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AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第四章 進む浸食

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第81話 サーバー

「なぁグローディ、こういう事聞いても意味不明だと思うけど、社長さんの言う『超絶素晴らしい者』ってなんのこと?」


さっきみたいにグローディが何とかしてくれないだろうか?

そんな事を思って質問してみた、社長さんご自慢のAIなら何か知っているはずだろう、多分。


『ルカ様は恐らく、ご自身が超絶素晴らしい者と言うでしょう、もしくは……』

「もしくは……?」

『ルカ様の両親を指すでしょう』

「いや、それに該当する者は既に調べたんだがな……」


別に写真立てに違和感は無かったしな、何を指すんだ?


「なぁ、もしかすると、グローディの事を指すんじゃないか?」

『私ですか? 可能性は無くはないとは思いますが……』

「そうだなぁ……この部屋……社長さんの書斎で、グローディに関連するものって何がある?」


そうだ、たびたび愛しい我が子とか言ってたし、グローディの事をそのように表現するのは違和感がない。


『そうですね……この部屋には、私のサーバーが存在するということぐらいしか……』

「それだよ! どこにあんの?」

『私のサーバーの所在は、書斎のクローゼットの中です』


おいおいおい、よりにもよって懲戒免職される場所の中かよ。

でもまぁ緊急事態だ、しょうがない、開けるだけなら何ともならんだろう、多分!


「で、では失礼して……」


俺は慎重にクローゼットを開けた……

観音開きの扉を開けたその先には社長さんの服が……


「……え?」


なかった。

中に入っていたのは、巨大なサーバーだった。


「おお、こんなところに」


……と、いう事は、この中のどこかという事になるのか?


「一体どこにあるって言うんだ……あっ!」


奥の方……少々見ずらいが、「試作品 持ち出し禁止」と書かれているビールケースがあった。

中を見て見ると……鍵が複数入っていた。


「なんだこんなところに入れとくんだよ……」


まぁとりあえず見つけたから良しとしよう。

ビールケースの中には、その他にも鍵が入っていた。


「たしか格納庫にあるとか言ってたな……」


まぁ、それはジャスミンさんとミオちゃんに報告してからにしよう。

とりあえず、2人にこれを見せないとな。

俺は部屋を後にした。


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