プロローグ
初めまして!! 初めましてでない人はこんにちは!!
作者のみっくす珈琲です(^^)
ぜひ今作品を楽しんで頂けたらと思います。
感想、コメント、誤字脱字の報告、愚痴等、何でもお待ちしていますのでどしどしお送り下さい(*^^*)
もしもの話をしよう。
もしも、人気のない住宅街を一人で歩いている途中に目の前が真っ暗になり、次に光が差し込んで来た時には全く見知らぬ洞窟内に居たら、どんな反応をするだろうか。
驚く? それは当然だろう。これで驚かない人間は恐らく前世がライオンかゴリラか恐竜かのどれかだ。
叫び声を上げる? それも当然だろう。驚きのあまり叫べないのは致し方がないとして、大抵の人は奇声やら何やら取り敢えず驚きの声を上げてしまう筈だ。
怖がる? それもおかしくない反応だろう。そもそも、そんなSFチックな事が起きたとすれば、それはもう恐怖の対象以外の何者でもないだろう。
まぁ、結局のところそんな未知の事態に巻き込まれでもすれば、人はパニックに陥って正常な言動が出来ない訳で。俺はそれを変だとは思わないし、寧ろ人間味のある言動だろうと思う。
じゃあもしもの話ではなく、現実の話をしよう。
「……そこに……誰か……いるのか……?」
気が付いたら辺りは見た事もないぐらいに輝いている水晶だらけの洞窟内で、目の前には時代錯誤も甚だしい程の白銀の甲冑を身に纏った女性……恐らくエルフの金髪女性が血塗れで倒れている。
こんな現実を目の当たりにした日には、一体何と叫べばいいのだろうか。
「……いや、マジでどうなってんのこれ……」
こうして俺こと門倉永介は、全く事情も分からないまま異世界へとやって来たのだった。さらば俺の平和……
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