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もがく海

翁助は頼る人が限られてしまっている。天下りを保証してくれるほどの大それた大人ばかりではないのだ。ただよくどおしいばかりに悪事を働いた証を見せているようなものだった。村上にはそれを感じるしかなかった。よく梯子を外されただの言われるが全くそうでもないのだ。外したのは明らかに悪事ありきに過ぎないのだと。応接室で待っていると3人は話し込んでいるようでもあった。久々に会って話すようなわけでもないだろう。ゆっくりと応接室へと向かってきた。ドアがあまりにもスローモーションのようにしか映らなかった。

「ごめん。待たせたわね。」

「いいんですよ。・・・翁助さんと篠原さんですよね。」

「えぇ、週刊誌で公になったことでどのみち責任だとか言ってトカゲのしっぽ切りしようと上は模索しているようなんですけど、世間がそれじゃ納得しないので親父もやめることになりそうです。・・・大半が入れ替わるように言われているんです。」

裁いている側の悪事となると世間は全くもって信用がなくなってしまう。そのことに冤罪事件をどれほど生み出したのかと記者会見をするのだという。したとしてもあまりにも遅い記者会見でたたかれてしまうのは百も承知だと上は分かっていないのだと。処分をするにも判断を仰いでいるようだが、はっきりしないのだという。どう逃げるかが探しているようでもあったのだ。

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