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北城陸 その8

※この物語はラブコメであることを目指しています。

 南浅砂市立栄陽高校には、一階が三つ(・・・・・)ある。

 これがどういうことかというと、理由は簡単だ。校舎は渡り廊下を通して繋がってはいるものの、土台となる敷地が傾斜しているがために、外から校舎に入ることのできる入口にも高低差があるのだ。


 上空から栄陽高校を見下ろしたとき、校舎はロの字を描くように建てられている。

 校門はロの字の下辺の少し下にあり、校門から通ずる平らな地面と階段を織り交ぜた通路は下辺を貫通して上辺に突き当たるまで伸びる。その突き当たりが生徒にとっての昇降口になる。

 上辺にあたる横一文字に伸びる四階建ての校舎は普通校舎と呼ばれ、生徒たちの教室はこの校舎の中に位置する。

 一方、下辺にあたる校舎は五階建てとなり、音楽室や美術室、保健室などが位置するそれは普通校舎と区別して特別校舎と呼ばれている。特別校舎は凹の字を逆さまにしたような造りになっており、開いたスペースは校舎を貫通する通路であり、タイル張りの広場のようなスペースとなっている。

 校門から進んでその広場に立ったとき、左には事務室と職員室に繋がる入口が、右には保健室に繋がる入口がある。この階層は特別校舎にとっての一階にあたるが、昇降口のある普通校舎から見ると地下一階にあたるため、生徒たちからはB1と呼ばれている。

 さらにもう一階層下がり、B2と呼ばれるところまで降りると、ここが校門のある高さとなる。また、体育館やプール、グラウンドなどが整備されているのもこの階層となり、それらはロの字の左辺と下辺である特別校舎に隣接するようにして連なっている。

 一方、右辺に隣接するのは駐輪場、駐車場、そしてなだらかなスロープ状の通路だ。校門から入って階段を一切通らず、普通校舎の昇降口に辿り着ける設計になっている。また、敷地の右側にも校門とは異なる入口が用意されており、これは直接昇降口へと続く平坦な道へとなっていた。

 ロの字の右辺と左辺は、これは渡り廊下だ。普通校舎と特別校舎を繋ぐ渡り廊下が、階段の踊り場から伸びている。普通校舎の一階から二階までの間から伸びる渡り廊下が、特別校舎の二階から三階の間へと繋がっているのだ。同じように、それが普通校舎四階までの計三本、縦に重なるようにして伸びている。

 これが、栄陽高校の全貌だ。



「で、今俺たちがいるのが大体この辺」


 そういってリクは校舎の見取り図の一部に赤ペンでキュキュッとマルを描いてみせた。

 それは特別校舎の二階部分を指し示しており、つまり生徒たちの言う所の一階だ。

 以降、特別な事情がない限り、特別校舎に関しては下から順にB2、B1、一階、二階、三階、四階というように描写する。


「こうして見るとなかなかデカいわね、うちの学校」

「いやいや、坂下のほうがデカいでしょ」


 坂下というのは、海岸沿いの平地に建てられた比較的新しい私立高校、港跡学園の俗称である。

 栄陽高校に通う生徒たちからは坂下と呼ばれるが、港跡学園の生徒からも逆に坂上などと呼ばれているのでおあいこであった。

 沿岸地区の再開発の流れを受けただけあって、その敷地面積は栄陽高校のそれよりも広い。

 栄陽高校側には存在しない剣道場や弓道場などの設備もあり、蔵書の量も質も比べ物にならない。校舎も真新しいだけあって競争率は栄陽高校よりも高い。何より繁華街が近いのも学生的には外せないポイントである。


