表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIの力でダンジョン攻略 ~コンシェルジュAIの言う通り~  作者: 立風館幻夢
第四章 進む浸食

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/93

第75話 追手

「なんだありゃ……」


家の前、そこには、これからライブでもあるかのように人だかりができていた。

ライブであるならば普通は楽しそうにするもんだろう、しかし、家の前にいる人々はいかにも楽しそうではない。


「な、なんか皆こっち見てません? ……ていうかこっちに来てる!」


やばい! このままじゃ……


「ば、バックします!」

「は、早く!!」


ジャスミンさんはド派手にドリフトをかまし、引き返した。

バックミラー越しに後ろを見ると、人々はこれでもかと追いかけてきている。


「い、一体何なんだ?」

「ただ事ではなさそうですね……ガレージの方からだったら人はいないかもしれないです、ですけど状況が状況ですので遠回りしますね」


なんだろうか? 社長さんって意外に恨みを抱えているとか?

なんだろうか、リアルの人間の恐ろしさを感じたよ、やっぱりリアルな方が幽霊やバケモノなんかより断然怖い。

遠回りをした影響か、追手は美味く撒けたようで、気を取り直して俺たちはガレージへと向かう。

ジャスミンさんの思惑通り、ガレージに人はいなかった。


「そ、そういえば、ミオちゃんは……」

「中にいます……もしかしたら、怯えているのかも」

「……」


だとしたら、心配だな、早く行って安心させないと。



「ミオちゃん!!」

「鞍馬様!」


家に戻るや否や、俺たちは呼び掛けた。

一度彼女の部屋にも向かったが、いなかった。

一体どこに……まさかまた出て行ったんじゃ? ……と、そんなことを考えだしてしまったその時。


「……た、為朝さん……ジャスミンさん……」


ミオちゃんは……物陰から姿を現わした。

最初に出会った時と同じように怯えていて、今にも泣き出しそうだった。


「ミオちゃん! 心配掛けてごめんね!」

「怖かったですか? 鞍馬様」

「は、はい……すごく……怖かった……うぅ……」

「泣かないでください、ほら」


ジャスミンさんは泣き出したミオちゃんを抱きしめ、何とかして落ち着かせようとしている。

大人の包容力というやつなのだろうか? ミオちゃんはしばらくすると、落ち着きを取り戻した。


「ねぇミオちゃん、なんであんなに人が?」

「そ、それが……調べてみたら……こんなのが」


ミオちゃんは、スマホの画面を見せてきた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