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勇者パーティーに加わることになった志摩桃李と申します

初めての投稿なので色々と文がおかしいかもです

「フハハハハッ!よくきたな勇者よ!だが、終わりだ!私のスキのデカイ「地割り」をくらって死ぬがいいっ‼」


えー、このめちゃくちゃノリノリなモブキャラは誰かといいますと・・・俺、志摩桃李です❤

いやーまさか俺の大好きなRPGゲーム「勇者の旅」の世界に転生?しちゃうとは思わなかったわー。転生とか言っても前世のことはこのゲームのこと以外覚えてないけど・・・

まぁそのことは置いといて今の状況までの成り行きを説明すると


目が覚めたら目の前に神さま

「なんか手違いあったから君の好きな世界に送ってあげるよ」

「じゃあ、勇者の旅の世界でお願いしますm(__)m」

なぜか最初のチュートリアルボスに転生

3日ぐらいたって勇者到着

「フハハハハッ!よくきたな勇者よ!」

今ここ


まぁでも悲しかったよ。勇者まではいかなくても人間でいたかったよ・・・

いや、でも一応人間なのか?確か俺って魔王に魂喰われて魔王の操り人形になっちゃった人間だよな。

え?じゃあ俺今、魂無いの?普通にしゃべれるし自由なんだけど。見た目普通だし。


「僕は勇者に選ばれたマキトだ!僕はお前を倒して先に行く!そして魔族をすべて根絶やしにする!」


「うぅっひょーい!ちょーかっけー!さすが勇者だな!緊張スルー!」


「え?」


「あ、いや、うん、フハハハハッ!行くぞ勇者よ!」


あぶねー!興奮してつい素が出ちゃったよ。まぁ素で絡んでもいいけど雰囲気的にボスっぽくしたいよ。このゲームのファンだし。


行くぞって行っちゃたけどどうしよ?俺ある程度強いしなー、3日前からぶっ続けでレベルリング楽しんじゃたからなー。多分勇者からのダメージ1しか入らない、いや1も入らないと思う。

やられたふりして逃げるか、うんそうしよう。確か勇者には戦い方を教えてくれる精霊いるから俺が斬りかかったら避け方とか教えてくれるんだよな。斬りかかってくるジャストタイミングでL1とLスティック左だっけな。RPGでそういう試用があるのが珍しいからこのゲームの面白さのひとつになっているだよな。防御力に差がありすぎると回避できないけど、俺はそもそも装備が布1枚みたいなもんだから防御力はガチガチに鎧着た勇者と俺はちょうど同じぐらいだろう。


とりあえず斬りかかったら何かしら精霊が教えてくれるだろうしある程度チュートリアルで覚えられること覚えてくれたらさっさと逃げてあとはこの世界を満喫しよう。ちょー楽しみだぜ!


「おりゃー!」


ちょっとゆっくりめに斬りかる。これなら精霊も急がなくても教えられるだろ。俺って優し!✌

が、勇者は避けようともせず剣で受け止めようともせずに両手で自分の顔をとっさに守ろうとする。


「は?」


思わず声が出てしまった。とりあえず剣は寸止め。


「いや、ちょっと何してるの?避けないと」


目の前でビビってる勇者に思わず素でしゃべってしまう。おそるおそるぎゅっと瞑っていた目を開ける勇者。いやなんで涙目!?しかも可愛いし!?

いや可愛いっていうのは子供とかの可愛さであって決してそういうのじゃないから!俺は違うから!

normal!yes!


「剣の避け方とか知らないし・・・剣術とか誰も教えてくんないし・・・」


「誰も教えてくれないってお前、勇者なんだから村の護衛の人とか教えてくれるだろ」


「勇者だからめちゃくちゃ強いってなってそのまま話に流されちゃって剣術教えてなんて言えないし・・・」


「あー、でもあれじゃん!精霊は?精霊色々教えてくれんじゃん?」


「精霊?なにそれ?」


「え?いやーあのー、教会でさ変な偉そうな爺ちゃんが加護とかいって授けてくれるじゃん?」


「あの人嫌いだから教会寄ってない」


嫌いだからってお前、精霊大事だよ!ネタバレだけどラスボスは精霊が自分を犠牲にして倒してくれるんだよ!どうすんのラスボス!倒せなくね!?


「あーマジすか。あーじゃあ、俺が教えてやるから。

はい!相手が斬りかかってきました。はーい横に華麗にステップ~」


「イテッ、膝打った・・・」


「・・・・・・・・・・・」


「はい!相手が「地割り」を使ってきてはずした!そのスキをついて上から斬りかかる~」


「あ、ちょっとまって剣が引っ掛かってて抜けないから・・・よし、抜けた~。あれ、スキなんてないじゃん」


「・・・・・・・・・・」


「おい!」


「イテッ!なんで頭叩くんだ!」


「真面目にやれ!!魔王倒すんだろ?この先にある「深みの森」このままじゃ1人で抜けれないぞ、大丈夫か?」


「そんなこと言われたって。僕だって真面目だ!そもそも農民の僕がいきなり勇者とかよくわかんないよ!ここまで来るのだって1人で魔物から逃げ回ってたし・・・この先も1人とか無理だよ!」


あーそういえば元農民の設定だったな。別にこれからもずっと1人なわけじゃないだけどなー、ちょっとあとからだけど3人仲間になるんだけどなーちょっとこのままだときついよな。

ん?じゃあ、俺がついてけばいんじゃね?そもそもこの世界満喫するとか勇者パーティーと一緒に冒険行くほうが楽しいと思うし。


「じゃあ、俺が仲間になろっか?」


「え!ほんと!?・・・でも魔王の配下なんでしょ?信用できないよ」


「大丈夫大丈夫、俺魔王のこと好きじゃないし、嫌いだから、お前と一緒に冒険行くほうが俺は楽しい!」


そもそもこっち来てから魔王あったことないしな


「そ、そうかな?ちょっと嬉しいよ//」


「よ、よろしくね」


信用できないとか言いながらすぐ信用しちゃうとは・・・お兄さん心配です!


とりあえずまぁ、この世界最高!





中性的なボーイッシュな子っていいよね(*´∀`)

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