75/158
葡萄酒
(レオルさんから頂いた単語で)
特別なあなたの血であるならば
万物よりも価値あるのでしょう
薄桃色に頬を染め上げるオトメ
目を閉じて恭しく受け取った盃
今日という日が彼女にとっては
始まりであり終わりでもあって
天の使いの一部になれるだとか
返す返すも僕には眉唾な神話で
でも熱心な大衆を否定もできず
ずっと遠くから眺めているだけ
結果だけを見ればワインでの宴
厳密な解説は求めないよこの際
祝いたいんだよね理由をつけて
徹底してる姿勢はスゴイけれど
どうにも共感はできそうにない
いいじゃないか理由がなくても
もっと自由に祝うのはどうかな
何でもない日を祝うキャラさえ
絵本に出てくる時代なんだから
ラブを届けたいだけの人たちも
盛り上がりたいだけの人たちも
元々の厳粛な祝い方を望む人も
もはやごちゃ混ぜでいいって事
れっつぱーりー




