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運命逆襲バラエティ  作者: 保寿
第二章 介護・日常生活編
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集中治療室【ICU】①

私の父、肺の持病を抱えていたんです


かかりつけ医の紹介で、専門の病院を

紹介され、そこで、肺の止血手術を

勧められたのですが、出血箇所を特定

するのが難しいので、数回手術を

しないといけないと言われたんです。


父は怖いことが超苦手で

「何回手術するか分からないし怖いから

手術するのは嫌だ。なってから手術する」

の一点張りで、80歳直前ということもあり

ちゃんと説得する事ができませんでした


ある日の朝、父が寝室で吐血しました

病院嫌いなのに珍しく

「ダメかもしれない。救急車を呼んで」

と私に言ってきました


すぐに救急車手配の為に電話しました


その後、父が

「今なら這っていけるから」

とない力を振り絞って 玄関の付近まで

1歩、1歩と這っていきました


これが父と交わした最後の言葉です


救急隊員の方に担架にのせてもらって

玄関を出たとたん、さらに大量の血が…


母親と妹は体が悪いので、私一人が

父と一緒に救急車に同乗しました


かかりつけ医が大きな病院ということ

もあり、すぐに救急車で運ばれました


救急車で運ばれる途中も

大量の吐血が止まらず

父は運ばれる途中で気を失いました


病院についたとたん

すぐに集中治療室に運ばれました


吐血の量って、テレビドラマどころの

騒ぎじゃないくらい…

倍どころの騒ぎじゃありません

3~4倍は吐血してたと思います




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