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アフォリズムを解説することについて

 自分のアフォリズム(箴言)を注釈もしくは解説することは蛇足どころか愚の骨頂である。アフォリズムを作る者からしたらそれはまさに禁忌的なものだろう。解説することによって、アフォリズム本来の良さを全て奪ってしまう。短文に凝縮された思いを全て台無しにしてしまう。しかし逆に言えば、解説することによって、どれだけの思いがその短い文章に込められているかを知る良いきっかけにもなる。

 

 アフォリズムとは言葉のパズルである。読者には是非自分の出したパズルの答えと作者のそれとが一致するかを確認してもらいたい。ただ作者とは別の解釈をするのもまた正解である。この解説はあくまで作者自身の答えにすぎない。


 ただ解説を読む前に必ず、自分の頭でそのアフォリズムの意味することをよく考えて想像してほしい。そうでないと、せっかくの解説が台無しになってしまう。それを無駄にしないためにも、そのアフォリズムが何を言おうとしているのか、どんな思いがこめられているのか、自分の頭でよく考えてから解説を読んで欲しい。それが作者からの唯一のお願いである。


 アフォリズムを解説することは諸刃の剣である。しかし私はあえてそれを振り下ろしたいと思う。


 想像力を鍛えたいなら、アフォリズムを読みなさい。そして考えなさい。

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