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続報
(涼葉さんからいただいた単語で)
街明かりがうるさくて目を伏せると
とてもわかりづらいのだけど
どうやら今日の空は高いらしい
いつかアナタと並び歩いた
誕生日祝いの帰り道のよう
うわの空だったのは
話がつまらなかったんじゃなく
くすぐったかっただけなんです
好いてくれること
隣で星見上げ語り合えること
突然の話題転換にすら応え
笑顔を導いてくれることが
ガス抜き程度の存在だとか
勝手に定義づけた日もあった
立ち止まってみれば違うんだって
手放せないものだって感じたよ
良ければ一緒に紡いでほしい
歪になるかも知れない物語
リセットはもうしたくないからさ
咲くまでどうか守らせてほしい
痛む言葉がふと現れたとしても
もうあと何冊分だけ このまま
かならずまたおしらせします




