Lv上げと召喚
「第一位階魔法:『殲滅の爆発』」
目の前にいた悪魔の群れ(下位悪魔)を連鎖爆発のように爆発していく魔法が殲滅する。
『Lvが20になりました。新たな職が与えられます』
_____________________
名前:
種族名:悪魔の大王
Lv20
HP:1000000
攻撃力:28000000
防御力:6000000
速度:400000
魔力量:140000000
職:『真之魔導師』
使用可能魔法・全下級魔法
全中級魔法
全上級魔法
・全下位魔法
全中位魔法
全上位魔法
全高位魔法
全超位魔法
・全第一位階魔法
全第二位階魔法
全第三位階魔法
全第四位階魔法
全第五位階魔法
:『魔弓師之頂』
使用可能技・一段弓術
二段弓術
三段弓術
四段弓術
五段弓術
六段弓術
七段弓術
八段弓術
九段弓術
高段弓術
超段弓術
最超位段弓術
・魔法効果付与
軌道補正
精密狙撃
魔弓召喚
魔法威力増大
種族能力:『悪魔の体装』・・・鋭利な翼、威圧の眼光、金剛の皮膚
『悪魔の心装』・・・恐怖の覇気、殺戮の意思
固有能力:『全能之魔眼』・・・炎眼、氷眼、石眼、創造眼、破壊眼
『邪悪執行』・・・弱者暴食、精神狂乱、暴虐化
『正義虐殺』・・・天使殺傷、聖属性耐性、美徳無効
通常能力:身体能力向上・魔法超耐性・神聖魔法耐性・物理超耐性・異常状態超耐性・全言語理解
______________________
「『魔弓師之頂』きたぁぁぁ!!!!」
「な!な、なんだぁ!?」
「いやぁぁぁ!きちゃいましたよぉぉ!弓系の最高職!」
「ど、どうしたんですか?」
「最高職の確率はねぇ!なんと0.0001%!それを一回で当てちゃったんですよぉ〜!!」
「お姉様、この方はすでに壊れました」
「誰でもこうなるぞ」
「急に冷静になるのやめてくれない?」
「試してみるか、第三位階魔法:『悪魔の誘惑』」
ダダダダ!!!
バタバダバダ!!!
「ん?大量の下位悪魔と上位悪魔の足音が聞こえるんだが?」
ネアの声を無視して高位魔法:『周辺把握』を発動する。
数は、、
「600か、、」
「そんなに対処はしきれないぞ!」
「大丈夫だ」
早速、『魔弓師之頂』の魔弓召喚で魔弓を召喚する。
禍々しいオーラを放った超でっかい弓が出てきた。
そういえば近藤に頼んだなぁこれ。
その弓で最超位段弓術・矢雨を準備する。
と、同時に第五位階魔法:『魂の採取』と言う即死魔法を付与する。
これは例え防御力が高く、物理攻撃に耐性があろうとも触れたら死ぬのだ。
この魔法はAD.worldの中でも特に長い発動時間を有するが使ったら効果は絶大。
PVPとかで使うと超絶ブーイングが飛ぶ可哀想な魔法なのだ。
この技はかつてAD.worldの中でTOP3だった、「から揚げうめぇ@たらこマヨ付き」と言うプレイヤーが開発した技だ。
名を、、、
「『死の矢雨』」
そのままである。
何百にも増えた即死矢が下位悪魔と上位悪魔に当たり300ほど死んでいった。
『Lv21に到達しました』
『Lv22に到達しました』
『Lv23に到達しました』
・
・
・
『Lv28に到達しました』
「もう一回!」
またもや『死の矢雨』が下位悪魔と上位悪魔に降り注ぎ、断末魔をこちらに聞こえさせることなく下位悪魔と上位悪魔は死んでいった。
『Lv29に到達しました』
『Lv30に到達しました。新たな職が与えられます』
『Lv31に到達しました』
・
・
・
・
『Lv36に到達しました』
_____________________
名前:
種族名:悪魔の大王
Lv36
HP:3002000
攻撃力:45005000
防御力:70024000
速度:4600530
魔力量:9340000000
職:『真之魔導師』
使用可能魔法・全下級魔法
全中級魔法
全上級魔法
・全下位魔法
全中位魔法
全上位魔法
全高位魔法
全超位魔法
・全第一位階魔法
全第二位階魔法
全第三位階魔法
全第四位階魔法
全第五位階魔法
:『魔弓師之頂』
使用可能技・一段弓術
二段弓術
三段弓術
四段弓術
五段弓術
六段弓術
七段弓術
八段弓術
九段弓術
高段弓術
超段弓術
最超位段弓術
・魔法効果付与
軌道補正
精密狙撃
魔弓召喚
魔法威力増大
:『農民』
使用可能技・農作物栽培
種族能力:『悪魔の体装』・・・鋭利な翼、威圧の眼光、金剛の皮膚
『悪魔の心装』・・・恐怖の覇気、殺戮の意思
固有能力:『全能之魔眼』・・・炎眼、氷眼、石眼、創造眼、破壊眼
『邪悪執行』・・・弱者暴食、精神狂乱、暴虐化
『正義虐殺』・・・天使殺傷、聖属性耐性、美徳無効
通常能力:身体能力向上・魔法超耐性・神聖魔法耐性・物理超耐性・異常状態超耐性・全言語理解
______________________
「なん、、だと、、?」
「どうしたんですか?」
