表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/11

2.召喚されました

俺、王城(?)なう。

とりあえず、ここは……。

「俺っ!さんじょっ……

「言わせねーよっ!」

「貴様、一輝っ!生きてやがったかっ!」

「どこに俺の死ぬ要素あったんだっ!?」

とある仮面ライダーの真似しようとしたら邪魔された。飛び蹴りをしながら突っ込むのはなしだと思う。まったく、まだ気絶(?)してるやつの頭に当たったらどうする。……面白そうではあるけど。

あ、ライダーキックするか。今から。

「なにやろうとしてるかわからんけどとりあえず止めとくぞ!」

ちっ!感のいい野郎め……。」

「やっぱりなんかしようとしてやがったっ!」







ボケとツッコミの応酬を10分ほど続けた後、ようやく全員、目が覚めたようだ。

「あれ……?ここは?」

「ここはどこ?ねぇっ!ここはどこっ!」

「どーこだっ!」

泣き叫ぶ女子、騒ぐ男子、密かに喜ぶ一部のやつら。なぜか負のエネルギーが貯まっていきます。ありがとうございますっ!あ、最後の俺ね。

そんな感じで発狂して踊り出すやつが出るらい大分カオスな状況になって、ようやく、王城の人らしきやつらが入ってきた。

「静まれっ!」

おおっと。一喝入ったね。一瞬にして静かになる。

「これから王がお会いになる!黙ってついてこい!」

おお、テンプレコメント来ましたw

しかし思う。お会いになるならこっち来いや。お前が会いたいんだろ?

「ダリィんでp…






無視された。それはもう盛大に。もうあれだわ。あれあれ。そうあれだよ、いとかなし。正しくは、言おうとしたとたんに一輝にハラパン食らいました。

……後で覚えとけよ?

とりあえず、王の間に到着。ここで王を暗殺したら面白いんじゃないかな?と思ったけど騎士団長的なものがいそうなんでやめよう。俺のスキルも確認してねぇし。

お、王がなんかしゃべりそうだっ!

「よく召喚に応じてくれた、異世界のものたちよ。」

応じてませんけどね。ただ、誘拐されただけですけどね。

「今、ワシの国は、いや、人間の国は、魔王に侵略され、大変な目に遭っている。」

一人称ワシね。

「そこで、女神様に頼み、お主たちを召喚してもらったのじゃ。」

女神?俺、邪神に召喚されたけど?

「頼むっ!この国を、この世界を救ってくれ。」

大変そうだな……。だが、断るっ!

「ええ、引き受けますともっ!」

誰だ今なにも考えずに返事をした考え無しのスカポンタンはっ!

「でも、私たちには力がありません。だからお力には……。」

「大丈夫じゃ。お主たち召喚者たちには、神様から能力を授けられているはずじゃ。」

そうですね。

「どうやって確認したら……。」

「ステータスと念じれば自分だけ、ステータスオープンと念じれば他にも見せれるように出てくるぞ。」

さて、確認といこうか。


確認は当然するよね?ワクワクするし。

ということでステータス。ん?オープンなんかしないよ。加護が見えるなら大変なことになるし。


名前:月見里 崩楽

種族:異世界人・男

職業:罠師トラップ・マスターLv.1

HP:999/1000

MP:1000/1000

STR(力):250

INT(魔力):200

VIT(防御力):50

AGI(俊敏):500

DEX(器用):10000


スキル

罠魔法トラップ・マジックLv1

罠術トラップ・メーカーLv1

隠密Lv1

隠蔽Lv2

偽装Lv2

剣術Lv1

体術Lv1

詐称術Lv1

付与術Lv1

幻術Lv1


固有スキル

『他人の不幸は蜜の味』


称号

邪神に認められし者


加護

邪神の加護Lv1(79/10,000)






……うん。救世主とはまず思えない加護とスキルだね☆

そして、ステータス。おかしいやん。防御紙やん。そして、器用さおかしいやん。何でやねん。なんでLv1で10000いってんの?

とりあえず隠蔽と偽装っと、


AGI:500→250

DEX:10000→300

スキル→罠魔法、隠蔽、詐称術、幻術、偽装

固有スキル→『罠師の極意』

称号・加護→なし


そして、一輝。お前の攻撃1入ってんじゃん。お前後で殴るからな?

てか、負のエネルギーがたまってると思ったらやっぱりたまってた。俺の体感すげぇw


さて、この隠した固有スキルを見てみようか。


『他人の不幸は蜜の味』

デバフの自動回復を封印、デバフのかかっている個数×デバフにかかっている人数×負の感情の割合×100だけステータスを倍化する(個数、人数はそれぞれ+1してカウントする。割合が0.01以下の時、割合×100は1と見なす。)、状態異常無効、自分以外の状態異常無効無効。状態異常付与時自分のステータス2倍。


うん。普通にチートだねw

しかし、いい能力だ。他を陥れて自分の強化とは……。しかもこれ、パッシブ系じゃないか。どっちかと言うとアサシンか魔術師に近づくだろうねw


さて、邪神の加護。見てみますか。



邪神の加護

享楽の邪神・ソロモンから贈られた加護。

Lv1で全ステータス10倍。

スキルレベル上達率UP(小)



邪神さん。マジリスペクトっす。いやまじで。

Lv1で全ステータス10倍ってことはあれだよな?Lv2ですごいことになるんだろ?というか、これなかったら俺、防御力5じゃん。紙じゃん。そして、器用さだけそれでも器用さ1000じゃん。罠だけつくって遊んでろと?ふざけんな!俺は罠に引っ掛かったやつに堂々と目の前で嘲笑してあげたいんだ!防御が完全な紙だったら意味ないだろーっ!



主人公の防御力は本来紙です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろう 勝手にランキング よければ登録お願いします。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