3.調節しよう
前回の後書き、主人公のステータスが紙と言いましたが基準がわからないと思うので先に書いておきます。
名前:村人A
種族:人族
ジョブ:村人
HP:100/100
MP:100/100
STR:50
INT:50
VIT:50
AGI:50
DEX:50
スキル
農業Lv1
畜産Lv1
とりあえず、見せてみろよって言われて絶対隠さないといかんのは隠した。まあ、鑑定Lv3とか看破とかあったら困るけどね。
まあ、それはそれだ。まずやつを探してっと。
ああ、いたいた。
「一輝~、ステータス見せろや~」
「じゃあ、お前のも見せろよ~」
「ふっ、恐れおおのくがよい」
「どんなんだよ……。」
さて、一輝のはっと。
名前:小鳥遊 一輝
種族:異世界人・男
職業:聖騎士 Lv1
HP:500/500
MP:400/400
STR:250
INT:150
VIT:250
AGI:100
DEX:100
スキル
剣術Lv1
聖剣術Lv1
盾術Lv1
体術Lv1
固有スキル
『無敵の騎士団 《インヴィンシブル・ナイツ》』
称号
なし
加護
騎士道神の加護Lv1
スキル少ないけど、固有スキル、名前的に俺の天敵みたいなスキルじゃないか?
「なあ、崩楽。お前体力多くね?」
「見間違いじゃないか?」
「いやいや、どう見たって……。あれ?」
一瞬で変えさせてもらいました。
MP→500
MP以外→÷10
変えるの忘れてたぜw
「お前の固有スキルってどんな能力だ?俺のはそのまんまで罠作成の成功率とかが上がるっていうやつだけど?」
「俺のは、全体へのバフとステータス管理だな。あと、一定時間俺がダメージを肩代わりしてさらに俺がダメージを受けない無敵状態になるって感じかな。」
……完全に俺のスキルを台無しにしそうなスキルだな
「あ、さっき、なにも考えず承諾したやつ、名前なんだったっけ?」
「ん?ああ、あいつか。天野 正義だ。てか、クラスメイトぐらい名前覚えとけよ。」
「俺はそもそも仲のいいやつ、というか興味のないやつの名前は覚えねぇんだ。特にバカそうなやつは名前も覚えてないし覚える気もねぇな。そう、その~なんだっけ?ジャスティスだっけ?みたいに。」
「お前わざとだろ……。まあいい。にしてもお前は罠師か……。性格にぴったr…
「殴る。」
とりあえずさっきのお礼も含めパンチしといた。
「いてぇっ!」
「さっきのお礼も含めてあるぜ?」
「やかましいわっ!」
いやー、スッキリした。やっぱりやられたらやり返すべきだよねw
とりあえず、ジャスティスには天罰を降すか。どうでもいいことに巻き込んでくれたお礼に。
あれ?ジャスティスの顔、覚えてねぇや。
しばらくして、王さま(笑)が言った。
「確認は終わったかの?出来れば確認させてくれ。あと、魔法適性の確認もさせてもらうのじゃ。」
「王様、魔法適性の確認ってスキル欄にある魔法だけじゃないんですか?」
「うむ、適性によっては後天的に習得できる魔法もあるのじゃ。だが、凄まじい量の修練が必要じゃがの。」
へ~、そーなんだー。とりあえず、恐らくあいつがジャスティスだな?たしかこの間、女子に囲まれてキャーキャー言われてたイケメン(笑)だな。
……よし、制裁も二倍だな。
とりあえず、こいつの能力も確認しておかなくては。
確認のお時間がやってまいりました。
その事によってわかったジャスティスのステータスはこちらっ!
名前:天野 正義
職業:勇者 Lv1
HP:1000/1000
MP:1000/1000
STR:200
INT:200
VIT:200
AGI:200
DEX:200
スキル
聖剣召喚Lv1
聖剣術Lv1
聖魔法Lv1
剣術Lv1
体術Lv1
鑑定Lv1
アイテムボックスLv1
固有スキル
『闇を切り裂く一閃 《エクスカリバー》』
称号
勇者
加護
女神の加護Lv1
武神の加護Lv1
魔法神の加護Lv1
は?神の加護って1つだけじゃねぇのかよ。
ステータスは防御以外は負けてないな。つまり当たったら死ぬと。絶対正面から戦ったらダメなやつだわ。
……最初から正面からやる気はねぇけど。堂々と卑怯な手を使って倒しますけど。
こら、そこ。腹黒とか言わない。こんなの全然腹黒じゃねぇよ。腹黒っていうのはだなぁ、あれをあーしてあーするやつのことだよ。え?あれってなんだって?あれはあれだよ、あれ。
そんなことはどうでもいい。とりあえず、様子を見てやつには制裁を加えてやる。
「では、次の者。」
順調に進んでいき、俺の偽装もばれることなくステータス確認は終わった。魔法適正。あるといいなぁ。
エクスカリバ~w