「その姿で男言葉ですと結構違和感ありますよねお姉様」
「うん」
「『農民』・・・」
「はははは!私をばかにしたつけが回ったわねぇ!!」
「お姉様、怖いです」
「ハンデって言うんだろ〜な〜!負け犬の遠吠えだなぁ!」
「んだとぉ???」
「やるかぁ???」
「お姉様!」
「ん?」
「顔、怖いです」
「すいませんでしたぁ!!」
「え?」
「怖い顔したら別れるって言う風に言っていたんです」
「なるほど」
「今度は気をつけてくださいね」
「はい、、」
「それと、」
「なんだ?」
「もし召喚された時に違和感が出てくるので女言葉使ってください」
「え?いやよ?」
「お上手です」
「で?召喚される方法しらね?」
「なんで戻すんですか?」
「召喚された時に限り女言葉でいいだろ」
「それでいいですね」
「それだったら名前も持っといたほうがいいんじゃない?」
「あ〜、どうすっかなぁ〜」
悪魔、デビル、そのままでいいか?
いやさすがにそれは嫌だしな〜?
巳井間って名乗るか?
いや、そのまんまもちょっとな〜。
ミイマ、ミ、、
デビル、デビミ?
「デミル?」
「いいんじゃない?」
「それでいいと思いま、、!」
足元に巨大な魔法陣が浮かび上がり周辺を明るく照らした。
「召喚キタァァぁぁ!!!!」
〈少し前、バレアルス王国・召喚魔法使用場〉
「魔法陣の製作はうまくいっているか!」
「はい!」
「準備が完了したらお呼びします。おくつろぎください陛下」
「うむ」
慌ただしく動く魔法使いたち。
このバレアルス王国は隣の国、バキスタ帝国による侵攻が開始しようとしていた。
それに伴い国王・ベスタキン・グルード・バレアルスは周辺国家にも名を知られる魔法使い・バンレバーに強力な軍隊を要求した。
そこで行ったのが悪魔の召喚である。
悪魔の召喚は国王・ベスキタンの前で行われることとなり召喚魔法使用場は慌ただしく改装され、更に国王の周りには近衛騎士全30名と近衛魔法師全15名が置かれた。
因みにバレンバーは近衛魔法師団の団長でもあり上位魔法まで使いこなす『人間社会の中』では強者である。
「どんな悪魔が出てくると思う?」
「最高で上位悪魔騎士。最低で上位悪魔かな」
「今回は複数体召喚するんだろ?案外下位悪魔10体とかだったら?」
「さすがにそれはないと思うぞ?なんせあのバレンバー様だからな、Bランクの悪魔ではないだろう」
そう、この世界にはランクというものが存在する。
強い順に特SS・SS・S・A+・A・B+・B・C・D・Fである。
Fは基本的に粘着生物などの雑魚であり子供でも殺せる魔物だ。
Dは小鬼等の大人なら三体相手しても倒せる程度の魔物が基準である
Cは豚頭や骸骨、動死者などのアンデットや大人四人で単体に勝てる魔物、それがCランクである。
そしてB。
先程の会話のように下位悪魔や大鬼の様な訓練された騎士・5名で勝てるかどうかの魔物がBに位置づけされる。
B+ランクは上位悪魔や小鬼王、更には炎大狼などのそれなりに強い魔法使い三名と強めの騎士五名でギリギリ倒せるのがBランクである。
Aランクは豚頭王や下位悪魔騎士、動死者王などが当てはまり中位魔法が使える魔法使い5名、六段剣術が使える騎士8名で如何にか倒せる魔物がAランクである。
A+ランクは上位悪魔騎士、魔法死霊王など一つの街なら容易に破壊する魔物達。
それがA+ランクである。
S。これが現在正式に確認されている最高位の魔物である。
首都などを壊滅する事が可能な魔物。
それがSランクである。
これには下位悪魔戦士が当てはまる。
これ以上の魔物は確認されておらず未だに名前が不明な魔物達が多い。
古き文献には上位悪魔戦士と言うSSランクの悪魔が誕生し一つの国を落としたと言う文献があったが正確性はなくSSランクや特SSランクは廃止の動きに向かっている。
「準備は?」
「はい!後十分程で!」
「いいだろう近衛魔法師団!結界の準備を!」
『『っは!!』』
「よし!近衛騎士団は警戒を強めよ!」
国王の座を中心に結界が貼られていく。
そして、バンレバーは結界の外に出て召喚魔法の用意を始めた。
より強い悪魔を求めて召喚魔法を発動させる。
召喚が完了したら支配の魔法で従わせるように注意をしながら。
魔法陣が黒く邪悪で強烈な光を放ち膨大な魔力を放つ。
光が収まると、そこには、、、
三体の悪魔がいた。
「どうもみなさんこんにちは。私の名はデミルと申します」
演技である。
「ネアだ」
「ノアです」
素である。
名前を名乗ると周囲から「おぉ!」と歓声があがる。
「支配の魔法急げ!」
「中位魔法:『悪魔支配」
ヒゲが長い爺さんの魔法が発動するも簡単に抵抗する。
「んな!?」
「要件を早く行ってくださいませ。さもなくば、」
高位魔法:『結界破壊』を発動し一番偉そうなおっさんの周囲の結界を破壊。
「そこの人殺しますわよ?よろしくて?」
女言葉だるい!