 さて、リクたちが見取り図を囲んで何をしているのかと言うと、校舎内にある花壇を確認していた。

 リクは青ペンを手に取り、地図にマルを増やしていく。

 昇降口横、校門から昇降口へ続く道の両脇、グラウンド横、スロープ周辺……


「け、けっこう多いですね」


 サヤが苦い顔をするのも無理はない。

 校舎の外にある花壇をカウントするだけでも、B2から一階に渡って敷地内に広く分布している。

 水場も限られている。すべての花壇に水をやろうとしただけでも、上って下っての重労働だ。

 花を目で見て楽しむのは良いが、その世話の大変さもまた、目に見えている。

 それが栄陽高校園芸部が生徒たちに人気がないことの、最たる理由であった。


「しかし配置に節操がないな」

「階段とか坂の隅にとりあえず花壇置いとけば見栄えいいんじゃないか的な考えが透けて見えるわね」


 実際そうだったどうかは定かではない。


「基本的には月水金に活動をします。まずこの部室に集まって、その日のやることを決める感じで」

「はい、分かりました」


 トントンと部室を囲う赤マルをペンでつつくリクに、サヤが頷く。


「ところで」リクは顔を上げて、カイトとアスカを見た。「二人は一応園芸部の正規部員になる訳だけど、活動には参加するの?」

「俺はパスだ」真っ先に否定するカイト。「家の手伝いあるしな」

「あたしもパス!」頭上で腕をクロスさせ、バッテンを作るアスカ。「運動部の助っ人優先するって言っちゃったし。もともとそういう話でしょ?」


 あくまで友人二人に頼んだのは、園芸部正規部員としての数合わせ。

 活動のほうに無理に参加する必要はない。

 それがリクとカイト、アスカが交わした約束事であった。


「えっ? ってことはもしかして」

「まぁ、そういうこと。大変だとは思うけど、当面は二人で手分けして頑張ろう」

「リク先輩と二人……」


 去年の経験もあり、栄陽高校園芸部での花壇の世話の大変さが身に染みているリクである。

 新入部員の女の子であるサヤに苦労をかけてしまうことに対して申し訳ないと思いながらも、しかしリクは、新たな部長として部員を引っ張ろうと意気込んでいた。

 そんな姿とは対照的に、サヤはほんのりと頬を染めて、真面目な顔でリクを見上げている。それはどう見ても、今後発生するであろう重労働への懸念とはまったく別のことを考えているように見えた。

 何事かを言うリクにコクコクと頷き返すサヤの姿を、それはそれは楽しそうにニヤニヤと見つめるアスカが、隣のカイトにゴスゴス肘を入れながら小声で聞いた。


「ねぇカイト、カイト! あれどう思う? どう思う?」

「どうとも思わん」

「嘘おっしゃい! いまアンタ超面白い顔してるわよ」

「肘が痛いぞ止めろ」

「まったく、あっちもこっちも素直じゃないんだから!」


 まったく手加減が感じられない肘打ちを繰り返しながら、アスカは実に悪そうに笑う。

 傍目に見ても悪くない出会い方をしたように感じる二人を前に、この悪友はいったい何を思いついたのか。

 そんなことはできれば知りたくもないなと考えたカイトは、独特の世界を展開する三人を他所に一人頬杖をついて窓の外を眺めることに勤めた。

 暖かくなってきたとはいえ、まだ少し肌寒さを残す季節。

 ――春の訪れはまだ早い。

 そんなフレーズがカイトの頭をよぎる。

 しかしそんなカイトを嘲笑うかのように、窓の向こうでは特大の桜吹雪が舞い、下校中の生徒たちが小さな歓声を上げる。

 窓の外を横切った小鳥が、一瞬だけカイトのほうを見た気がして、カイトは無意識に舌打ちした。

 忌々しいほどに、春だった。



 その日は結局、園芸部らしい活動をすることなく終わった。

 次の活動日は二日後。

 しかしリクたちがきほん園芸部部室で昼食を摂っていることを伝えると、サヤは一も二もなくこう聞いた。


『ご一緒しても、いいですか!?』


 リクが勿論、喜んだ。

 少なくとも表面上は、誰の目にもそう見えた。


  @


 その日リクは、フウリンソウの鉢植えを持ち帰った。

 もともとこのフウリンソウは、校舎の一角で育てられていた花だ。それを今日、この日のためだけに、わざわざ鉢に植え替えて持ち歩いていたに過ぎない。

 であれば、役目を終えたフウリンソウは、元の場所に植え替えるのが筋である。

 リクも勿論、そうするつもりだった。


 こうも明確な異変に気付くまでは。


(やっぱり、おかしい)


 リクは自室に戻るなり、鉢植えを勉強机の上に置く。

 そして花を――美しく咲いた花弁を見るフリ(・・)をして、土を見た。

 耳がない(・・・・)

