簡易キャラ紹介
※ここまでで主要メンバーが揃いました。
以下は『光焼く翼』の簡易紹介です。登場人物の理解に役立てば幸いです。
※◆は男性、◇は女性を示します。
【紫位(最高位探索者)】
◇クーデリア・リーフィス 《紫華》
主人公の付与師。酒好き。全属性付与を極めた才媛。
青白色の髪は光によって銀にも水色にも揺れ、瞳は紫がかった深青。
軽装の黒青コートを纏い、腰のベルトには付与用の小瓶や素材袋がいくつも吊るされる。
酒が入ると少し調子に乗るところがあるが、
普段は落ち着いた理知さと柔らかな気高さを併せ持つ。
その上で芯は強く、仲間の支援に誇りを抱いている。
元々は探索者ではなく一介の付与師ギルド職員として働いていた。
◆エルド・フェルナー 《紫煌》
レンジャー。『光焼く翼』の隊長。
黒に近い濃紺の髪を短く整え、琥珀の瞳を持つ。
声は穏やかで、常に冷静沈着。
革鎧と外套を纏い、背に聖遺物級の短弓を負う姿はまさに静謐な指揮官。
笑みは多くないが、笑顔の柔らかさは印象的で、周囲からの信頼は誰よりも深い。
戦術判断から現場指揮、雑務や対外折衝に至るまで、隊のすべてを支える要の存在。国家との交渉や任務調整も担い、“光焼く翼”の顔として最前線と中枢を繋ぐ役割を果たしている。
◆トゥリオ・ハルヴァ 《紫嶺》
重騎士。寡黙ではあるが、決して無口ではない。
必要なことを的確に、簡潔に伝える。
場が和む程度の軽口も普通にこなすタイプで、
ラナやクー子の冗談にも、たまに淡々と乗って返すことがある。
短く刈った焦げ茶の髪と灰青の瞳を持つ。夜目が効くせいか、
その瞳は灯りの下では金属のような淡い輝きを帯びることもある。
黒鉄と軽鎧を組み合わせた装備を纏い、重盾を構える姿はまさに“防壁”。
【金位(英傑級探索者)】
◇リディア・グレイス
魔法使い。酒好きその2。火力を極めた攻撃魔導士。
銀紫色の長髪と、群青に金を宿した瞳。
年齢不詳ながら若々しく、古風な言い回しと落ち着いた物腰を持つ。
高出力魔法を自在に制御し、爆炎の中にあっても微動だにしない。
高身長ながら、普段は猫背気味。
◇オーリス・ノルディア
聖職者(癒術士)。銀灰色の髪と深緑の瞳。
常に姿勢正しく、動きに無駄がない。
治癒術と結界術、瘴気緩和を兼ね備えるエキスパート。
パーティの第二の戦術参謀であり、理と信を重んじる人格者。
◇氷雨・エトランス
幻影師。短めの白みがかった青銀の髪、淡群青の瞳が光の角度で紫を帯びる。
一人称は「僕」。声は中性的で、言葉遣いは静か。
幻影と霧を操る姿は幻想的で、戦場を静かに支配する。
白基調の術衣に幻糸が縫い込まれ、光を受けて淡く輝く。
◇ラナ・シエル
剣士。栗色の髪を肩で結び、琥珀の瞳が印象的。
健康的な体躯と豊満な胸元に加え、筋肉の張りが美しい。
軽鎧の肩と太ももの金属パーツが戦場で光を反射する。
快活で感情豊かなパーティのムードメーカー。
◆ヴァルク・ゼノス
呪具師。隠れ酒好き。肩まで届く黒髪、淡い光を映す鋭い瞳。
低い眉と理知的な表情が印象的で、声は落ち着いた低音。
細身ながら鍛えられた体躯で、術式の刻まれた手袋を常に着用。
冷静な現場判断と、沈黙の中の洞察力が持ち味。




