前置き2 少女知り合いというのに逃げる
少女は思い出に耽っていた。
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両親をなくしてしまった。あとの出来事だった。彼女は両親をなくしてしまった事のショックで、喜怒哀楽が分からなくなってしまった。
だから中学の頃もだった自分を演じるしかなかった。
あるのは、ただの喪失感ぽっかりと穴が空いた感覚....廃人に近い状態にある事が彼女の昔を知っている人から見たら容易にわかる事だった。
春の月、少女は今までの友達が怖くなり、
逃げるようにしてとある名門校に入学した。
それが、少年との出会いだった。
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先読み、「彼との出会い、魅力に気付く」
突然ですが、私 岸谷浠華は困惑しています。
何故かって、それはとある男子に物語みたいに助けられたからです。
時は遡る
「岸谷さん、もう帰り?」
茶髪のおっとりした女子生徒が話かけてきた。
「そうなんだよね、ちょっと用事(言えないこと)があって...」そう言ってちょっと困った顔をしてみる。
それを見た女子生徒は同情したような目をされた。
「あはは、まぁ適当に頑張って見るよ」
彼女は何故か難しい顔をした。
「岸谷さんかなり美人で品があるのにそんな感じで言われるとなぁ」
私は苦笑いした。
「むー、私がなんだって言うの」
「「「お忍びで来たどっかの国のお姫様」」」
ん? 声が新しく2人分ある。
見たら幼馴染の新川詩音と生徒会長の楓南夏が来ていた。
「やっほー、ハルハル」
「こんにちは、浠華さん」
「こっちゃん達もひどいなぁ.....それでどうしたの?ここのクラスに来たってことはなんか用事があるって事だよね?」
思い出しましたって言ってるような顔になった
えぇ....
そんな心情を知らずに彼女は言った。
「3日後転校生が来ます、その案内役をお願いします。ちなみに拒否権はありません笑(キッパリ」
風邪気味rozuさんです。(。・ω・)ノども
それはさておき、次回から棺担ぎくんの登場です。そのための雑なカットです、察して...
登場人物( )
岸谷浠華
主人公兼ヒロイン兼学校アイドル1人目
世話焼きの性格で、美の集大成のような存在、
美人のお陰で毎日秒で告られてる。だか、断る
付いた二つ名は可憐な女王
新川詩音
幼馴染の1人、
お転婆でよく浠華の迷惑かける
馬鹿だけど、頭がおかしい程頭いい
人懐こい性格なので学校アイドル2人目
楓南夏
生徒会長、聖女と間違えられるほど、母性の塊
ママァー
ファンクラブがある、人脈が凄い。
数えたらキリがない、ついでに考古学者兼声優
考古学者は、父の2代目
声優は、雰囲気で勧誘された。
本人は、ロマンチストだが、今まで付き合った人は0
いくら告白されても運命の人が来るまで待っている人....実は隠れヒロイン