 サヤが見つけた、人の耳のように盛られた土が影も形も消えていた。

 それに気付いたのは、みんなと共に園芸部部室に居たときだ。

 そういえばと、鉢植えの土にあった耳のことを話題にしようとしたのがきっかけだった。

 本当に何気なく鉢植えを見たとき、それは既にどこにもありはしなかった。

 そして気付いた。

 魔法使いの骨を浴びたのは、今日急激に成長を遂げたフウリンソウだけではなかったことに。



 土だ。この土も浴びたのだ。

 豊穣をもたらすとされる土の魔法使いの遺骨を、たっぷりと。



 それに気付いたとき、リクは背筋に氷の支柱が通るのを感じた。


 この得体の知れない土を学校の花壇に戻すのは、ヤバい。


 明確な理由など、ない。

 オカルトだと一笑されるレベルの根拠しかない。

 しかし、リクはその直感が正しかったことを、翌日の朝、悟る。


 翌日の朝、目覚めたリクが最初に目にしたものは、

 勉強机の上で、昨晩とまったく変わらぬ姿で佇むフウリンソウの鉢植えと、

 その周囲に散乱する、本の山だった。


 それらは参考書であったり、辞典であったり、漫画であったり、つまり様々だった。

 ただ一つ、本という共通点を残して、それらは勉強机の上に散乱としていた。

 リクは震えを抑えようともせず、試しに一冊だけ、その中から本を手に取った。

 小さな国語辞典だ。ページは既に開かれている。

 リクはそのページを端から端まで、目で追う。

 自分の鼓動が邪魔で、文字が頭にすっと入ってこない。そういう錯覚を覚えながらも、懸命に追う。

 そして一箇所にだけ付けられた、ほんの小さな土汚れに気がついた。

 その言葉を囲うようにして付けられた土汚れだった。

 そこにはこう書かれていた。


『こんにちは』


  @


 誰かに見られている。

 そういう感覚に捉われたことはないだろうか。

 誰もいない夕方の教室で。

 人気の感じられない薄暗い夜道で。

 一人きりで眠りにつく直前のベッドの中で。

 辺りには誰もいないのに、何者かの気配を感じる。

 辺りには誰もいないのに、何者かの視線を感じる。

 見られている。そういう感覚だ。

 大方の場合、それは単なる気のせいで、思い悩みすぎで、勘違いだ。

 かつて風聞から、揺れる柳の木の向こうに白装束の女幽霊を幻視したように。

 揺れる蝋燭の灯かりや、あるいはセントエルモの灯から人魂の存在を夢想したように。

 それは不安や後ろめたさ、あるいは好奇心といった心の中のものが見せようとする幻影だろう。

 考えてみれば、人の気配などというものそれ自体がひどく曖昧なものだ。

 そもそも気配とはなにか。

 呼吸音? それとも足音? または、ほんの僅かな空気の流れ?

 違う。明確に区分することができない、そういった不可思議な感覚を気配と呼んでいるに過ぎない。

 よく分からないから気配なのだ。

 それは、明確な理由や原因については説明できないが、何かにいてほしい(・・・・・)、あるいはいてほしくない(・・・・・・・)という信仰にも似ていた。

 リクの場合、後者だった。

 信じたくないことだったが、リクはこの一週間の間、常に何者かの気配を感じていた。

 見られているという視線を感じていた。

 起床から就寝に至るまで、その視線は時間を選ばずにリクを射抜いた。

 朝顔を洗う洗面台の前で。

 登下校中の通学路で。

 一人きりの自室の中で。

 リクはその視線に晒され続けていた。

 だが、どこでもという訳ではなかった。

 例えば授業中の教室の中だとか。

 例えば家族で食事する居間だとか。

 例えば入浴中の風呂場だとか。

 ふと監視の緩む気配を感じるからこそ、リクはそのギャップを肌で感じたとき、より一層強く思ったのだ。

 見られている、と。

 誰かに相談する、という考えはなかった。

 何の証拠もなく、被害があるわけでもない。

 それにいったい誰が信じるというのだろう。

 両親? 友達? 教師?

