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次の日の夜、一羽のミミズクが孔雀の所にやってきて言いました。

『孔雀さん、孔雀さん。ウグイスに話を聞いたんだが、

 我輩にも是非その美しい羽を一枚分けてはくれないか』


孔雀は答えます。

『お分けするのは構いませんけど、ミミズクさん。貴方は夜行性で、夜活動するのですよね?夜暗闇の中で私の羽をみてもよく見えないと思いますよ?』


ミミズクは答えます。

『そりゃ確かに我輩は夜行性で孔雀さんの羽は昼間太陽の下で見るよりはきれいに見えないかもしれない。けれども、それでもうっとりするぐらいにきれいな孔雀さんの羽を我輩が持っていると思うだけで、我輩は幸せな気分になるんだ』


孔雀は少し考えてから答えます。

『そうですか。わかりました。それなら羽を差し上げます。どうぞ私の羽をもらってください。その代わりというわけではありませんが、私は今から寝るので私のために子守唄を歌ってくださいな』


そこで孔雀はフクロウに綺麗な羽を一枚やり、代わりにフクロウは孔雀が眠りにつくまで子守歌を歌ってあげました。





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