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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第四章 進む浸食

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第90話 決闘

「だが、そんな卑怯な手もこれっきりだ、お前らで私を倒して見せろ、ただし、一対一で、1人が死んだら次の奴がな」

「……わかった、ここは俺が」


俺が前へ出ようとしたその時……ジャスミンさんが制止した。


「お待ちください、ルカ様の仇が目の前にいるというのに、私がじっとしていると思いますか?」

「…‥だからですよ、ジャスミンさん、戦ってる時に冷静でいられます?」

「それは……」

「ここは俺が……今の俺にはこれもありますし」

「為朝様……それを制御できる状態にありますか?」

「だけど……これを使わなければ勝てる物にも……」


俺とジャスミンさんが言い合っている中、奴は痺れを切らし始めた。


「早くしろ、来ないのなら……私がお前らの中で一人決めてやる……」

「……いや、決まってるさ、俺が行く」

「……ほう、随分ひ弱な奴が最初なんだな、まぁいい」


奴は何かを掃うように腕を一振りし、リングのような結界を張った。

俺と2人の間に透明の壁ができ、介入ができない状態となってしまった。


「さぁ、始めようか……獣化」


奴は狼のような姿になり、爪を立てた。

俺も……


「よし、頼むぞ、グローディ、必ずお前を制御してやるからな」

『おまかせください、私も可能な限り、貴方に合わせます』

「よし」


息を飲み、俺はヘッドギアをセットした。


『グローディネットワーク、接続』

「うおおおおおお!?」


例によって様々な情報が雪崩のように脳の中に流れていく。

だが、同じ目に二回も遭っているともなると、体も多少は慣れてきている……ように感じた。


「さ、さぁ……俺は……準備……完了だ」


なんとか体制を維持し、スプレーを構えた。


「常盤様! あ、貴方……」

「大丈夫だ!! 俺は……戦える」


ジャスミンさんが心配するのも無理はない、事実、目の前にいる敵の居場所が曖昧だ……だが、ここに立っている以上、俺は……戦わなくちゃいけないんだ!


「フン……まともに立てもしない奴に手こず暇もなさそうだ……行くぞおおおお!!」


遅れましたが、あけましておめでとうございます

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