物語の様な出会いをして少女は成長していく「前編」
「転入生?」
思わず、聞いてしまった。
「なんでも、身体能力が異常なほど高くて警察署の別口からスカウト来たらしいよ」
え....すご
どうやら、超人がここに来るようだ。
警察署には複数のグループがある
刑事第1課、第2、第3
交通第1課、第2
警備課
警務課 などが主な課だ。
所が、その裏 いわゆる裏世界の住人達を取り締まる少数部隊が存在する。5名のメンバー構成されており、元S級犯罪者も所属しているという噂が存在する。
私は少し期待よせて、学校を出た
◆
足りない食材を買いにスーパーによった。
今年は豊作らしく、キャベツが50円引きだった。それ以外の食材もほかのスーパーより30円安いから、1人暮しの私になくてはならない存在だった。
人参を選んでいると、スーパーの店長から声をかけられた。
「はるちゃんいらっしゃい」
「美川さんこんにちは」
美川照子(25歳) 私にとって姉的な存在だった。居場所を無くした自分を快く引き取ってくれ、なおかつ自分の住む家まで用意してくれた。本人曰く一人っ子だったから、妹というものに憧れていたかららしい。
私が知っている中で一番頭が上がらない人だと思う。
「今日は晩御飯何にするの?」
「今日はキャベツを大量に買えたのでポテ・ノルマンディーとガルビュールでも、作ろうと...」
「へー、フランス料理かぁ面白い組み合わせね!」
なんか羨ましそうに見られたので、ついつい言ってしまった。
「作りすぎてしまいますし、できたらおすそ分けに行きますね」
「オッケー、俄然やる気が湧いてきたわ!」
そんなたわいもない話をしていると1人の男が...
「金を出せ!!」
どうやら強盗の類いだった。美川さんは少し顔が青い。そんなことを思っていると男は言ってきた。
「ほおーいい女じゃないか、ちょっとこっち来い」
あれ、まさかの大ピンチ?そんなことに衝撃を受けていると男は癇癪を起こして銃を乱射した。
「いいから、さっさとこっち来い!!」
私には、抵抗する手段がない、ようやくそっちに行けるんだ.....
そう思ったら私自然と歩き出したていた。
多くの従業員から止めの声が入った
でも、歩くのをやめない。
コン、コン、コン
靴の音だけが大きく聞こる。喜びで体が焼けそうに熱い......
コン、コン、コン
コ......
後から女とも男ともとれる声が聞こえた。
そっから私は意識を手放してしまった。
「ボクみたいになってほしくないんだ。供物して生贄にされた男を愛した醜い■□■■■のように...」
最後まで、聞き取れなかった。狐のお面をつけた黒フードの人物は、誰だったんだろう....
美川照子(25歳) 大手スーパーの社長兼店長の女性本人は気づいていないが、自分が手助けした人はいつの間にか社員になったりしている。
「はるちゃん」って呼んで彼女を溺愛してたりする
読んでいただいたらありがとうございました。
次、新キャラと棺担ぎくんの記憶等出てきます。