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俺が案外イケメンだったことについて

かなり短いです

ブクマ登録ありがとうございます。

「こう?」


「違う違う、こうだよ」


「えっと、こう?」


「だから違うって、こうするの!」


「もうわかんないって!こうとか言われてもできないよ!」


えーと、俺、志摩桃李と勇者マキトは今なにをしているかというと、

デデン!

特訓です。あまりにも勇者マキトくんが弱すぎたので特訓です。強くなってもらうために特訓です。大事なことなので3回言いました。特訓です。4回目です。

最初に覚えるスキルの「れんぞく斬り」を教えてるんだけど全然できない。そもそも元から覚えてたからなぁ、どうすれば覚えるかわからないから見よう見まねでやってもらってるんだけど・・・。


「おい、諦めるなって。諦めたらそこで試合終了ですよ」


「人間諦めることも必要だよ・・・」


それ言っちゃ終わりだよ・・・言っちゃダメなやつだよ。監督真顔になっちゃうよ。常に真顔だけどより真顔になっちゃうよ。


「そんなこと言わずにほら、まず上から下に左下から右上に右から左に、はいやってみて!」


「えーと、下から上・・」


「おい!ちょっとまて!違う!間違えるとは思ってたけど最初から間違うとかわざとやってんだろ!」


「テヘ」


「テヘじゃねぇーよ!やっぱわざとかよ!」


テヘとか可愛いすぎんだろ!そのままレベルアップしてテヘペロ使ってきそうだわコイツ!


あ、コイツが可愛いことについてはもう慣れたから。いちいち自分の気持ちにツッコムの疲れたし。

でも、男でもいけるとかそういうのはないから!絶対!寝顔可愛いかったな。


「もう疲れた~、一旦休憩しようよー」


「あーわかった。休憩するか」


「よっしゃー!」


うん、ほんとにいちいち可愛いよなコイツ。なんかねショタみたいな言動だけどショタってわけではないしな。中性的なんだよね、女顔って言うの?顔の比率的に女8男2って感じだ。


「なぁマキ、お前ってほんとに男?実は性別隠してるとかない?」


実は女でしたってなってくれるとありがたいんだが・・・


「男に決まってるよ!どこをどうみたら女になるんだよ!」


いや、主に顔とか


「あ~、生まれるならもっとイケメンが良かったよ!村で全然モテなかったし!」


いや、それはないだろ。絶対モテてたよ

男に


「シマとかいいよねー、すっごいイケメンじゃん」


「え?マジ?俺ってイケメンなの?」


「イケメンだよ。しかもイケメンでも上のほうだと思うよ。少なくとも村にはこんなイケメンいなかったよ」


マジすか。ヤバイじゃんそれ。この洞窟鏡とかなくて自分の顔見たことなかったから嬉しいわ。

ハーレムきたんじゃね?異世界ハーレムじゃね!?


「じゃあさ、いきなり告白とかしたりしてもOKもらえたりする?」


そんなにイケメンなら会ってすぐでもいけるんじゃないだろうか?冒険でどうせ城とか寄るからウハウハじゃね?ハーレムつくるよ!


「なななにいってんの!?ココクハクとか!確かに!優しくしてもらったりしてるけど・・・それ以前に!おおおとこどうしだし・・・」


なに真っ赤になってるんだろうか?最後のほうはなに言ってるかゴニョゴニョして聞き取れないし。あれ案外勇者くんピュアなの?女の子に免疫ない感じかな?告白って聞いただけで顔真っ赤にしちゃってまぁー、青春だねぇ。


「ま、今はそんなことどうでもいいや!とりあえず休憩終了ー。特訓再開するぞーマキ」


ちなみに二人でなんて呼ぶか決めて俺はシマ、マキトはマキって呼ぶことになった。あだ名で呼び合うのが嬉しかったのか最初はマキがめちゃくちゃ照れてたけど


「どうでもいいの!?でも、今はってことは今度するのかな・・・心の準備しとかないと・・・」


さっきからマキがゴニョゴニョしゃべっててなに言ってるから全然わかんねぇ、もっとはっきりしゃべりなさい!まったくもう!お母さん貴方の将来が心配!


でもまぁとりあえず

この世界最高!

最後の終わりへの持ってきかた無理やりすぎた


the漢って感じのBLは嫌だけど、中性的な子とのBLっていいよね(*´∀`)

引かないでね( ̄ー ̄)

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