 たとえ卒業していった園芸部の先輩たちに相談したとしても、リクは信じてもらえるとは思わなかった。

 では、カイトとアスカならどうだろうか。

 あの二人であれば、無条件にリクを信じてくれるだろう。

 リクは確信に近いものを得ていた。

 だが、確信していたがために、相談することはできなかった。

 ただ不安だったのであれば、そうしただろう。

 心当たりも何もない、漠然とした怯えを持っていたのであれば、そうしただろう。

 安心を求めて、そうしただろう。

 しかし、リクはこの一週間の間、視線という気配に怯えながら、ある一つの名前についてずっと考えていた。


 アレク・レデラトル・ギド。


 あれから父、北城大貴に詰め寄り、今度こそは忘れまいとメモまで取った名前。

 リクの周囲を取り囲む、唯一の心当たり。

 それは異変の心当たり。

 非日常の心当たりだ。

 忘れもしない最初の日の朝、荒らされたように散乱していた本の中に紛れていた一冊の国語辞典を見た時から、リクはずっと考えていた。

 アレク・レデラトル・ギド。

 フィンランドにいたという、土の魔法使い。

 リクが持っている情報と呼べる情報は、それだけだ。

 試しに名前をウェブで検索してみたが、当然と言うべきか、期待する情報はヒットしなかった。

 ただ一つ、レデラトルというミドルネームは検索にヒットした。

 ローマ神話における、二度目の耕作を司ると呼ばれる神の名だった。


 たったこれだけの情報ではあったが、だからこそ、吟味すれば見えてくるものがあった。

 リクが気付いたのは、視線を感じる場所についてだ。

 土だ。

 リクが視線を感じたとき、常に傍に土があったのだ。

 洗面台にはリクが愛してやまないバニーカクタスの鉢が。

 通学路には一定間隔で街路樹が。

 自室には未だフウリンソウが、鉢に植えて置いてあった。

 リクは確信した。周囲に土があるとき、リクは常に誰かに見られている。

 そしてそれに気がついたとき、リクは誰かに相談するという選択肢を失った。

 何故ならリクは既に一度見ていたからだ。

 フウリンソウの鉢植えの中に、忽然と現れ、そして消えた物の存在を。

 土で出来た人の耳を。


 実のところ、今日にいたるまでの間リクが発狂せずにいられたのは自身の好奇心に依るところが大きい。

 半ば自棄になっていたと言ってもよい。

 それからである。リクがその視線を試すようになったのは。

 毎夜毎夜、勉強机の本棚、特に辞典の類が荒らされるので、リクは新たに類語辞典やことわざ、慣用句に関する本などを買って、試しに鉢の横に置いて寝てみた。

 翌日、それらの本は一見するとそのまま置いてあったように見えた。

 しかしよく見ると、それらの本は一箇所だけ途中でページが折られていた。

 その意味するところは明らかであった。

 すなわち、『まだ読んでいる。そのままにしておけ』である。

 土もまた、まるで気配を隠そうという気配がないのだ。

 自棄にもなろうものだった。

 ある夜、リクは意図的にフウリンソウの鉢を勉強机から部屋の隅に移動させ、眠りについた。

 翌朝、鉢植えは嫌がらせをするように倒れ、カーペットに土を撒き散らしていた。

 ある夜、リクは最近の流行り歌を何曲かリピート再生するようにセットして、眠りについた。

 翌朝、リクの視線に気付くまで、フウリンソウが根元から、まるで音楽にあわせるようにひとりでに左右に揺れていた。

 それはなんとも奇妙な共同生活だった。

 確信めいたものを持ちながらも、決定的なものがない。

 そんな悶々としたものを抱えながら、リクは一週間という時を過ごした。


 そして今日。

 夕飯を終えて自室に引き上げてきたリクの前には、一つの鉢植えがある。

 言わずもがな、フウリンソウの鉢植えだ。

 そしてリクの手の上には、夕飯の残り物の唐揚げが幾つか乗った皿があった。

 もう片方の手には菜箸が握られていた。

 料理皿を手に緊張の面持ちで鉢植えと向かい合うそのさまは、傍から見ればさぞ奇妙な光景だっただろう。

 だがリクは真剣だった。

 真剣に奇行に走った。

 リクはおもむろに唐揚げをひとつ摘むと、迷いなく土の上に置いたのだ。

 そして覚悟を決めるかのように瞑目した。

 三つ数えた。

 目を開けた。

 唐揚げが消えていた。

 忽然と消えていた。

 もう一つ置いた。

 目を閉じた。

 すぐに開いた。

 土でできた口が唐揚げをぱくりと飲み込む瞬間だった。

 それを目の当たりにされたというのに、土はまるで悪びれる様子もなく、まるではじめから何もなかったのだというようにすっと口の形を解いた。

 後には平面に慣らされた土と、再び唐揚げが消えたという事実だけが残った。

 この期に及んで、白々しいにも程があった。


「おい」


 リクは声をかけたが、土は答えない。


「無視すんな、おい」


 やはり土は答えない。

 リクは苛立った。

 だが、ふと思いついたことがあり、リクは次にこう声をかけてみた。


「こんにちは」

『こんにちは』


 劇的な反応を見せたのは果たしてどちらだったか。

 リクは菜箸と料理皿を取りこぼし、カーペットに油のシミができるが、そんなことはどうでもよいことだった。

 その声は男の声だった。

 なんというべきか、耳障りな、ギザギザとした声だ。嫌味な言葉遣いをさせたらこの上なく似合うだろう、そういう声だ。

 その声はオウム返しのようにリクに答え、続けてこう言った。


『ご機嫌いかが?』


 リクは答えることが出来なかった。

 はっはっと細かく荒い呼吸をするばかりで、とてもそんな余裕はなかった。

 ただ立ち尽くすリクの目の前で、鉢の土はお構いなしに、ぼこりぼこりと形を変えていく。

 まるで粘土のように、せり上がり、形を整え、やがて土は一つの形を取った。

 人型の人形であった。

 目も鼻も口もない。髪もない。指もない。ただ丸い頭があり、胴があり、腕と足がある。それだけの人形だった。

 リクの親指よりも一回り大きい程度の人形だ。それがすっくと立ち上がり、顔の正面をリクに向けてこう言った。


『なんてな』



 それが日本の男子学生リクと、古の土の魔法使いアレク・レデラトル・ギドとの出会いだった。

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