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吐息

(臨夢さんから頂いた単語で)

テーブルの上についた肘

時間が止まり切り取られた()

描いたのは君

見限ったのは何なのか

皆目(かいもく)見当もつかず

ズッキーニとエビのパスタを一口

散った思いは何だったのか

重ねる手など持たない僕

悔やむ様子のない君

耳たぶにはプレゼントされたらしきピアス

好きなんだ その横顔も

もう一歩だけ近付きたいのに

鈍く痛む君の心の悲鳴が聞こえて

適した言葉は辞書にもない


今はまだ告げてはいけない

いくら取り繕っていても

もうしばらくは

吐き出す哀しみをそのままにして

あの子失恋したっぽいけど僕がアプローチするにはまだ早いのかな、の図

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