2020年はラノベは刊行点数が減り売上は上がりましたが……
さて、2020年はラノベの売上は一応回復したようです。
具体的には
2016年 文庫売上206.0億円 ブック売上133.5億円 合計339.4億円 刊行点数 約1,750点 電子書籍売り上げ約97億円
2017年 文庫売上175.6億円 ブック売上119.9億円 合計295.5億円 刊行点数 約1,800点 電子書籍売り上げ約115億円
2018年 文庫売上156.2億円 ブック売上124.1億円 合計280.3億円 刊行点数 約1,900点 電子書籍売り上げ約128億円
2019年 文庫売上143億円 ブック売上128億円 合計271億円 刊行点数 約2,050点 電子書籍売り上げ不明
2020年 文庫売上140億円 ブック売上143億円 合計283億円 刊行点数 約2,000点 電子書籍売り上げ不明
2019年に続いてラノベ市場の電子書籍売り上げは確認できなかったのですが、鬼滅の刃ノベライズの売上、2019年が5.2億、2020年が21.7億+3.7億(劇場版)なので、鬼滅だけで20億円ほど増えてます。
そのおかげで前年の売上を上回ることができたといえそうです。
なので実際のラノベの売り上げは鬼滅をのぞいてみたら、10億円ほど減ったというのが正解でしょう。
鬼滅の刃ブームが終わった今年がどうなるかが怖い所でもあります。