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宇宙での営業が再開始 しかし

2099年

宇宙都市でポーソンが開店となった

24時間営業のチェイン店、その店で事件は起こった。


『おはようございます店長』

ポーソンマザーコンピュータが声をかける『おはよう、裕美』

裕美という名前は店長の元彼女らしい。

ポーソン2号店の従業員は12人 二つのグループに分け、12時間交代で勤務に没頭していた。 まず店内の説明をしよう

リーチイン、飲み物を補充する狭い個室だ リーチインの室内の温度はマイナス8000度、マイナス10000に耐えられる宇宙服を着て補充する

フライドフーズ

大ヒット商品

からあげ様を入れる容器だ

中の温度は10000度

これも宇宙服を着ないといけない

からあげ様はレッドとレギュラーがポーソンの定番商品だ

シーフードも美味しいよ♪

そして今日 ポーソン2号店で悲劇が起きる




昼勤務




『今日もお客が少ないなあ』


『ほんまやなあ』


『あれ?ポットお湯ないやん』


カチャ


『馬鹿!!!開けるな!!!!』


ジュアアアアア!!!!!!!

ポットの中の大量の蒸気が二人を襲う


『ヴ〜〜〜!!!!!』


二人の体は溶けていった













店長室

『店長』



『ん、どうした裕美』



『酸素が増えました 予定を変更します』


『よしゅーわかりました』



『後行方不明になっていたポーソン一号店が見つかりました。』





ポーソン一号店、20年前に宇宙へ初めて飛び立ち 開店を成功させた一号店だ



『裕美居場所の細工をよろしく』




『了解』




『なるほど、隕石のクズで信号が遮断されていたのか…』




『店長、一号店から生命反応が』




『よし裕美みんな集めてくれ会議を行う』夜勤務


その頃レジカウンターはお客だらけだった 従業員は一人レジでもう2000人ものお客様を接客していた 体は汗だく

一つのミスが死を招くプレッシャー 金を間違えてえはいけないプレッシャー

そして 監視カメラからの鋭い視線


『ヴぁいぇっぉ!!!』

滑舌も酷くなり 何を言ってるかわからない状況だった


ある一人のお客がからあげ様シーフード味を頼んできた


宇宙服の酸素ボンベがカラになっていた


『が、ががあぢぁん、………ごヴぃんなじゃぃ………』


彼は宇宙服を着ず

泣きながらマイナス8000のリーチインに飛び込んだ 体は徐々に氷が蝕む 0.1秒の速さで飛び出たが 体にはもう感覚がなかった


見えるのは極限まで低下した片目と右足、 左足をずりずり引きずりながら フライドフーズの前に立った


『ヴァアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!』


彼は氷ついた手でフライドフーズをこじ開け からあげ様シーフード味をとろうとする しかし徐々に氷がとけ 肉が溶けていく フライドフーズの中は10000度

彼はポーソンの英雄となった瞬間だった


彼が最後に言った言葉




『母ちゃん、ごめんなさい』




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