友人は綺麗なお姉さんです。
今週は少々忙しいので、更新遅くなったらすいません。
相澤さんの宣戦布告から少し経ったけれど、特に何事もなく平和な日常が過ごせている。
元々クラスも違うのでそこまで翔と英司も絡んで来ないから、もしかしたら私は排除するほどの価値がないと思われたのかもしれない。
「紫帆、テストの結果貼り出されたみたい」
同じクラスの友人が廊下側の窓から顔を出す。私の席は廊下側の真ん中に位置している。
夏休み前の期末テストの結果が出たらしい。今は昼休み。恐らく皆ご飯を食べてから殺到するだろうから、先に確認してしまおうか。
「もみくちゃになるの嫌だから私は先に見に行くけど、絢子はどうする?」
「一緒に行くよ。そのまま自販機で飲み物買っていい?」
「あ、私もそうしよう。」
財布とスマホを手に持ち教室を出て友人、絢子の隣に立つ。
絢子は攻略対象の1人、社航太ルートで出てくるライバルキャラである。サッカー部マネージャーの綺麗なお姉さん的な、まぁハイスペックキャラですよ。先生のことを良く思っていないけど分かりやすく敵意を向けることは無く、でも後半は確実に絡んでくる。
絢子と仲良くなることで色々面倒なことになる気がして最初は距離をとっていたけど、今では普通に仲良しさんだ。
「紫帆は夏休みはバイトする感じ?」
「うん、早めに課題終わらせてがっつりバイト入れようかなって。絢子は夏休み早々に合宿だっけ?」
「そう。1週間とか正直面倒なんだけどもう3回目だしね。今年は後輩が入ってきてくれたから少しラクになるかな。」
「去年1人だったらしいしね。」
おや?ゲームでは1週間もなかった気がするけど。ただそこまで驚いてないのは既にゲームの進行が狂っているからだ。
本来6月にある体育祭が梅雨の影響で期末テストの後に延期になっているのだ。最初はだいぶ動揺したけど、まぁ確かにこんな時期に体育祭なんて難しいよなぁなんて。
7月だと日焼けしたくないから正直中止でもいいんだけど。今の私、お金のないか弱い女子高生だから。日焼け対策にしみ対策、色々お金かかるからね。若いうちからちゃんとケアしないと、大人になってから苦労するのよ。
「やっぱりA組の上位率高いね。」
「その中で30位以内に入ってる絢子は流石だね。」
「ありがとう。でも紫帆も50位以内だもの、変わりないでしょ。」
「そう言ってもらえると嬉しいかな。思うんだけど、コレ、一番下まで出す必要あるのかな?下の方の子達恥ずかしくない?」
「まぁ学校側が決めてることだし、嫌ならお勉強頑張りましょうねって感じなんじゃない?」
私は高校生活2回目だから上位にいれるだけで、そこまで勉強得意じゃないからなぁ。下位の方に少し同情してしまう。
「紫帆」
「ん?あ、翔と英司じゃん。あと、社君。」
「航太達も先に見に来たの?」
「購買で飯買ってついでに寄った感じ!」
声を掛けられ首を動かせばキラキラしてる3人組。コレ全員揃ってるの直視したら目がやられるんじゃない?
絢子が凄く嬉しそうだ。
というかこの流れ、何か予定外にイベント発生しそうで恐ろしい。
私は遠くからこっそり見ていたいんだけど。
中途半端な所ですが、長くなりそうなので1回区切ります。