「国王陛下!お逃げください!こいつは私たちが抑えます!」
「させませんわ。第一位階魔法:『不動の呪い』」
「ぐぬぅ!!」
「陛下!?くそ!悪魔め!」
「総攻撃だ!撃てぇ!斬り裂けぇ!」
「その前に、、第一位階魔法『不通の結界』」
「な!?」
「誰も入れず出さないように結界を貼らせていただきました」
「皆の者待て!」
先程のヒゲの長い爺さんが一喝する。
「しかし!」
「陛下のみを最優先だ馬鹿者!デミル殿、ネア殿、ノア殿、失礼いたしました」
「賢明な判断です。あなた方が襲っていれば結界内の人間全てが死ぬところでしたよ?」
「やはりそうでしたか。私たちが貴女様方を召喚した理由をお話ししますのでどうか、
陛下を縛っている魔法を解いてくださいませんか?」
「いいでしょう」
『不動の呪い』を解除しヒゲの爺さんに向き合う。
「私の名はバンレバーと申します。あちらにいるのが
ベスタキン・グルード・バレアルス陛下であらせられます」
「ご丁寧にどうも。さて、要件を」
「はい、我が国は帝国からの侵攻が予想されています。どうかその際にはお力をお貸ししてもらえないかと」
「分かりました。ですが条件があります」
「なんでしょう?」
「この現世の常識や地形、パワーバランスなどの情報と平穏な暮らしです」
「陛下に相談をしてみます。ではどこか休める場所へと、、」
そう言い俺たち、いや、私たちは客室へ案内された。
〈近衛騎士団長・バストロ・デカルス〉
今でも汗が止まらない。
一体なんなんだあの悪魔たちは、、
近衛魔法師団が何重にも貼った結界を一撃で破った挙句我々を全て殺せるほどの力量があるというのか?
後ろの二体の悪魔も異常な強さを誇っていた。
強者ゆえに悟ってしまう力量差。
いや、強者というのもおこがましいのかもしれない。
陛下に付き添い王城の応接間へと向かう。
「バストロよ」
「なんでありますか陛下?」
「決して我が子、タフィーニャにあの悪魔を近寄らせるな。絶対だ」
「分かりました。全力を尽くします」
「陛下」
「おぉ!バンレバー!ありがとう!お前には感謝している。あとで何か褒美を、、」
「それよりも陛下。あの悪魔たちの要求を飲むのですか?」
「無論だ。平穏な暮らしといえば、、そうだ!ベナトリ公爵の領地に平穏の丘とかいうのがあったな!」
「そこに家でも立てさせれば良いですね」
「あの悪魔たちに税金はかけなくて良い。それよりも他国の情報だが、、、」
「はい。それには此方の一般の中で最高級の地図を与えて私と地形に詳しいもの、そして魔物に
詳しいものを含めた教師陣を配備しあの悪魔たちが王宮にいる間に速やかに終わらせたいと思っております」
「任せたぞ」
「では失礼いたします」
バレンバー氏はそう言って下がっていった。
「陛下には副団長をつけます。私は殿下の警護に向かいます」
「頼んだぞ。あの子は少し傲慢なところがある。あの悪魔たちと合わせたら
どうなるかわかったもんじゃないからな」
「はい。お任せ下さい」
そう言って俺はタフィニーニャ王女殿下の警護に向かった。
魔物について
粘着生物・・・水色のドロドロした魔物。
打撃に弱くすぐ死ぬ。
理由はHPが1。
小鬼・・・大人でも子供サイズの魔物。
ツノが生えていて体は緑色。
馬鹿。
小鬼王・・・ゴブリンが進化に進化を重ねた結果の魔物。
ツノは大きく二本になり体の色は相変わらず緑色。
人語を理解し頭はそれなり。
巨大な体で大きな棍棒を振り回している
骸骨・・・死んだ人の骨が魔物化したもの。
結構脆いが硬い場合は厄介。
頭蓋骨を潰さないと直ぐに骨が修復する。
今回はこんな感じです!