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ランチタイム  作者: 蝋梅
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恋バナ。


真紀「ねぇねぇ、春海さ、小柳くんのことどう思ってるの?春海の様子見てるとのれんに腕押しだからね」


春海「どう思ってるのって、なんで??普通にかっこいいと思ってるけど。っていうかいつ見てんだよ」


真紀「小柳くん春海のこと好きなんでしょ?私から見てもそう思うもん。春海はどうなの?あの全校女子生徒を虜にするような小柳くんがなんだよ、分かってんの??」


春海「分かってるよ、そんな取り立てて言うほどのことじゃないでしょう」


真紀「私は春海の気持ちを聞いてんの」


春海「え?だってさ、それほどの男子に求愛されて銅像のように突っ立ってる人みたいだったらそれ女じゃないでしょ」


真紀「あー!!脈ありだ!ちょっとにやけてるし!」


春海「あんたが騒ぐからおかしかっただけ、一応私も通常の感覚持ってますから」


真紀「そのうち告白してくるかもよ。そしたら手紙の一つや二つくらい書けるようにしとかなきゃ女じゃないわね、小柳くんいつもチョークールなのに春海の前じゃべったべたのへっらへらじゃん」


春海「いつのまに見てるんだね~。でも、そもそも私彼氏いるし」


真紀「あんたね、恋愛は義理や単なる人情でするもんじゃないんだからねっ」


春海「別に義理と人情じゃないし」


真紀「じゃあんた老婆なの??」


春海「あ~でも骨折れること多すぎてそれっぽくなってる可能性はある、日常生活で頭一杯かも」


真紀「それじゃ小柳くんが可哀そうじゃない…、それにあんたの彼氏も気づいてるかもよ~?」


春海「気づいてる?」


真紀「あんたが嘘ついてることが分かったら、あんたの彼氏、あんたのことなにも信じられなくなるよ」


春海「うーん、その通りではあるけど….今のままでいた方がいいかな…..」


真紀「な~んか小柳くんが可哀そう」


春海「そういう真紀はどうなの?葵くんが好きなんでしょ?うかうかしてたら誰かに取られちゃうよ」


真紀「葵??あ~、大橋くんのことね。あいつぁ女好きだからね!浮気される前に防衛網張っておく」


春海「真紀上目線すぎるんじゃないの?大橋くんだって異様にかっこいい男子の部類に入るんだから、しかも面白いし優しいから相当女子受けいいし、もうちょっと謙虚な姿勢でいた方が…..」


真紀「いいのいいの、あんまりおだてると調子乗るから」


春海「まぁ頑張ってね、真紀は顔もスタイルもいいから見込みありだと思うよ」





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