと…な?まずは前を抜いてからでいいよな?な?」

「いいじゃん、入れたままでいいよ。狭いけどいけるでしょ?」

「無理無理!絶対ムリだからっ!あぁっ!やっ…入れないで…ぇ

 っ…んっ…いやっ、痛い、痛いから!」


叫び続けるのをいい事にぐいぐい入れてくる。

壊れる!何だよこの痛みは!乳首をキュッと握られ悲鳴を漏らす。

気持ちいいのに、それ以上に尻が痛い。

快楽なんてもんじゃない!ただの拷問かと思うくらいに痛い。


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